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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
ホンダの人気ミニバンであるステップワゴンは若い世代を中心に幅広い層から高い人気を獲得しています。
ステップワゴンはミニバンの中で「Mサイズ」に分類され、スタンダードなボディサイズが支持を得ている要因の一つです。近年、コロナ禍の影響でキャンプや車中泊が人気アクティビティとなりました。
ステップワゴンであれば、広い室内空間を活かすことで、車中泊が十分に楽しめます。
本記事で取り上げているステップワゴン(5代目)は2015年に誕生し、その後マイナーチェンジが実施されました。
2017年に実施されたマイナーチェンジ前後で、前期型と後期型に分けられます。本記事ではステップワゴン(5代目)で車中泊を楽しみたい方に向けて、活躍する装備や便利なアイテムをご紹介します。
多彩なシートアレンジ5選
Mサイズミニバンは、シートアレンジを駆使することで快適に車中泊を過ごすことができます。
そこで、ステップワゴンの多彩なシートアレンジ機能の中で、特に車中泊時に活躍するシートアレンジを5つご紹介します。
1.マジックシート(3列目床下格納モード)
2分割タイプの3列目シートは、前後スライドができない代わりに床下に収納ができるようになっています。
3列目シート収納時でも床は完全にフラットとなるため、余裕ができたスペースを存分にラゲッジスペースとして活用できます。
一般的に3列目シートを収納する際には、跳ね上げ折り畳み式のため横幅がとられてしまいますが、ステップワゴンでは気にする必要がありません。
車中泊以外にも活躍する機能です。
2.アクセスモード(2列目左側前方倒し、3列目シート左側収納)
ステップワゴン(5代目)の2列目シートは左右のシートがキャプテンシートとなっているのが標準仕様です。
したがって運転席から3列目までウォークスルーができます。
また、わくわくゲートが装備されているグレードであれば楽に乗り降り可能です。
3.リラックスモード①(1列目+2列目フラットモード)
1列目、2列目シートを倒してフラットにするシートモードです。
それぞれのヘッドレストは取り外しできるため、2列目と繋げられます。
しかし、シートは完全なフラットとならないため、このモードが活躍する場面は長距離運転で疲れたときなどの小休憩時となるでしょう。
4.リラックスモード②(2列目+3列目フラットモード)
2列目、3列目シートを倒してフルフラットにするシートモードです。
大人がゆったり寝られるスペースを確保できます。3列目シートがフラットとなるため、リラックスモード①よりもくつろげます。
しかし、どうしても段差や凹凸ができてしまうため、スリープマットやクッションなどがあるとさらに快適となります。
5.ラゲッジモード(2列目前方スライド、3列目床下格納)
2列目を折り畳んで前方にスライドし、3列目を床下収納するシートモードです。ラゲッジモードが最大のラゲッジスペースを確保でき、荷室長は1,490mmとなります。
ラゲッジモードでは、大きなぬいぐるみや旅行用スーツケースなど大きい荷物を積められます。
車中泊で活躍する実用的な3つの装備
ステップワゴン(5代目)には、車中泊に活躍する装備が搭載されています。その中で代表的な3つの装備をご紹介します。
1.AC100V電源ソケット
ステップワゴンには家庭用電気製品が使える最大1,500Wの電源ソケットを装備しています。これは一般的な車載AC100V電源の10倍程度です。
電子レンジなど電力消費量の多い電気製品が使えます。車中泊時には温かいものを食べたくなるため、活躍します。
ただし、一部グレードのみのメーカーオプション設定となります。
2.多数の収納ポケット
ステップワゴンには以下のように多数の収納ポケットが用意されています。
- インパネアッパーボックス
- 1列目収納式ドリンクホルダー
- ポップアップフック
- シートバックアッパーポケット
- シートバックロアーポケット
- 3列目ドリンクホルダー
小物やティッシュボックスを収納できるため非常に便利です。
3.IRカット(遮熱)/UVカット機能付きフロントウインドウガラス
IRカット、UVカットガラスにより赤外線および紫外線をカットできます。
夏場のじりじりと肌が焼ける暑さを抑える働きがあるため、特に肌が気になる女性には嬉しい装備です。
ただし、メーカーオプション設定となっています。
車中泊を快適に過ごすための3つのアイテム
車中泊を楽しく過ごすために、事前に用意しておくと便利なアイテムを3つご紹介します。
1.スリープマット
シートアレンジでフラットに倒して寝るときには、シートの段差や隙間が気になってしまいます。
そこで、ゆったり寝るためにスリープマットがあると便利です。
段差や隙間を防ぐだけでなく、運転やキャンプで疲れた体をより休められます。
2.お風呂グッズ
車中泊で活躍する意外なアイテムがお風呂グッズです。
例えば遠方に出かけて車中泊をするときには、お風呂に入りたくなることもあるでしょう。
地方の銭湯やシャワー貸しの場所ではシャンプーなどを置いていない場合があるため、車に積んでおくと便利です。
3.カーテン
車中泊時に気になるのが車外からのプライバシー確保です。
車中泊でよく使われるパーキングエリアは、夜中でも長距離トラックなどの車が行き来するため、自車の前を通ることがあります。
車外から見られないように目隠しできるカーテンやタオルを積んでおきましょう。
まとめ
本記事では、ステップワゴン(5代目)で車中泊するときの便利な機能や装備をご紹介しました。
車中泊をより快適に楽しめるように、車中泊アイテムを用意するとよいでしょう。