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スライドドアがある車は乗降性の高さが人気の理由の一つです。特に小さなお子さまがいる
ファミリー層をはじめ、若い世代など幅広い層から支持を獲得し続けています。
スライドドアを搭載した車は各自動車メーカーから多数販売しており、どのような車種があるかピンときていない方も多くいるのではないでしょうか。
本記事では、スライドドア搭載車の購入を検討している方に向けて「スライドドアの魅力」「スライドドア搭載車のおすすめの車種」「購入時の注意点」などをご紹介します。
スライドドアの誕生と魅力
車のドアは大きく分けて2種類あり「スイングドア(ヒンジ式ドア)」と「スライドドア」があります。
ライドドアが搭載された初めての国産車は1964年に誕生し、その後1999年に発売されたミニバンの日産セレナに搭載されたことで広く普及するようになりました。
スライドドアを利用する方が特に感じる魅力は以下の通りです。
- 乗降性が高い
- 荷物の積み下ろしが楽にできる
- 車の隣に障害物や車があってもぶつける心配がほとんどない
- 挟み込み防止機能により安全に乗降できる
10年以上前までは、スライドドアの挟み込み防止機能が搭載されていない車もありました。
しかし、2023年現在ほとんどのスライドドアに挟み込み防止機能が備わっており、安心して利用できるようになっています。
スライドドアのメリットとデメリット
スライドドアの利便性が注目され多くの車に普及しました。
スライドドアは魅力的でメリットしかないように感じる方も多くいるかと思いますが、もちろんデメリットが存在します。
メリットとデメリットは以下の通りです。
スライドドアのメリット
- 小さなお子さま、お年寄りの方も乗り降りがしやすい
スイングドアと比較して縦横に大きくドアが開くため、体を折り畳まずに乗り降りでき、お年寄りの方でも楽に乗降できます。また、開口部の幅と高さが非常に広いため、乳幼児をチャイルドシートに乗せやすいです。
- 弱い力で確実に開閉できる(電動のみ)
スライドドアの中には、自動で開閉できるタイプのものが数多くの車に搭載されています。
電動スライドドアであれば、お子さまの力でも確実に開閉できるため便利です。
- 両手がふさがっていても開閉がラク
日常の買い物やお子さまを抱えている際など、両手がふさがっていても電動スライドドアであればラクに荷物を積み込むこともできます。
- 両隣に壁や車などの障害物があってもぶつける心配がほとんどない
スライドドアを開いた状態ではドアの厚み分だけボディ幅が広がりますが、100mm~150mm程度であるため、隣に障害物があってもぶつける心配はいらないでしょう。
スイングドアは勢いよく開けた場合や、車から人が降りた衝撃でドアが開き隣の車にぶつけてしまう恐れがあります。
スライドドアのデメリット
- 価格が高い
スライドドアはスイングドアと比較してレールなどの部品が多いため、その分本体価格が高くなる傾向があります。また、電動スライドドアであればさらに価格は高くなります。
- 燃費が悪くなる傾向がある
電動部品が多い分、車体重量が重くなり燃費性能が悪くなる傾向があります。
- 修理費用が高い
電動機能付きのスライドドアの場合には、部品の修理費用が高くなります。
スライドドア搭載車を選ぶポイント2つ
利便性が高いスライドドア搭載車を選ぶときには、以下2つのポイントを押さえるようにしましょう。
①電動スライドドアが搭載されている
スライドドアには手動と電動があり、利便性や価格が大きく異なります。
価格 | 利便性 | 安全性 | |
手動スライドドア | ・スイングドアよりも高価格 | ・多少の力が必要 | ・斜面でスライドドアを開けておくと閉まる可能性がある |
電動スライドドア | ・手動スライドドアより高価格 | ・少しの力で開閉できる(お子さま、お年寄りでも簡単に開閉できる) ・両手が塞がっていても開閉がラク | ・斜面の影響を受けない ・挟み込み防止機能付きだと、更に安全性が高い |
②開口幅、開口高が十分か確認する
乳幼児のお子さまがいる場合は、チャイルドシートを車に設置する義務があるため、取り付けやすさを確認するとよいでしょう。
スライドドアのおすすめ車種
利便性が高く評価されたことで、スライドドアは2000年以降多くの車に搭載されるようになりました。スライドドアが搭載されているおすすめ車種は以下の通りです。
軽自動車
ホンダN-BOX
軽自動車新車販売台数では8年連続第一位の人気車種です。軽自動車最大級の室内空間や存在感あるフロントデザインが特徴です。また、先進安全支援システムの「Honda SENSING」が搭載されているため、優れた安全性を備えています。
コンパクトカー
スズキソリオ
コンパクトカーでは、テレビCMでよく目にするソリオがおすすめ。通常グレードでは助手席側が電動スライドドアとなっています。
ミニバン
トヨタアルファード
高級ミニバンとされるアルファードには両側に電動スライドドアが標準搭載されています。
また、圧倒的な存在感があるフロントグリルや、質感が高い本革シートなどラグジュアリーな雰囲気が非常に人気です。
トヨタヴェルファイア
アルファードG10系の後継車として2008年に登場したヴェルファイア。初代モデルは20系と呼ばれており、発売開始から10年以上経過した現在でも中古車市場で高い人気を獲得しています。
日産エルグランド
日産を代表する高級ミニバンであるエルグランドは、広々とした居住空間を持ち、豪華な装備が人気です。
日産セレナ
全⾼1,800mm以上の7,8⼈乗りクラスNo.1 の室内空間が幅広い層から支持を獲得しています。日産のハイブリッドモデルである「e-POWER」が用意され、静粛性に優れたところも非常に人気です。
ホンダステップワゴン
広い室内空間と多くのユーザーに受け入れられる落ち着きあるデザイン性を兼ね備えたステップワゴンは、若い世代や子育て世代から人気を獲得し続けているホンダを代表するMサイズミニバンです。
まとめ
本記事では、スライドドアのメリット・デメリットやおすすめの車種をご紹介しました。
スライドドアが搭載されることで価格が高くなるデメリットがありますが、それ以上に使い勝手の良さや安全性に優れているため、上記を参考に自分に合ったミニバンの購入を検討してみてください。