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若い世代や子育て世代を中心に非常に人気があるホンダステップワゴンは、新車販売価格がエントリー価格で228.8万円~ で設定されています。
リーズナブルな価格で購入できることが若い世代に人気の理由の一つです。
しかし、実用性を考えてメーカーオプション等を追加すると価格は高くなるため、購入価格を抑えたい方は中古車購入を検討するとよいでしょう。
今回取り上げるステップワゴン(5代目)は2015年に発売されたモデルであり、その後2017年にはマイナーチェンジが実施されました。
したがって、マイナーチェンジ前後で前期型・後期型に分類されます。本記事ではステップワゴン(5代目)のグレード別の中古車相場をご紹介します。
ステップワゴン年式別中古車価格相場
中古車の購入を決める前に、中古車相場を事前に確認しておきましょう。
相場状況を理解しておくことで、実際に中古車を探す際に提示価格が適切か参考にできます。ステップワゴン(5代目)の年式別中古車価格相場は以下の通りです。
中古車相場の価格は、大手中古車検索サイト「カーセンサー」を参考にしています。
【ステップワゴン(5代目) 前期型中古車相場】
年式 | 価格帯 |
2015年式 | 77.4~279.2万円 |
2016年式 | 142.9~308.4万円 |
2017年式 | 153~369.3万円 |
ステップワゴン(5代目)前期型の年式は2023年現在まで6年~8年経過していますが、
比較的新しい年式のため最高価格が新車販売価格を上回る金額で取引きされています。総走行距離やメーカーオプションの有無次第で価格が大幅に変動するため、低走行距離等が高価格に影響していると考えられます。後期型の中古車相場は以下の通りです。
【ステップワゴン(5代目) 後期型中古車相場】
年式 | 価格帯 |
2018年式 | 174.9~383.4万円 |
2019年式 | 219.4~402.8万円 |
2020年式 | 210.0~412.6万円 |
2021年式 | 287.7~446.8万円 |
※2022年5月に新型発売のため、2022年は除いています。
後期型はさらに年式が新しいため、どの年式も価格帯が上昇していることがわかります。
中古車の最高販売価格
新車が発売されるときには、標準搭載されている装備や駆動方式(2WD、4WD)によって複数のグレードに分けられます。したがって、各グレードで販売価格が大きく変動します。
ステップワゴン(5代目)の新車販売価格と中古車販売価格は以下の通りです。
【ホンダステップワゴン(5代目)前期型 2015年4月発売モデル グレード別価格情報】
グレード名 |
型式 |
新車販売価格 |
中古車販売価格 |
B |
DBA-RP1 |
228.8万円~ |
~207.2万円 |
DBA-RP2 (4WD) |
254.7万円~ |
~208.8万円 |
|
G |
DBA-RP1 |
248.0万円~ |
~219.9万円 |
DBA-RP2 (4WD) |
271.8万円~ |
~216.0万円 |
|
G・EX |
DBA-RP1 |
258.8万円~ |
~209.7万円 |
DBA-RP2 (4WD) |
280.4万円~ |
~232.1万円 |
【ホンダステップワゴン(5代目)後期型 2017年9月発売モデル グレード別価格情報】
グレード名 |
型式 |
新車販売価格 |
中古車販売価格 |
B |
DBA-RP1 |
228.9万円~ |
~239.7万円 |
DBA-RP2 (4WD) |
254.8万円~ |
~245.6万円 |
|
B ホンダセンシング |
DBA-RP1 |
245.6万円~ |
~291.2万円 |
DBA-RP2 (4WD) |
271.5万円~ |
~289.5万円 |
|
G |
DBA-RP1 |
254.0万円~ |
~319.2万円 |
DBA-RP2 (4WD) |
277.8万円~ |
~326.8万円 |
|
G ホンダセンシング |
DBA-RP1 |
266.1万円~ |
~362.9万円 |
DBA-RP2 (4WD) |
289.9万円~ |
~354.0万円 |
|
G・EX ホンダセンシング |
DBA-RP1 |
286.2万円~ |
~369.3万円 |
DBA-RP2 (4WD) |
307.8万円~ |
~352.6万円 |
後期型は前期型と比較すると、全体を通して中古車市場では高い価格帯で取引きされていることがわかります。
後期型では、安心安全な運転を支援する「Honda SENSING」が標準搭載されたグレードが誕生したため、ユーザーのニーズが大幅に高まり、高価格帯に繋がったと考えられます。
購入する狙い目グレード
ステップワゴン(5代目)は比較的年式が浅いこともあり、販売終了した現在でも人気があります。
人気車であるため、中古車市場には多くの車が出回っていることから「どのグレードが狙い目かわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
こちらではポイント別に狙い目のグレードをご紹介します。
中古車購入を検討している方の多くは、新車価格では高くて手が出しづらいと考えているのではないでしょうか。
なるべく購入価格を抑えたい方には前期型「B」グレードをおすすめします。
後期型と比較すると30万円以上安く購入できることもあるため、価格重視の方にはおすすめです。
購入後の使い勝手を重視する方には、後期型「G」グレードをおすすめします。
エントリーグレードの「B」には、ステップワゴンの目玉機能である「わくわくゲート」や「助手席側パワースライドドア」が搭載されていません。
一方で「G」は、わくわくゲート等が標準搭載されており、実用性に優れたモデルです。
また「運転席側パワースライドドア」がメーカーオプションとなっているため、中古車であれば搭載されている可能性もあります。
安全性能装備を重視する方には、後期型「G ホンダセンシング」グレードをおすすめします。
「G」グレードの実用的な機能に加え、安心安全な運転を支援する「Honda SENSING」が標準搭載されており、安全性が大幅に向上するため安心して運転できます。
狙い目の時期
一般的に年度末である2、3月がもっとも車の購入が多い時期とされています。つまり、車の買い替えが多くなるため、多数の中古車が市場に出回りはじめます。
年度末を過ぎた4月以降は販売台数が落ちる傾向があり、一方で買い替えのタイミングで多数の中古車が市場に流れています。
したがって、供給が需要を上回る状況となり、中古車価格が下がるのです。
また、客足が遠のいたことで、販売店は売り上げを伸ばすために価格をさらに下げる可能性があり、4、5月に購入を検討すると安く購入できるかもしれません。
まとめ
本記事では、ホンダステップワゴン(5代目)の中古車相場を分析しました。年式、搭載されている装備次第で中古車価格が大きく変動することがわかりました。
中古車購入を検討する際には、重視するポイントを考えるようにしましょう。