こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
1990年の初代モデル登場以来、2020年の販売終了まで多くの人に愛されたトヨタ・エスティマ。
最終モデルとなった3代目は、現在でも中古車市場で高い人気を集めています。
エスティマの購入を検討している方の中には「まだ車種が決まっていない」「他のミニバンも気になる」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、エスティマ3代目のライバル車として挙げられる3車種をピックアップし、スペックの比較を行います!
エスティマ3代目のスペック
ライバル車との比較を行う前に、エスティマ3代目のスペックを確認しておきましょう。
【エスティマ3代目 スペック】
エスティマ3代目(前期モデル) | エスティマ3代目(中期モデル) | エスティマ3代目(後期Ⅰモデル) | エスティマ3代目(後期Ⅱモデル) | |
燃費 | 9.4~11.4km/L (10・15モード走行) | 9.4~12.4km/L (10・15モード走行) | 9.1~11.4km/L (JC08モード) | 11.2~11.6km/L (JC08モード) |
全長 | 4,795mm | 4,795mm | 4,795~4,815mm | 4,820mm |
全幅 | 1,8000mm | 1,800~1,820mm | 1,800~1,820mm | 1,810mm |
全高 | 1,730~1,760mm | 1,730~1,760mm | 1,730~1,760mm | 1,730~1,760mm |
排気量 | 3.6L/2.4L | 3.6L/2.4L | 3.6L/2.4L | 2.4L |
中古車平均価格 | 20~50万円台 | 30~90万円台 | 110~150万円台 | 150~300万円台 |
エスティマは3代目のモデルチェンジ以降、3度のマイナーチェンジを行っており、発売時期により装備内容や価格に大きな違いがあります。
3代目発売当初のモデルは中古車価格が安くなっており、総額100万円以下で購入できる車両も少なくありません。
一方、2016年以降に販売された最終モデルは、300万円以上する車両も。
購入の際には、年式や装備内容をしっかりと確認したうえで車両を選ぶことをおすすめします。
エスティマ3代目のライバル車として挙げられる車両とはどの程度スペックや価格に違いがあるのでしょうか。
今回は、特に人気の高いエスティマ3代目後期Ⅱモデルと競合車種の比較を行います。
比較1.ノア(トヨタ)
トヨタが販売する王道ミニバンとして、ファミリー層をはじめ多くのユーザーからの人気を集めるトヨタ・ノア。
今回は、2022年に登場した新型モデルと、エスティマ3代目と同じく2016年に販売されていた80系モデルで比較を行います。
エスティマ3代目(後期Ⅱモデル) | ノア80系 | ノア現行モデル | |
燃費 | 11.2~11.6km/L(JC08モード) | 14.0~16.0km/L (JC08モード) | 14.3~15.1km/L |
全長 | 4,820mm | 4,695~4,710mm | 4,695mm |
全幅 | 1,810mm | 1,695~1,730mm | 1,730mm |
全高 | 1,730~1,760mm | 1,825~1,870mm | 1,895~1,925mm |
排気量 | 2.4L | 2.0L | 2.0L |
中古車平均価格 | 150~300万円台 | 170~220万円台 | 300~400万円台 |
※ガソリンモデルのみで比較
エスティマ3代目とノアを比較すると、過去モデル・現行モデルともにエスティマの方が一回り大きい作りとなっていることが分かります。
排気量に関してはエスティマの方が大きく設定されていますが、自動車税はどちらも同じく年間45,000円です。
車両価格の面では、同時期に発売されていたノア80系とはそこまで大きな差がなく、現行モデルのノアと比較するとどちらも半分程度で手に入れることができます。
比較2.オデッセイ(ホンダ)
スポーティミニバンとして人気を集めるホンダ・オデッセイ。
ミニバンでありながら重心が低く、車内スペースの広さと操縦安定性が特徴の車両です。
今回は、そんなオデッセイの中から最終モデルとなった5代目をピックアップし、スペックの比較を行います。
エスティマ3代目(後期Ⅱモデル) | オデッセイ(5代目) | |
燃費 | 11.2~11.6km/L (JC08モード) | 11.6~12.8km/L (WLTCモード) |
全長 | 4,820mm | 4,855mm |
全幅 | 1,810mm | 1,820mm |
全高 | 1,730~1,760mm | 1,695~1,725mm |
排気量 | 2.4L | 2.4L |
中古車平均価格 | 150~300万円台 | 180~250万円台 |
※ガソリンモデルのみで比較
2021年12月に生産を終了したオデッセイ。
最終モデルとなる5代目は2017年から販売されており、モデルチェンジ直後の中古車価格は、エスティマ3代目と大きな違いがありません。
ただし、生産終了間近の2019年以降に販売された車に関しては、270万円台を超える車両がほとんどで、年式によって価格差が大きい車両であると言えます。
またサイズに関しては、長さ・幅がエスティマより少し大きいものの、スポーティーミニバンらしく車高は低いデザインを採用しています。
流線形が特徴のエスティマ3代目と、スポーティーなオデッセイ。
どちらも他のミニバンにはない特徴的なデザインを採用していますので、王道の”箱型”以外でミニバンを検討している方にはピッタリの車両と言えるでしょう。
比較3.セレナ(日産)
日産を代表するミニバンとして幅広い層に愛されるセレナ。
初代モデルの登場は1991年で、4回のモデルチェンジを経て、現在は5代目となるモデルが販売されています。
エスティマ3代目が販売されていた2016年には、4代目が販売されており、4代目セレナは新型が登場した今でも高い人気を獲得しています。
そんなセレナとエスティマ3代目のスペック比較は以下のとおりです。
エスティマ3代目(後期Ⅱモデル) | セレナ(4代目) | セレナ(5代目) | |
燃費 | 11.2~11.6km/L (JC08モード) | 12.6~16.0km/L (JC08モード) | 13.2~26.0km/L (JC08モード)※ |
全長 | 4,820mm | 4,685~4,770mm | 4,685~4,770mm |
全幅 | 1,810mm | 1,695~1,735mm | 1,695~1,740mm |
全高 | 1,730~1,760mm | 1,865~1,875mm | 1,865~1,875mm |
排気量 | 2.4L | 2.0L | 2.0L/1.2L |
中古車平均価格 | 150~300万円台 | 170~240万円台 | 230~350万円台 |
※WLTCモードでは11.8~18.0km/L
2つのハイブリッドシステムを採用した日産・セレナ。
エスティマ3代目と同時期に販売されていた4代目モデルと比較してもセレナの方が高い燃費性能を実現していますが、現行モデルではより燃費差が大きくなっていることが分かります。
サイズはエスティマ3代目より一回り小さくなるものの、価格や購入後の維持費を重視したいという方にとって魅力的なスペックといえるでしょう。
まとめ
本記事では、エスティマ3代目のライバル車として挙げられる「トヨタ・ノア」「ホンダ・オデッセイ」「日産・セレナ」をピックアップし、燃費やサイズ、中古車価格を比較しました。
見た目や性能、搭載装備などそれぞれ特徴が異なる3車種。
中古車の購入を検討する際には、さまざまな車両を比較し、ぜひ自分に合った一台を見つけてください。