【比較】アルファード20後期と30系前期の違いとは?

【比較】アルファード20後期と30系前期の違いとは?

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

各自動車メーカーは市場競争力を高めるために、定期的に車のデザインや装備をリニューアルします。

大幅なエクステリア・インテリアデザインのリニューアルや、装備・機能の追加変更が実施された場合はフルモデルチェンジと呼ばれます。

また、一部のデザイン変更や機能追加であればマイナーチェンジとされ、マイナーチェンジの方が多く実施される傾向があります。

アルファード30系前期は、2015年1月に先代からフルモデルチェンジされて誕生したモデルであり、先代の20系後期は2011年11月~2015年1月に販売されたモデルです。

今回はアルファード30系を「新型」、20系を「旧型」としてそれぞれの違いを比較します。

本記事ではアルファードの旧型・新型の燃費性能やデザインの違いをご紹介します。

向上した燃費性能

フルモデルチェンジにより改善される項目として燃費性能が挙げられます。

燃費性能が良い車と悪い車が同じ距離を走ると、燃費が良い車は消費量を抑えて走れるため、給油回数が減り燃料費用を安く抑えられます。

アルファード新型と旧型の燃費性能は以下の通りです。

【トヨタ アルファード30系前期 2015年1月モデル グレード別燃費】

 アルファード 3.5エグゼクティブラウンジ

グレード名

型式

排気量

燃費

2.5X

DBA-AGH30W

2.5 L

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.4 km/L

2.5S

DBA-AGH30W

2.5 L

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5S Aパッケージ

DBA-AGH30W

2.5 L

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5G

DBA-AGH30W

2.5 L

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5S Cパッケージ

DBA-AGH30W

2.5 L

11.4 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

3.5S A

DBA-GGH30W

3.5 L

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.3 km/L

3.5SA Cパッケージ

DBA-GGH30W

3.5 L

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

3.5GF

DBA-GGH30W

3.5 L

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

3.5エグゼクティブラウンジ

DBA-GGH30W

3.5 L

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

【トヨタ アルファード20系後期 2014年4月モデル グレード別燃費】

アルファードハイブリッドG-Lパッケージ

グレード名

型式

排気量

燃費

240X

DBA-ANH20W

2.4 L

11.2 km/L

DBA-ANH25W (4WD)

10.4 km/L

240S

DBA-ANH20W

2.4 L

10.8 km/L

DBA-ANH25W (4WD)

10.4 km/L

240G

DBA-ANH20W

2.4 L

10.8 km/L

DBA-ANH25W (4WD)

10.4 km/L

240S Cパッケージ

DBA-ANH20W

2.4 L

10.8 km/L

DBA-ANH25W (4WD)

10.2 km/L

350S

DBA-GGH20W

3.5 L

9.3 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

9.1 km/L

350G

DBA-GGH20W

3.5 L

9.3 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

9.1 km/L

350S Cパッケージ

DBA-GGH20W

3.5 L

9.2 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

9.1 km/L

350G Lパッケージ

DBA-GGH20W

3.5 L

9.2 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

9.1 km/L

新型は旧型と比較すると、ほぼ全てのグレードの燃費性能が向上していることがわかります。

新型のグレードの中には12km/L を超えるモデルもあり、ガソリン車のLLサイズミニバンでは非常に優秀です。

大型化したフロントグリル

アルファードといえば、シルバーのフロントグリルの圧倒的な存在感をイメージする方が多いのではないでしょうか。

特徴的な大型グリルはフルモデルチェンジされて誕生した新型がベースとなっています。

旧型では新型のような大型のグリルはなく、存在感は強くありませんでした。新型ではメッキを施したフロントグリルの縦方向に厚みを持たせ、大胆な階段形状の作りが高級感を演出しています。

ヘッドライトは旧型の鋭くシャープなデザインを一新し、スクエアに近いデザインかつライトがLED化され、新しさを感じさせます。

新しいプラットフォームを採用し優れた走行性能を実現

どのようなプラットフォームを採用するかが走行性能を大きく左右します。旧型では通常のミニバンに使われる「トーションビーム式コイルスプリング」を採用しています。

これは、構造がシンプルで軽量、かつ後輪の負荷が軽減できるという特徴があります。一方で

新型のプラットフォームにはクラウンなどにも採用されている「ダブルウィッシュボーン式」を導入しています。

これにより左右のタイヤを個別に独立して支えられ、タイヤの動きを自由自在に制御できます。

高級車のクラウン以外にもスポーツカーなどに採用されることが多いため、優れた乗り心地や走行安定性に優れていることがわかります。

ラグジュアリー感漂うインテリアデザイン

20後期(アルファードハイブリッド SR)
30前期(アルファードハイブリッド 2.5SR Cパッケージ)

アルファードは10系、20系ともに他車と比較して優れている印象でしたが、30系となりさらに上質な雰囲気となりました。特に注目したいのが、インパネ周りのデザイン性です。

旧型ではシルバーを基調としたデザインでしたが、新型では黒をベースとしウッドパネルと組み合わせたことで一層質感を高めています。

落ち着いたデザインがインテリア全体の上質さを感じさせるデザインとなりました。

充実した安全性能装備

旧型は安全性能装備が限定的でしたが、新型ではトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が実装されたため、より高度な安全性能装備を搭載しています。以下に代表的な装備を3つご紹介します。

ハンドル操作サポート

車を運転中に車線から出てしまう可能性があることを感知するとドライバーに警告し、はみ出しを避けるためステアリング操作を支援してくれるシステムです。

このシステムはレーダークルーズコントロール(全車速追従機能)を作動していても、ステアリング操作を支援してくれるため、高速道路などでも非常に活躍します。

自動(被害軽減)ブレーキ

前方の車や歩行者などを確認すると、警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせます。

警告と同時にドライバーがブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートしてくれます。

追従ドライブ支援機能(全車速追従機能付 レーダークルーズコントロール)

前方車の速度に合わせて車間距離を維持し追従走行するシステムです。

主に高速道路の渋滞発生時など停止や発進を繰り返すときに活躍し、ドライバーの負荷を軽減してくれます。

これらのシステムは万一の事故に対して被害を軽減するシステムのため、新型ではより安全に車の運転ができるようになりました。

まとめ

本記事では、アルファードの20系後期・30系前期の燃費性能や安全性能装備の違いをご紹介しました。

新型ではデザインおよび安全性能装備が大幅に向上したと理解いただけたかと思います。

当記事を参考にし、アルファード30系前期の購入を検討してみてください。

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