【セレナC26系】旧型・新型の違いは?装備品や見た目の違いをご紹介!

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

車は数年に一度の周期で、市場での競争力を維持するために機能追加や見た目のデザイン変更などを行います。

一般的に大幅な機能追加やエクステリアやインテリアの変更はフルモデルチェンジとされ、一部の追加・変更であればマイナーチェンジとされます。

今回取り上げる日産セレナは子育て世代から高い支持を獲得し続けている代表的なMサイズミニバンです。

セレナC26系4代目は2010年に販売開始され、2013年12月にマイナーチェンジが行われました。2013年のマイナーチェンジ前後で前期型と後期型に分類されます。

  • セレナC26(前期)…2010年11月〜2013年11月
  • セレナC26(後期)…2013年12月〜2016年8月

本記事ではセレナC26系4代目の前期型・後期型のエクステリアやインテリアデザインの違いや、安全装備の内容をご紹介します!

Vモーションが特徴的なフロントデザイン

(左)セレナ ハイウェイスターVセレクション 2012年式 (右)セレナ ハイウェイスター 2014年式

セレナは同社ミニバンのエルグランドのような圧倒的な存在感はありませんが、柔らかなフロントデザインが印象的な人気ミニバンです。

2013年のマイナーチェンジにより、前期型・後期型のフロントデザインが異なります。

前期型のフロントデザインの特徴は、セレナの代表的である「Vモーション」の面影がデザインに採用されていることです。

セレナ27系にあるような存在感がある「Vモーション」には至ってはいないため、比較的柔らかい印象のデザインとなっており、多くのユーザーに好まれるデザインになっています。

2013年にマイナーチェンジされて誕生した後期型は、前期型よりもフロントグリルの「Vモーション」の造形が鋭利なデザインに進化をし、シャープなデザインになった印象です。

また、その他にもヘッドランプが上下2段構えになったことで上品で存在感ある雰囲気を演出しています。後期型は、よりエルグランドのデザインに近づいた印象です。

安定感がある雰囲気のリアデザイン

(左)セレナ ハイウェイスターVセレクション 2012年式 (右)セレナ ハイウェイスター 2014年式

前期型は、先代と比較すると大きく二つの部分で変化を遂げました。

一つ目はテールランプのカラーリングです。

先代ではリアの左右に縦に並んだテールランプのカラーリングはほとんどレッド一色でした。それが26系前期型になると、レッドの周りをクリアのカラーリングで囲むことによって落ち着きあるデザインになっています。

二つ目は「SERENA」のガーニッシュです。

先代ではナンバープレートの左側に小さく「SERENA」の文字があります。前期型では「SERENA」の文字がガーニッシュに直接刻まれるようになり、高級感が増しました。

後期型は前期型と比較すると大きな変更はありません。

一部グレードで変更されたインテリアデザイン

セレナ ハイウェイスターVセレクション+セーフティークロスギア アドバンスセーフティー内装

2013年のマイナーチェンジにより、後期型の一部グレードのみインテリアデザインが変更されています。

「ハイウェイスター」「20X」のグレードに「クロスギアパッケージ」が設定されています。具体的には以下の内容になります。

  • 防水シート
    同社SUVのエクストレイルで実績のある防水加工されたシート
  • ロングアシストレール 
    2列目シートと3列目シートのアシストグリップを繋ぐ
  • バックドアインナーフック
    夜にランプ等を吊るすのに重宝されるフック

マイナーチェンジが実施されたことで、一部のグレードに実用的な機能が装備されました。

ユーザーの好みに合わせた多彩なボディカラー

車を購入するときにボディカラーにこだわりがあるユーザーは多いのではないでしょうか。

セレナの前期型と後期型ではボディカラーのバリエーションが大きく異なります。

それぞれ以下の通りです。

モデルボディカラー
前期型・ブリリアントシルバー
・ブリリアントホワイトパール
・エターナルスノーホワイト
・クリスタルミスト
・スーパーブラック
・オーロラモーヴ
後期型・ブリリアントシルバー
・ブリリアントホワイトパール
・インペリアルアンバー
・ダイヤモンドブラック
・ブルームーンホワイトパール
・シャイニングブルー
・プレミアムディープコーラル
・ロゼブロンズ
・ソリッドホワイト

後期型は前期型と比較すると、ブリリアントシルバーとブリリアントホワイトパールは据え置きのカラーになっています。

その他4色は前期型から廃止され、後期型にはインペリアルアンバーなど新たに7種類のカラーバリエーションが追加されました。

充実化した安全性能装備

2015年11月以降では後期型の全てのグレードで以下の安全装備が標準搭載されることになりました。

  • エマージェンシーブレーキ
    走行中に先行車などと衝突する可能性があるとシステムが判断すると、メーター内の接近警報表示が点滅し、警告音とともに軽いブレーキが作動して警告します。また緊急時には強いブレーキが作動します。このシステムは車速約10km/h~80km/hの範囲で作動します。
  • LDW(車線逸脱警報)
    走行中に走行車線の左右どちらかのレーンマーカーに近づいたとシステムが判断すると、警告音とともにメーター内のLDW(車線逸脱警報)表示が点滅します。このシステムは車速約60km/h以上で作動します。

上記システムは万が一の事故に備えて非常に強力なアシストシステムです。後期型では、これらの安全性能技術が標準装備されたことで更に安全性能が向上しました。

まとめ

本記事では、日産セレナ4代目の前期型・後期型の各特徴をご紹介しました。

2013年にマイナーチェンジが行われたことで一部の安全性能装備が標準化されたため、より安全性が向上した車になりました。

安全性を重視したユーザーは、本記事をご参考にして頂きセレナの購入を検討してみてください。

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