こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
車種の中で、特に小さな子どもがいるファミリー層や若い世代に人気があるのはミニバンです。
ミニバンは5段階のボディサイズに分けられ、その中でもスタンダードなサイズのミニバンが比較的お手頃な価格帯で購入できるため支持されています。
トヨタのスタンダードサイズミニバンとして人気を獲得しているノアは、室内が広々としているため、車中泊が可能です。
車中泊はキャンピングカーではなく、ノアのようなミニバンでも十分に満喫できます。
今回取り上げるノア2代目は2007年6月に誕生したモデルであり、その後の2010年4月にマイナーチェンジが実施されました。
マイナーチェンジ前後で前期型と後期型に分けられるため、以下ではノア2代目後期型(2010年4月モデル)をベースとしています。
ノア2代目後期型で車中泊を楽しみたい方に向けて、実用的な機能や車中泊を楽しむためのおすすめアイテムをご紹介します。
車中泊の魅力と注意点
車中泊とは、キャンピングカーに限らず車内で宿泊することを指します。
近年は多くの方が旅行やアウトドアの際に利用する宿泊手段の1つとして人気があります。
以下に、車中泊の魅力と注意点をご紹介します。
【魅力】
泊まる場所が自由に選べる
地域によっては車中泊が禁止されているエリアがありますが、基本的に自由に宿泊場所を選択できます。特に自然の中で泊まることで、日常生活では味わえない経験ができるでしょう。
宿泊費用を抑えられる
一般的に旅行をするとホテルや旅館に宿泊するため、宿泊費用がかかります。
しかし、車中泊では自分の車に寝泊まりするため、宿泊費用がかかりません。
宿泊費用が浮いた分を美味しい食べ物や車中泊アイテムに充てるとよいでしょう。
【注意点】
快適に過ごす準備をする
車中泊はホテルなどの宿泊施設と比較して快適性が劣るため、より快適に過ごすために便利なアイテムを準備することをおすすめします。
車内の灯りを確保する照明器具や時期によっては寝袋やブランケットなどを準備するとよいでしょう。
ゴミは持ち帰る
環境に配慮し、ゴミや廃棄物の処理を適切に行うことが重要です。
公共のゴミ箱を利用するか、持ち帰って適切に処理することで、他の方に迷惑がかからないようにするとよいでしょう。
シートアレンジをうまく活用して快適に過ごそう
車中泊はホテルなどと比較して快適性が劣ります。
そのため、室内空間を最大限活用して快適に過ごすためには、シートアレンジ機能を活用するようにしましょう。
以下では7名定員モデルの車中泊で活躍するシートアレンジパターンを4つご紹介します。
フロントフラットソファーモード
1列目シートのヘッドレストを取り外した後にシートを倒して2列目シートと連結させるアレンジモードです。
ヘッドレストが外れるためシート間の段差や隙間が最小限となります。
長時間の運転で疲れた身体を休めるときなどに活躍します。
リヤフラットソファーモード
2列目のヘッドレストを取り外し、3列目とともにシートを倒してフルフラットにするアレンジモードです。
上記のフロントフラットソファーモードよりもゆったりくつろげるため、就寝時に活躍します。
ラゲージモード
3列目シートを折り畳んで収納するアレンジモードです。
それにより4名乗車を可能とし、かつラゲッジルームを確保できるため、荷物が多くなるキャンプや車中泊時に活躍します。
ビッグラゲージモード
2列目シートを限界まで前方にスライドし、3列目シートを収納するアレンジモードです。
ラゲッジスペースを最大サイズ確保することで、自転車やキャンプ道具など大きい物をたくさん積むときに活躍します。
ただし、乗車定員は2名までとなります。
実用的な機能
ノアには、車中泊時に活躍する実用的な機能が搭載されています。
代表的な機能をご紹介します。
ワンタッチスペースアップシート
軽い力で3列目シートをスムーズに折り畳める機能です。
通常のリアシートは固定されており、背もたれを倒すことでラゲッジスペースを確保します。
その一方でワンタッチスペースアップシートは簡単に収納できるため、より効率的にラゲッジスペースが確保できます。
車中泊では、室内空間を快適に利用するためにシートアレンジ機能を駆使する必要があるため、この機能は重宝されるでしょう。
多彩な収納ポケット
車中泊時には、ティッシュなどの小さい物から寝袋など大きい物まで多くの荷物を積む必要があります。
そのため、様々なサイズの収納ポケットがあると便利です。
ノア2代目には多彩な収納ポケットが搭載されています。
- 運転席アッパーボックス
- 助手席アッパーボックス
- モバイルポケット
- 運転席トレイ
- 助手席トレイ
- グローブボックス
- センターサイドボックス
- センタートレイ
- フロントカップホルダー
- フロントドアポケット&ボトルホルダー
- スライドドアポケット&ボトルホルダー
- 助手席シートバックポケット
車中泊時の便利アイテム3選
車中泊を快適に楽しむためのおすすめアイテムを3つご紹介します。
防寒、防暑対策グッズ
夏や冬の時期には、それぞれの時期に合わせて快適なアイテムを準備しましょう。
夏場は食材や飲み物を涼しい状態で保つためにクーラーボックスがあるとよいです。
また、冬場では寒さで体調を崩さないように寝袋などの防寒グッズを準備しましょう。
お風呂セット
宿泊場所によっては、シャンプーなどがないこともあります。
そのため、シャンプーやドライヤーといったお風呂セットを準備しておくとよいでしょう。
携帯用トイレ
トイレが近くにない場所でも便利に使用できる携帯用トイレは、折りたたみ式やポータブルなタイプがあり、大きな荷物とならないため便利です。
まとめ
本記事では、ノア2代目で車中泊するときの実用的な機能やおすすめアイテムをご紹介しました。
上記を参考に快適なカーライフを送ってください。