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ステップワゴンは若い世代や子育て世代から人気を獲得し続けているホンダを代表するMサイズミニバンです。
その特徴は広い室内空間と多くのユーザーに受け入れられる落ち着きあるデザイン性です。
ステップワゴン(4代目)の新車販売価格はエントリーグレード「G」で208.8万円~ であり、さらに価格を抑えたい方は中古車の購入を検討しているでしょう。
今回取り上げるステップワゴン(4代目)は2009年のフルモデルチェンジで登場したモデルです。2012年にはマイナーチェンジが行われたため、その前後で前期型・後期型に分けられます。
本記事ではステップワゴン(4代目)前期型の中古車購入を考えている方に向けて、車選びのポイントをご紹介します。
グレード一覧
ステップワゴン(4代目)前期型の各グレード情報は以下の通りです。
【ホンダステップワゴン(4代目)前期型 2009年10月モデル グレード情報】
グレード名 |
型式 |
排気量 |
乗車定員 |
G |
DBA-RK1 |
2.0 L |
8名 |
DBA-RK2 (4WD) |
|||
G Lパッケージ |
DBA-RK1 |
||
DBA-RK2 (4WD) |
|||
L |
DBA-RK1 |
||
DBA-RK2 (4WD) |
|||
Li |
DBA-RK1 |
||
DBA-RK2 (4WD) |
購入価格を安く抑えたい方には「G」がおすすめ
中古車の購入を検討している方の多くは「新車だと価格が高くて手が出しづらいから、中古車で購入価格を抑えたい」と思っているのではないでしょうか。
購入価格を重視する方には「G」をおすすめします。エントリーグレードであるため、比較的価格を安く抑えられるという大きなメリットがあります。
主な装備内容は以下の通りです。
- ハロゲンヘッドライト
ハロゲンはLEDよりも明るさや寿命が短いことが欠点です。一方で雨や霧のときの視認性は優れており、特に雪国ではヘッドライトに付着した雪を発熱で溶かしてくれるため重宝されています。また、寿命が短いことにより交換を前提としているためメンテナンスしやすいです。
- キーレスエントリー
鍵を車のシリンダーに差し込まなくても、遠隔操作で施錠や解錠できる機能です。例えば、キーレスエントリーを装備していなければ、荷物などで両手がふさがっている状態で車に乗り込む際には荷物を置いて解錠する必要があります。ちょっとしたストレスを解消できる機能です。
- エコアシスト(ECONモード、コーチング機能)
「Ecological drive assist system」の略で、使い続けるうちに自然と燃費のいい運転が身につくようになる支援機能です。アクセル操作に対するエンジンの反応を穏やかにし、エアコンを省エネ運転に切り換えるECON モードやディプレイ表示を参考に運転すると燃費が良くなるコーチング機能などの要素で構成されています。
パワースライドドアが標準装備されないのを始め、オプションの種類が制限されるのが欠点ですが、その分購入価格を抑えられます。
購入後の使い勝手を重視するなら「G Lパッケージ」がおすすめ
「G Lパッケージ」は「G」よりも価格は上がるものの、実用的な装備が多く搭載されています。代表的な装備は以下の通りです。
- 助手側および運転席側パワースライドドア
運転席のスイッチやドアハンドルの操作などで電動開閉するスライドドアです。両手がふさがっているときや、力の弱い小さな子ども、年配者でも簡単にドアを開けられます。
- スライドドアイージークローザー
スライドドアを閉める際、半ドア状態でも自動的にドアを引き込み、閉める機能のことです。
半ドアの状態から自動的に引き込むため、女性・小さな子ども・年配者でも確実にドアを閉められる便利な機能です。
ステップワゴン(4代目)では「G Lパッケージ」で初めてパワースライドドアが標準され、これにより利便性が高まります。
中古車には上記でご紹介したオプション以外にも追加装備されている場合があるため、お得に購入できる可能性があります。
優れた安全性を重視するなら「Li」がおすすめ
最上級グレードの「Li」には安全性能装備が標準搭載されるため、安全性を重視する方におすすめです。主な安全性能装備は以下の通りです。
- VSA(車両挙動安定化制御システム)
雪道でのスリップや急ハンドルなどにより車の挙動が乱れた際に、車のバランスを安定させる装置のことです。雨により路面が滑りやすい状況でも、電子制御が働いて車の挙動を抑制してくれます。
- ヒルスタートアシスト機能
坂道発進の際にブレーキからアクセルに踏み替える瞬間の車の後退を防ぎ、スムーズな発進を支援します。駐車場のスロープなど、日常のドライブシーンで役立ちます。
- マルチビューカメラシステム
カメラで映した周囲の映像をナビゲーション画面に表示し、ドライバーの死角を減らすことで運転負荷を軽減する機能です。
画面に表示される映像は、用途に応じて切り替え可能であり、また状況に応じて自動的に切り替わります。
上記のような安全性能装備が標準搭載されたことで、安全性が大幅に向上したグレードです。
購入後のリセールを重視するなら年式が浅いモデルがおすすめ
車の買い替える際のリセールを重視している方には「比較的年式の浅いモデル」をおすすめします。
中古車市場の相場を調査すると、年式が浅いモデルが高値で取引きされる傾向があることがわかりました。年式が浅いモデルは走行距離が短いことが多いため、そういった諸条件がある程度考慮されているのでしょう。
また、年式が古いと部品が経年劣化しており交換費用が発生する可能性があるため、年式の浅いモデルの購入を検討する方が賢明です。
まとめ
本記事では、ホンダステップワゴン(4代目)の中古車を購入する際のポイントをご紹介しました。
本記事を参考にしていただき、自分の重視するポイントをおさえてどのモデルがあっているか検討してみてください。