こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
トヨタを代表する高級ミニバンであるヴェルファイア。
初代モデルとなる20系は2008年に登場し、デビューから10年以上が経過した現在でも中古車市場で高い評価を受けています。
長年幅広い層に愛され続けるヴェルファイアですが、実際に購入するとなると気になるのが維持費。
特にヴェルファイアは車両サイズが大きいため、「ガソリン代はどれくらいだろう」「税金は高いのか」など気になる方が多いのではないでしょうか。
本記事では、アルファード20系を購入した場合にかかる維持費をご紹介します!
ヴェルファイア20系(初代)の維持費内訳
ヴェルファイア20系の維持には、大きく分けて次の5つがかかります。
【ヴェルファイア20系維持費内訳】
・ガソリン代
・自動車税
・車検費用
・メンテナンス費用
・任意保険
ガソリン代や任意保険は車の使用スタイルによって価格が異なります。
「アルファード20系の維持費を知りたい」という方は、ご自身の使い方に合わせて維持費を計算してみてください。
ガソリン代
ヴェルファイア20系(初代)には3.5Lエンジンを搭載した「3.5Z」「3.5V」「3.5X」、2.4Lエンジンを搭載した「2.4Z」「2.4V」「2.4X」の6種類のグレードを展開しています。
さらにそれぞれのグレードには2WDモデルと4WDモデルが用意されており、グレードにより燃費が異なります。
実際に購入した場合、年間のガソリン代はいくら程度かかるのでしょうか。
まずはグレードごとの燃費をご紹介します。
【ヴェルファイア20系(初代)のグレード別燃費(10・15モード走行)】
グレード | 2WDモデル燃費 | 4WDモデル燃費 |
3.5Z | 9.5km/L | 9.1~9.4km/L |
3.5V | 9.2~9.5km/L | 9.1~9.4km/L |
3.5X | 9.5km/L | 9.4km/L |
2.4Z | 11.6km/L | 11.4km/L |
2.4V | 11.6km/L | 11.4km/L |
2.4X | 11.6km/L | 11.4km/L |
どのグレードもレギュラーガソリンを使用することができますが、エンジン本来の性能を発揮させるためには、3.5 Lモデルはハイオク・2.4Lモデルはレギュラーを使用することが推奨されています。
2022年7月時点のガソリン価格は、レギュラーが160円/L台、ハイオクは180円/L台となりますので、「維持費が気になる」という方は使用ガソリンにも注目してみてください。
自動車税
毎年4月1日時点の使用者に課せられる自動車税。
自動車税は排気量により価格が定められており、2.4Lモデルと3.5Lモデルで価格が異なります。
さらに初度登録から13年以上経過した車両は重課の対象に。年間で15%程度税額が変わるため、購入の際には初度登録からの経過期間にも注意が必要です。
ヴェルファイア20系(初代)の自動車税は以下のとおりとなります。
【ヴェルファイア20系(初代)自動車税額】
搭載エンジン | 自動車税額 (初度登録から13年以上経過) | 自動車税額 (初度登録から13年未満) |
2.4L | 51,700円 | 45,000円 |
3.5L | 66,700円 | 58,000円 |
2.4Lモデルと3.5Lモデルの差は年間15,000円程度。
自動車税は毎年支払いが必要な税金となりますので、「維持費を抑えたい」という方はモデルごとの自動車税額にも注目してみてください。
車検費用
2年に1回、受ける必要がある車検。
ヴェルファイア20系(初代)の車検料金の内訳と料金目安は以下のとおりとなります。
項目 | 費用目安 |
重量税 | 32,800円(※1) |
自賠責保険 | 20,010円 |
印紙代 | 1,400円 |
車検基本料 | 10,000円~30,000円程度(※2) |
代行手数料 | 10,000円~50,000円程度(※2) |
ヴェルファイア20系の車検費用は、法定費用と車検基本料・代行手数料等、最低限の費用だけでも70,000~150,000円程度が必要です。
さらに、10年・10万キロを超えた車両の場合には、タイヤやバッテリーの他にタイミングベルトやブレーキキャリパーなど高額なパーツの交換が必要なケースも少なくありません。
大きな出費になることが考えられるため、車検期間に余裕を持って車検見積もりを取ることをおすすめします。
また専門的な整備が受けられるディーラーでは、車検基本料や手数料が高い傾向があります。
「維持費を安く抑えたい」という方は、ガソリンスタンドや車検専門店など複数の車検見積もりを比較してみてください。
メンテナンス費用
安全なドライブを楽しむため欠かせない、日頃のメンテナンス。
エンジンオイルやオイルフィルター・バッテリー・タイヤなどは消耗部品となりますので、定期的に点検をし、車検以外でも適切な時期に交換を行うようにしましょう。
任意保険
万が一、事故を起こしてしまった場合に備える任意保険。
名前のとおり加入はユーザーの任意ではありますが、強制保険である自賠責保険では補償範囲や支払い上限が限られているため、安心・安全なカーライフを楽しむためには欠かせない費用と言えるでしょう。
任意保険の保険料は、年齢や事故歴・加入プランで大きく異なります。
免許を取得したばかりの場合は年間20万円程度がかかることもありますが、プランの見直しやネット保険の利用などで料金を抑えられる可能性があります!
保険料が気になる方は複数の保険会社で見積もりを取るようにしましょう。
まとめ
トヨタを代表する高級ミニバンとして、デビューから10年以上が経過した今も人気を集めるヴェルファイア20系(初代)。
今回は、中古のヴェルファイア20系の購入を検討している方に向けて購入後にかかる維持費をご紹介しました。
無理のない支払いプランを立てるためには維持費の計算が欠かせません。
車の維持費は使い方によって金額が異なりますので、今回ご紹介した金額を参考に購入した場合の維持費を計算してみてください!