こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
車中泊は思い立ったらすぐに実行できる自由度の高さが魅力です。当社は札幌にございますが、冬の道の駅などでは車中泊をされている方も多く見かけます。
しかし冬の車中泊は注意すべき点が夏よりも多いので、車内を暖かく保つためにもしっかりとした準備が必要になります。
そこで今回は、冬の車中泊を快適に過ごすための安全対策と、揃えておきたいアイテムリストをご紹介します!
車中泊をするときに揃えておきたいものリスト【冬季編】
車中泊は周りの環境によって揃えておいたほうがよいアイテムが異なります。冬はとくに寒さ対策に注力しましょう。
冬季期間中に車中泊を楽しむための代表的なアイテムをご紹介します。
No | アイテム名 | 機能概要など |
1 | 断熱シェード | プライバシーを確保でき、睡眠時や着替えが必要な時でも活躍します。 |
2 | 寝袋 | 冷気を緩和することができます。 |
3 | 携帯トイレ | 車中泊が可能なパーキングエリア以外で車中泊する際には用意しておきたいアイテムです。災害時等にも役立つため、万が一の時にもあると安心です。 |
4 | スリープマット | 快適な睡眠や、身体を休められるアイテムです。 シート同士の隙間や段差も緩和できます。 腰などの体が痛くなりにくいアイテム。 |
5 | 電池式ポット | お湯を沸かし湯たんぽや調理にも使えます。 |
6 | 湯たんぽ、カイロ | どちらも暖をとれるアイテム。 電池式も湯たんぽもあるため自車の環境に合わせると◎。カイロは充電式もあります。 |
7 | ポータブル電源 | 電気毛布やスマホの充電、料理で使用する電気機器などにも◎。バッテリー容量により価格が異なるので、使用したいシーンに合わせて購入しましょう。いざというときや災害時にも役立つので一家に一台は用意しておきたいアイテム。 |
8 | ランタン | 車内の灯りを確保できます。 |
9 | 電気毛布 | 寒い時期の冷気を帯びた車のシートを防げたり、背中や腰など身体を温められるアイテムです。 |
上記リストの中で特に揃えておきたい5つのマストアイテムを簡単にご紹介します。
スリープマット
車内で寝泊まりする際には多くの方がフルフラットシートにされるのではないでしょうか。しかしフルフラットモードでは隙間や段差ができます。
そのときに便利なアイテムがスリープマットです。スリープマットで隙間や段差を埋められれば、快適な睡眠環境を作れます。
また、冷気によって車のシートが冷やされているため、身体とシートの間にスリープマットがあることで寒さが多少和らぎます。
湯たんぽ、カイロ
冬の車中泊で必需のアイテムが湯たんぽです。湯たんぽは比較的サイズが小さいため、車に積んでも邪魔になりません。
カイロはゴミになりがちですが、湯たんぽはお湯を入れるだけで使うことができ、ぬるくなったら水を捨てればよいため使い勝手がよいです。
カイロを持って行く場合は、充電式もおすすめです。いずれも低温やけどには注意しましょう。
ランタン
パーキングエリアなど、ある程度明るい場所で車中泊をする場合には、灯りは不要かもしれません。しかし、公園やキャンプ場などで車中泊をする場合は、夜になると車内が真っ暗になります。
そのため、電池式のランプがあると非常に便利です。LEDタイプのものであれば明さも確保でき、シーンによって明るさ調整できるものも多く販売されているのでチェックしてみてください。
電気毛布
ポータブル電源などにより、電気が利用できる環境であれば電気毛布を準備しておくとよいでしょう。
バッテリー容量によって、稼働時間は異なりますが、amazonなどでもコードレスタイプのものが3,000〜5,000円程度で購入可能です。
スリープマットの上や寝袋の下に敷くことで、寒い夜から身体を守ります。
断熱シェード
冷気は車の窓ガラスから伝わってきます。そのため断熱材や断熱シェードを用意して冷気を遮断しましょう。シェードを使用することで目隠しにもなります。
断熱シェードは車種専用に設計されているものもあるため、それを選べば間違いないです。専用の断熱シェードの代用品として、比較的安価なアルミ保温シートでもよいでしょう。
車中泊をするときの5つの注意点
車中泊時の5つの注意点は以下の通りです。
1.トイレの場所を確認する
冬の寒い時期に車中泊をするときは、寒さでよりトイレに行きたくなる機会が増えるでしょう。特に、女性やお子様と一緒にいる場合は、防犯面も考えて場所を選ぶ必要があります。
極端に暗い場所や人通りの少ない公園などは避けるようにしましょう。また、トイレがないことを想定して携帯トイレを準備しておくことをおすすめします。
2.長時間エンジンをかけ続けない
冬の時期は寒くて暖を取るためにエンジンをかけることもあるかと思います。長時間かけ続けてしまうとバッテリーが上がることや一酸化炭素中毒となるリスクがあるため注意が必要です。
特に一酸化炭素中毒に関しては、積雪により車の排気口が塞がってしまい生じる可能性が高まるため注意しましょう。
3.飲み物や食事でこまめに暖を取る
車内で暖を取る方法として、温かい飲み物や食事が効果的です。
コンビニで購入したホットドリンクも保温性の水筒に入れることで温かいまま飲み続けられます。
また、ガスコンロなどで調理をするときには換気をしましょう。
4.保温対策
冬季の車中泊で必ず行わなければならないことが保温対策です。冷気は窓ガラスから車内に流れてくるため専用の断熱シェードなどを駆使して冷気を遮断しましょう。
それだけではなく、服装は重ね着し寝袋や防寒具を用意して温かさを確保するようにしてください。
5.非常食を用意する
山や川の付近といった自然豊かな場所で車中泊をする場合には、想定外の雪などで移動ができないことが考えられます。
また、車の外にも出られない場合も考えられるため非常食や食料を多く積んでおくとよいでしょう。
まとめ
本記事では、冬の車中泊をされる方に向けての安全対策と、揃えておきたいおすすめリストをご紹介しました。
冬場は肌を刺すような冷気が続き、特に夜中や早朝は凍えるほど寒いため防寒対策をして身の安全を確保することが必須となります。
本記事を参考にして冬場の車中泊を楽しんでください!