\ YouTubeでもさまざまな情報を発信しています /
こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
車を利用していると、雨や砂埃などで車のボディやガラスが汚れてきます。
愛車をカッコよく大切に乗るために、定期的に洗車をしている方が多いのではないでしょうか。
一軒家のように自宅に駐車場があれば自分で洗車ができますが、アパートやマンションに住んでいる方は難しいかもしれません。
自宅で洗車ができない方の多くはガソリンスタンドなどの洗車サービスを利用していることが多いでしょう。
洗車サービスには「洗車機」と「プロの手洗い洗車」の2種類があり、それぞれ特徴が大きく異なります。
本記事では「洗車機」と「プロの手洗い洗車」を利用する方に向けて、それぞれの特徴やメリット、デメリットをご紹介します。
洗車機とは
洗車機を利用できる代表的な場所はガソリンスタンドです。
洗車機の種類は主に「門型洗車機」と「ドライブスルー洗車機」の2つに分けられます。各特徴は以下の通りです。
門型洗車機フルサービス機
ガソリンスタンドのスタッフクルーが車を入れて洗車機の操作を行います。
そのため、泡洗車などの特殊な工程や洗車速度をマニュアル操作で変更ができます。カーディーラーや整備工場にも設置されていることがあります。
門型洗車機セルフ機
安全装置が搭載されているため、ユーザーが自分で車を洗車機に入れられ、降車して操作を行います。セルフ機はガソリンスタンド以外にもコイン洗車場に設置されていることが多いです。
ドライブスルー洗車機
ドライブスルー洗車機は乗車したまま洗浄ができることが特徴です。
洗車内容としては、シャンプー洗車と乾燥など工程が少ないコースです。
洗車機に装備された防水シャッターで洗浄部分と乾燥部分が区切られているため、スピーディーに乾燥まで行われます。
洗車後の拭き上げを行うスペースが確保されているため、後続車を気にする必要がありません。
洗車機を利用する際には、ドアミラーやアンテナを折り畳んでおきましょう。折り畳まずに洗車すると破損する可能性があります。
また、窓を閉め忘れると水浸しとなる恐れがあるため、注意しましょう。
プロの手洗い洗車とは
プロの手洗い洗車の特徴は、プロの作業者が専用の洗車道具や洗剤を使って短時間でボディを磨き上げることが特徴です。
利用できる店舗やサービスは主に4つあります。
- ガソリンスタンド
- ディーラー、整備工場
- コーティング専門店
- 出張洗車業者
ディーラーや整備工場は洗車自体を実施してないこともあるため注意が必要です。
自分で洗車する場合や洗車機を利用する場合は、汚れがうまく落ちないことや誤ってボディを傷つけてしまうこともあります。
しかし、プロの作業者は高品道具と洗剤でボディの汚れに合わせて磨いてくれるため、新車のように圧倒的な仕上がりで綺麗です。
洗車機とプロの手洗い洗車のメリット、デメリット
洗車機とプロの手洗い洗車はそれぞれ良し悪しがあります。それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
洗車機 | ・短時間でできる ・手間がかからない ・プロの手洗い洗車より価格が安い | ・細かい汚れがとれない場合がある ・傷がつくことがある ・アンテナなどが破損するリスクがある |
プロの手洗い洗車 | ・圧倒的な仕上がり ・手間がかからない ・ボディが傷つかない | ・費用が高い ・頻繁に利用できない ・作業時間が長い |
洗車機とプロの手洗い洗車で大きく違う点は「費用」と「所要時間」でしょう。
では、実際にそれぞれどのくらいの費用と所要時間がかかるか確認してみます。
洗車機とプロの手洗い洗車の比較
最も気になることは「費用」と「所要時間」ではないでしょうか。
当店の区域である札幌ではそれぞれの料金と所要時間の目安は以下の通りです。
料金 | 所要時間 | |
洗車機 | 300円~1,000円 | 5分~15分 |
プロの手洗い洗車 | 1,700円~3,500円 | 25分~60分 |
洗車機は水洗い程度であれば300円程度ですが、ワックス洗車、コーティング洗車、ホイール洗車などのオプションを追加すると費用はかさみます。
洗車機は「費用をかけずに洗車をすぐに終わらせたい」と思う方に向いているといえます。
自分で洗車する場合やプロの手洗い洗車では少なく見積もっても30分程度かかりますが、洗車機では10分程度で終わります。
一方でプロの手洗い洗車は、専用の道具で細かい部分まで磨き上げるため時間がかかり、作業内容やボディサイズで金額が大きく異なります。
頻繁にはできないため、何かの節目に車をピカピカにしたい方に向いているでしょう。
上記は手洗い洗車料金ですが、当然のことながらオプションにより〜10,000円など、価格は異なります。
洗車のおすすめ頻度
洗車はどのくらいの頻度がよいか、わからない方も多いのではないでしょうか。
一般的な頻度は「1か月に1回のペース」という結果が多いです。
技術の発達によりボディの塗装が劣化しづらくなっていることやコーティングが普及したため、1か月に1回で適切だとされています。
しかし、車の保管状況や住んでいる地域によって頻度を増やした方が良い場合もあります。
例えば、海沿い/風の強い地域/砂埃が多い/雪の降る地域で融雪剤の塩カル(塩)が撒かれている場合などです。
汚れがついたままにしておくとボディに大きなダメージを与えてしまうため、上記が多く発生する地域を走行した際には洗車の頻度を増やしましょう。
まとめ
本記事では、洗車機とプロの手洗い洗車の特徴をご紹介しました。
それぞれメリットやデメリットがあるため、事前にしっかり理解しておきましょう。
洗車機とプロの手洗い洗車の大きな違いは「費用」と「所要時間」です。
「できるだけ費用を抑えて素早く洗車したい」と思う方には洗車機がおすすめですが、プロの手洗い洗車は圧倒的な仕上がりであるため状況に応じて使い分けることをおすすめします。