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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
トヨタのアルファードは子育て世代やシニア世代など、幅広い年代から高い支持を獲得しつづけています。
メッキ加飾された大型のフロントグリルや大きなボディサイズが人気です。
座面が高く視界が広くて運転がしやすいですが、ボディサイズが大きいため街中での運転のしやすさや駐車場選びなど気になることが多いのではないでしょうか。
本記事で取り上げるトヨタアルファード30系前期は2015年に誕生し、2018年1月のマイナーチェンジが行われるまで販売されたモデルです。
本記事ではアルファード30系前期のボディサイズ・室内サイズ・荷室サイズなどをご紹介します。
ボディサイズ
アルファードは2002年に初代モデルが誕生してから2023年現在も販売されている人気ミニバンの一つです。
ミニバンは明確な定義がありませんが、一般的に「乗車定員が5人以上で、大きな室内空間と優れた積載能力を持つ車」のことです。
セダンなどの他車種と比較して、広い室内空間と荷室を備えているため幅広いシーンで活躍します。
ミニバンはボディサイズがSS・S・M・L・LL の5段階で分けられ、アルファードはLLサイズとなります。
同じアルファードであってもグレードや駆動方式によってボディサイズに差があります。アルファード30系前期のボディサイズは以下の通りです。
【トヨタ アルファード30系前期 2015年1月モデル ボディサイズ】
グレード名 |
型式 |
全長 |
全幅 |
全高 |
2.5X |
DBA-AGH30W |
4,915mm |
1,850mm |
1,880mm |
DBA-AGH35W (4WD) |
4,915mm |
1,895mm |
||
2.5S |
DBA-AGH30W |
4,935mm |
1,880mm |
|
DBA-AGH35W (4WD) |
4,935mm |
1,895mm |
||
2.5S Aパッケージ |
DBA-AGH30W |
4,935mm |
1,880mm |
|
DBA-AGH35W (4WD) |
4,935mm |
1,895mm |
||
2.5G |
DBA-AGH30W |
4,915mm |
1,880mm |
|
DBA-AGH35W (4WD) |
4,915mm |
1,895mm |
||
2.5S Cパッケージ |
DBA-AGH30W |
4,935mm |
1,880mm |
|
DBA-AGH35W (4WD) |
4,935mm |
1,895mm |
||
3.5S A |
DBA-GGH30W |
4,935mm |
1,880mm |
|
DBA-GGH35W (4WD) |
4,935mm |
1,895mm |
||
3.5SA Cパッケージ |
DBA-GGH30W |
4,935mm |
1,880mm |
|
DBA-GGH35W (4WD) |
4,935mm |
1,895mm |
||
3.5GF |
DBA-GGH30W |
4,915mm |
1,880mm |
|
DBA-GGH35W (4WD) |
4,915mm |
1,895mm |
||
3.5エグゼクティブラウンジ |
DBA-GGH30W |
4,915mm |
1,935mm |
|
DBA-GGH35W (4WD) |
4,915mm |
1,950mm |
アルファードの全グレードで共通しているのは全幅のサイズが1,850mm ということです。その他の全長や全高はグレードによって異なります。
また、各グレードの駆動方式4WDの全高は1,895mmとなっており、4WDの方が2WDと比較して部品を多く積む必要があるためです。(3.5エグゼクティブラウンジグレードを除く)
駐車場のサイズ
LLサイズミニバンであるアルファードはミニバンの中で最大級のボディサイズであるため、一般的な駐車場に停めやすいか・停められるか気になる方も多いでしょう。
駐車場のサイズは駐車場整備の指針で以下を満たすように定められています。
種類 | 幅 | 長さ |
---|---|---|
普通乗用車 | 2,500 mm | 6,000 mm |
小型乗用車 | 2,300 mm | 5,000 mm |
軽自動車 | 2,000 mm | 3,600 mm |
アルファードのボディサイズは1,850mmであり、一般的な駐車場のサイズよりも650mm小さいため、駐車は問題なくできるでしょう。
しかし、コンパクトカーやサイズの小さいミニバンと比較すると幅に余裕はないため、アラウンドビューモニターやパーキングアシスト機能が備わっていると安心して駐車できます。
一つ注意しなければならないことは、マンションや高層ビルなどの一部の立体駐車場には入庫できない可能性があることです。
そのため出かけるときには事前の確認をおすすめします。
最小回転半径
最小回転半径とは、車が最も小さく旋回できる半径のことを指します。
簡単にいうと、小回りが利くかを表す指標のことです。小回りの利く車は、狭い場所での走行や駐車などに適しており、最小回転半径が大きい車は、一般的に高速での走行や広い場所での走行に向いています。
実際には、駐車場の形状や障害物の有無、ドライバーの運転技術など、さまざまな要因によって変化することがあります。
アルファード30系前期の最小回転半径は5.6m/5.8mです。最小回転半径が2つあるのは、グレードによって最小回転半径が変わるからです。
同じLLサイズミニバンの日産エルグランドの最小回転半径が5.7mであるため、アルファードはLLサイズミニバンの中では一般的な小回りの利きやすさであるといえるでしょう。
室内サイズ
アルファードはボディサイズがLLサイズであるため、室内空間も最大級の広さを備えています。アルファードの室内サイズは以下の通りです。
【トヨタ アルファード30系(前期)2015年1月モデル 室内サイズ】
グレード | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
全グレード | 3,210 mm | 1,590 mm | 1,400 mm |
他のLLサイズミニバンと比較してみましょう。日産エルグランド3代目の室内サイズは以下の通りです。
【トヨタ ヴェルファイア30系 室内サイズ】
グレード | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
全グレード | 3,210 mm | 1,590 mm | 1,400 mm |
【日産 エルグランド52系3代目 室内サイズ】
グレード | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
全グレード | 3,020 mm | 1,580 mm | 1,275 mm |
ヴェルファイアはアルファードと兄弟車ということもあり、室内サイズは同一です。
また、他メーカーのエルグランドと比較すると、アルファードの方がエルグランドよりも全てのサイズで大きさが勝っていることがわかります。
アルファードの方がより室内のゆとりはあるといえるでしょう。
まとめ
本記事では、トヨタ アルファード30系前期のボディサイズや室内サイズをご紹介しました。
- 全グレードの全幅は1,850mmで共通している
- 駆動方式4WDは2WDよりも部品が多くなるため、全高が高くなっている
- 最小回転半径は5.6m/5.8m(グレードにより異なる)で、LLサイズミニバンでは一般的な大きさである
- 室内サイズはトヨタ ヴェルファイアと同じサイズであり、日産 エルグランドよりも広々としている
ミニバンの購入を検討している方の多くは、広々とした室内空間に魅力を感じているかと思います。
同じLLサイズミニバンであっても、各メーカーで販売している車によってサイズが大きく異なります。
上記内容を参考に、ぜひアルファード30系前期の購入を検討してみてください。