アルファード30系の旧型と新型は何が違う?

アルファード30系の旧型と新型は何が違う?

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

アルファード30系(3代目)は2015年に登場。2017年に行われたマイナーチェンジの前後で前期後期が分かれ、見た目や搭載装備が異なります。

具体的にはどんな違いがあるのでしょうか。

本記事ではアルファード30系の前期モデル・後期モデルの違いをご紹介します!

(左)アルファードハイブリッド SRCパッケージ 2015年式 (右)アルファードハイブリッド SRCパッケージ 2020年式

エクステリアデザインの変更

アルファード30系の前期モデルと後期モデルでは、エクステリアデザインに以下の変更が加えられました。

  • フロントデザイン(グリル・バンパー形状)
  • ヘッドランプ
  • リアデザイン(リヤガーニッシュ・リヤコンビネーションランプ形状)

アルファードと言えば、前期モデルでも高級感と迫力のある見た目が印象的でしたが、2017年のモデルチェンジではグリルをさらに大型化し、ヘッドランプ周りにもメッキのデザインを取り入れることで、これまで以上にダイナミックさを感じられる見た目に進化しました。

また、前期モデルでは全グレードにプロジェクター式ヘッドランプを採用していましたが、後期モデルでは、2眼または3眼LEDヘッドランプを標準搭載しており、迫力のあるエクステリアデザインに、LEDランプを採用することで、先進的な雰囲気をプラスしています。

デザインが変更されたのはフロントだけではありません。

サイドデザインには大きな違いがないものの、リア周りではバックドアガーニッシュのデザインと、リヤコンビネーションランプデザインを変更。

左右に広がったシルバーのガーニッシュと、薄型になったリヤランプが、高級ミニバンらしい威厳を表現しています。

インテリアデザインの変更

内装デザインでは、木目調パネルの色調の変更やシート表皮の追加、メーターデザインの変更が行われました。

さらに、最上級グレードのExecutive Loungeには、エアログレードの「S」を追加。上質な乗り心地が味わえるプレミアムナッパレザーをホワイトとブラックの2色から選択できるようになりました。

アルファードハイブリッド 2.5エグゼクティブラウンジ 2015年式 

ボディーカラーの変更

アルファード30系では、マイナーチェンジに合わせてボディーカラーに以下の変更が行われています。

【廃止】

  • グレーメタリック
  • シルバーメタリック
  • グレイッシュブルーマイカメタリック

【追加】

  • スティールブロンドメタリック
  • グラファイトメタリック
  • ダークレッドマイカメタリック

※グレードにより選べるボディーカラーが異なります。

車は、ボディーカラーで見た目の印象が大きく変わります。

お好みのカラーがある方は、中古車も含めて購入を検討してみてはいかがでしょうか。

エンジンの変更

アルファード30系の前期と後期では、3.5Lモデルのエンジンを「2GR-FE」から「2GF-FKS」に変更しています。

新たに搭載されたエンジンには、レクサスGS350と同じものを採用。

走行性能の向上により、高級車らしい滑らかな走り出しと高速域での力強い走りを感じることができるようになりました。

エンジンの変更による、最大出力・最大トルクの違いは以下のとおりです。

モデルエンジン型式最大出力最大トルク
アルファード30系(前期)2GR-FE280PS35.1kgf・m
アルファード30系(後期)2GF-FKS301PS36.8kgf・m

もちろん、前期モデルの走行性能が悪いわけではありませんが、エンジンが変更されたことで乗り心地にも違いが生まれています。

3.5Lアルファードを検討している方は、ぜひ搭載エンジンにも注目してみてください。

トランスミッションの多段化

エンジンに加え、トランスミッションも6段ATから8段ATに変更されています。

前期モデルの6速ATでも、高級車らしい上質な走りを味わうことができましたが、トランスミッションを多段化したことで、走り出しがより滑らかになりました。

段差感がなくなり、操作に対するレスポンスの良さも向上しています。

安全装備の充実

アルファード30系では、マイナーチェンジを機に、先進安全技術のToyota Safety Sensを全グレードに標準搭載しています。

アルファード30系(後期)に搭載されるToyota Safety Sensの内容は以下のとおりです。

装備名内容
プリクラッシュセーフティーレーダーとカメラを使用し、歩行者や自転車との衝突回避をサポートします。
レーントレーシングアシスト車が車線からはみ出さないようにハンドリング操作をサポートします。
レーダークルーズコントロール車間距離を確保しながら、先行車に追従。長距離運転をサポートします。
ロードサインアシスト道路標識をディスプレイに表示させることで、見落としによる事故を防ぎます。
アダプティブハイビームシステム (Xを除くグレードに搭載)ハイビームの光が先行車や対向車に直接当たらないよう、自動制御します。
オートマチックハイビーム (Xに搭載)ハイビームとロービームの切り替えを自動で行います。

前期モデルでは、グレードにより予防安全技術の搭載装備が異なりましたが、後期モデルでは、全てのグレードに標準搭載。これまで以上に安心・安全なドライブを楽しめるようになりました。

ボディ剛性の強化

アルファードハイブリッド SR Cパッケージ 2020年式 

アルファードの後期モデルでは、構造用接着剤や高剛性ガラス用接着剤をバランスよく使用することでボディ剛性を高めています。

これにより、高速走行時の風切り音や走行中の揺れを軽減。アルファード30系は、前期モデルでも高級感のある乗り心地が特徴とされていましたが、よりグレードアップした上質さを体感できるように進化しています。

まとめ

高級ミニバンの代表格ともいえる、トヨタ・アルファード。

本記事では、2015年に販売が開始された30系前期と、マイナーチェンジ後の30系後期の違いをご紹介しました。

マイナーチェンジ前と後では、見た目はもちろん、エンジンや安全性能などさまざまな装備がグレードアップされていますので、アルファードの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

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