トヨタアルファード30系（前期）の維持費はどう？

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こんにちは！アイカーマガジン編集部です！

トヨタを代表するラグジュアリーミニバンのアルファードはファミリー層を中心に高い人気を獲得し続けています。

アルファードはミニバンの中でも最大クラスのサイズを誇り、家族での長距離ドライブやアクティビティにおすすめです。

遠出や大人数が乗車すると、ガソリン費用が気になる方が多いのではないでしょうか。

本記事では、アルファードのガソリン費用だけでなく、自動車税などの発生する維持費の内訳と年間発生費用の目安をご紹介します。

今回取り上げるアルファード30系前期は2015年～2017年にかけて販売されたモデルです。

以下でご紹介した条件でシミュレーションした結果、年間の維持費は約23万円前後となることがわかりました。

燃費性能

車の維持費で代表的なものが「ガソリン費用」です。

車を利用すればするほどガソリン費用が高くなります。特に近年はさまざまな世界情勢によりガソリン価格が高騰しています。ガソリン費用を抑えるためには、車の燃費性能が重要です。

アルファード30系前期の燃費性能は以下の通りです。

【トヨタアルファード30系前期 2015年1月モデルグレード別燃費】

アルファードは、ミニバンの中でも大型の車種の一つであり、一般的な車と比較してボディが大きく重いため、燃費性能が低くなる傾向があります。

しかし、2.5 Lエンジンであれば、全てのグレードで燃費が11.0 km/L を超えているため、LLサイズミニバンでは優秀な燃費性能といえるでしょう。

一方で3.5 Lエンジンの場合には、どのグレードも燃費が10.0km/L を下回ってしまいます。

これは、排気量が多い分ガソリンをたくさん消費しているため、2.5Lエンジンと比較して燃費性能が落ちます。

では、上記アルファードの燃費性能情報を基に年間のガソリン費用がどのくらいかかるかシミュレーションしてみましょう。

先述した通り、近年さまざまな要因からガソリン価格が高騰しています。

2020年6月のレギュラーガソリン価格は115円でしたが、2023年2月時点では154円にまで達しています。

シミュレーション条件は以下の通りです。

対象グレードはアルファード30系前期の中で、燃費性能が良いモデルを選択しています。想定条件の「年間走行距離8,000 km」とは、週末のドライブ、日常の買い物、通勤・通学時の利用を想定した距離です。

上記算出条件より年間ガソリン費用は以下の通りです。

このシミュレーションはあくまでも想定条件であるため、ガソリン価格の変動や年間走行距離によってガソリン費用は大きく異なる場合があります。

参考情報としてご理解ください。

「車は維持費がかかる」と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

維持費の中でもインパクトが大きいのが自動車税です。自動車税は毎年4月1日時点で車を所有している方が支払う義務があります。

以下のように排気量で納める金額が異なります。

シミュレーション条件で想定した「アルファード30系前期 2.5S Aパッケージ」を購入した場合には、自動車税が43,500円となります。

自動車税の最低金額と最高金額で30,000円以上異なるため、維持費を節約したい方は排気量を考慮することをおすすめします。

自動車税と同様に車検費用もインパクトが大きい維持費の一つです。

ただし、車検費用は毎年発生する費用ではなく、新車購入後3年目、それ以降は2年ごとの周期で発生します。

車検は車の安全面などが国の定めた基準に適合しているかを定期的に検査することです。依頼する業者などにより費用傾向が異なります。