【新旧比較】ホンダ オデッセイの新型・旧型の違いを紹介!

【新旧比較】ホンダ オデッセイの新型・旧型の違いを紹介!

1994年にアコードのプラットフォームを用いて開発を行った初代モデルが発売され、一大ムーブメントを引き起こしたホンダのミニバンオデッセイも現行型は5代目になっています。そして、背の高いミニバンとは違う乗用車に近い運転姿勢であることから、ファミリーカーに特化された背の高いミニバンとは異なるプレミアム感が人気となっています。そこで、今回は現行モデルと先代の4代目モデルの比較から、オデッセイの魅力をご紹介します。

旧モデル(2008~2013年)の特徴

MX・エアロパッケージ、ボディカラーはホワイトオーキッド・パール

2008年10月にフルモデルチェンジされ4代目となった先代モデルは、機械式立体駐車場に入庫可能な1,545mmという全高にかかわらず全長は4800mm、全幅は1800mmというロー&ワイドなプロポーションとなり、当時のライバルであったトヨタエスティマと比べてもかなり低いイメージとなりました。また、スライドドアは採用せずヒンジドアであったため、より乗用車に近い運転姿勢となるのが特徴です。エンジンは2.4Lで「アブソルート」はプレミアムガソリン仕様となります。

背の高いミニバンが主流になりつつある中、室内の広さという点と3ナンバーサイズの車幅が販売は振るいませんでしたが、足まわりや車体の剛性、ステアリング性能が優れており、特に走行性能は多くの車評論家やユーザーから賞賛を受けていました。

現行モデル(2013年~)の特徴

HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING(8人乗り)、ボディカラーはプラチナホワイト・パール

そして2013年9月にフルモデルチェンジされ、5代目となった現行モデルでは、歴代初となる両側スライドドアの採用と8人乗りが設定されることになりました。これは旧モデルで不評であったことを改めたものですが、結果的に全高が高められよりミニバンらしいスタイリングに回帰することになりました。また、「超低床プラットフォーム」により低床化を徹底させ、全高を高めてもオデッセイらしい走りを実現させています。

また、インテリアでは3列目シートは3人掛けでリクライニング構造を3分割し、各乗員の肩に触れることなく3名が座れるように工夫され、2列目シートは従来からの7人乗り仕様は内蔵式オットマンや中折れ機構付シートバック・ロングスライド機構を備えたプレミアムクレードルシートが採用され、新しい8人乗り仕様は6:4分割スライドシートが採用されています。

エンジンは2.4Lながらも新開発となり、「アブソルート」は直噴化されたハイパワータイプとなりました。そして、ミニバンでは初採用となり、従来型よりも小型・軽量化を図りながらも高トルク・高出力化を実現する「SPORTS HYBRID i-MMD」を搭載したハイブリッドモデルが設定されました。

ホンダ オデッセイの安全性能

ブレーキやステアリングの制御技術と協調し、安心快適な運転や事故回避を支援する先進システム

2017年11月のマイナーチェンジにおいて、これまでメーカーオプション設定だった「ホンダセンシング」が、新たに歩行者事故低減ステアリングが追加され、ハイブリッドモデルはACCに渋滞追従機能が追加され、同時に全タイプ標準装備となっています。2013年までの発売だった旧型にはない安全装備は、今では多人数乗車を前提としたミニバンには不可欠になっており、旧型からもっとも進歩した技術となります。

まとめ

現在の新車販売台数においてオデッセイは厳しい状況にあります。日本のユーザーにとってミニバンとは背が高く、それでいて5ナンバーであることが条件だからです。では、オデッセイのようなタイプを求めるのはどんなユーザーなのでしょうか。それは、多人数乗車は条件であっても一番ではなく、まずプレミアムな車格と雰囲気で商用バンのような高い運転席でないことを条件にするユーザーと言えます。さて、貴方はどっちのミニバンはでしょうか?

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