こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
トヨタを代表するミニバンとして知られるエスティマ。
残念ながら2020年に販売は終了となりましたが、使い勝手の良さやスタイリッシュな見た目から今でも高い人気を獲得しています。
そんなエスティマでは、車中泊をすることができるのでしょうか。
本記事では、最終モデルとなったエスティマ3代目後期モデルをピックアップ。車中泊の方法やお役立ち装備をご紹介していきます。
車内スペースや搭載装備を最大限活用することで、新しい車の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
エスティマ3代目で車中泊をする方法3選
エスティマ3代目で快適な車中泊を楽しむには、事前の準備が欠かせません。
ここからは安心・安全に車中泊を実施する方法をご紹介します。
①荷物は最小限に!車内ペースを広く確保
車中泊をする際には「休息がとれるスペースを確保できるか」が重要なポイントです。
人数にもよりますが、できるだけ車内の荷物は少なくしておきましょう。
どうしても荷物を減らせない場合は、道の駅やサービスエリアにあるコインロッカーを活用してください。
②豊富なシートアレンジでくつろぎ空間を作る
車中泊と聞くと「狭い」「体が痛くなる」など、ゆっくりと休めないイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、エスティマでは工夫次第で車内でもしっかりと休息を取ることが可能です。
車中泊を実施する際には、豊富に用意されたシートアレンジを活用しましょう。
7人乗り・8人乗りともに、
- フロントシートをそのままに、セカンドシートとサードシートを倒す「セカンドシート・サードシートフラットモード」
- サードシートを格納し、フロント・セカンドシートを倒す「フロントシート・セカンドシートフラットモード」
がおすすめです。
さらに7人乗りモデルの場合は、左右の座席を中央に寄せる「横スライド機構」を搭載。
車両中央のスキマを減らすことで、座席をひろびろと使うことができます。
とはいえ、どれだけシートアレンジを活用しても座席と座席の間には段差やスキマが生じます。
クッションやタオル、荷物などで凹凸を少なくすると快適な睡眠を取ることができるでしょう。
③防犯対策をする
一晩中、外から車内の様子が丸見えとなる車中泊。
安全のためにも必ず防犯対策を行ないましょう。
まずは外からの視線を遮るため全ての窓に目隠しを行ないます。
車種専用に設計されたシェードやカーテンが望ましいですが、ない場合はタオルなどでも問題ありません。
また財布や携帯電話などの貴重品は、ダッシュボードやコンソールの中など、蓋ができる収納スペースに隠しましょう。
車中泊で大活躍!エスティマ3代目の便利機能
広い車内空間で車中泊もできるエスティマ3代目には、車中泊で活躍する機能が搭載されています。
今回は、エスティマ3代目・後期モデルに搭載された以下3つの装備をご紹介します。
・「ナノイー」
・スーパーUVカットガラス
・左右独立温度コントロールフロントオートエアコン
(※搭載の有無はグレードにより異なります)
「ナノイー」
ナノイーXは、エアコンの吹き出し口から弱酸性のナノイーイオンを放出する装備品です。
車内の空気をキレイにする効果があり、快適な車中泊を楽しむことができます。
スーパーUVカットガラス
スーパーUVカットガラスは、日焼けの原因となる紫外線を99%カットしてくれるガラスです。
前方から差し込む光だけでなく、横からの日差しにも対応。暑い季節でも安心して車中泊を楽しむことができます。
左右独立温度コントロールフロントオートエアコン
左右独立温度コントロールフロントオートエアコンは、体感温度の違いに合わせて温度調整を行う機能です。
運転席・助手席それぞれで温度を変えることができますので、一人ひとりに合った快適な車内環境を作り出すことができます。
さらに前席部分には花粉を減少させる「花粉除去モード」を搭載。
花粉が気になる季節のドライブや車中泊も安心です。
これだけは用意したい!車中泊の必需品
エスティマ3代目で車中泊を実施するには、事前に車中泊グッズを用意する必要があります。
ここからは、車中泊で必ず用意したい必需品をご紹介します。
カーテン・シェード
安全な車中泊を実施するためには、目隠しができるカーテンやシェードが欠かせません。
「内側からカギをかけるから大丈夫」と考える方もいるかもしれませんが、トラブルや犯罪に巻き込まれないためにも必ず対策をしてください。
車中泊の人気が高まる最近では、エスティマやミニバン専用の目隠し用カーテンやシェードが販売されています。
中にはDIYで車内にカーテンレールを取り付けるユーザーも。車中泊の頻度や使い方によって自分に合ったグッズを選択してください。
寒さ・暑さ対策グッズ
住宅と比べると密閉度が低く、温度が変わりやすい車内。
車中泊をする際には必ず季節に合わせた温度対策を行ないましょう。
冬は毛布やカイロ、電気毛布、夏は冷感マットや小型扇風機などがおすすめです。
特に自然が多い場所で車中泊を行う場合は、昼と夜の気温差が大きくなるため注意してください。
ライト・ランタン
道の駅やサービスエリアの場合、夜間でも明かりが付いているケースがほとんどですが、防犯対策で窓の目隠しをすると車内は真っ暗になります。
エンジンを消しても明かりの確保ができるよう、車中泊をする場合にはLEDライトやランタンを用意しておきましょう。
まとめ
本記事では、トヨタ・エスティマ3代目で車中泊をする方法や必需品をご紹介しました。
時間や場所を問わず実施できると人気の高まる車中泊ですが、快適な車中泊を実施するためには事前準備や防犯対策が欠かせません。
必需品や注意点を把握しておくことで、楽しく・安全な車中泊を満喫してください。