5代目ステップワゴン後期「ブラックスタイル」は「スパーダ」と何が違う?

5代目ステップワゴン後期「ブラックスタイル」はスパーダと何が違う?

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

ホンダのミドルサイズミニバン「ステップワゴン」の中でも、独特の存在感を放つ特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」。

中古車市場でも根強い人気を誇りますが、通常グレードと具体的に何が違うのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、5代目ステップワゴン後期モデル(2017年9月〜2022年5月)に設定された「ブラックスタイル」と、ベースとなった「スパーダ」の違いを徹底比較します。

外装のメッキ加飾の違いから内装の質感、正確な価格差まで、購入判断に必要なポイントを整理しました。

5代目ステップワゴン「ブラックスタイル」とは?

ステップワゴンスパーダ クールスピリット ホンダセンシング ブラックスタイル(2019)フロント
ステップワゴンスパーダ クールスピリット ホンダセンシング ブラックスタイル(2019)フロント

5代目ステップワゴンの後期型に2018年12月20日に追加設定された「ブラックスタイル」は、その名の通り黒を基調とした専用パーツで全身を引き締めた特別仕様車です。

ベースとなっているのは、エアロパーツを装着した上級グレード「SPADA(スパーダ)」です。具体的には以下の2つのグレードがベース車両となっています。

  • SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING(ハイブリッド車)
  • SPADA・Cool Spirit Honda SENSING(ガソリン車)

もともとスポーティーなスパーダを、さらに精悍で上質な雰囲気に仕上げたのが、このモデルの特徴です。派手なメッキのギラギラ感よりも、シックで落ち着いたカッコよさを求める層から高い評価を得ています。

ベースグレード「スパーダ」の特徴

画像出典:ステップ ワゴン SPADA|HONDA STEP WGN

比較対象となるベースグレード「スパーダ」についても簡単に触れておきます。

5代目ステップワゴンのスパーダ(後期型)は、フロントマスクが前期型(2015年4月〜2017年8月販売)から大きく変更され、押し出しの強いデザインになったことが特徴です。

画像出典:SPADA・Honda SENSING(5代目前期モデル)|HONDA STEP WGN

LEDヘッドライトや専用バンパー、サイドシルガーニッシュなどを標準装備し、ノーマルグレードよりも力強いスタイリングとなっています。

また、安全運転支援システム「Honda SENSING」も標準装備されており、ファミリーカーとしての基本性能も非常に高いモデルです。この完成度の高いスパーダに、デザイン面での個性をプラスしたのがブラックスタイルと言えます。

【外装比較】メッキから「ブラッククローム」へ

最大の違いはエクステリア(外装)です。

通常のスパーダではシルバーのメッキパーツが使われている部分が、ブラックスタイルでは黒やダーククロームに変更されています。

主な違いを以下の表にまとめました。

ベースグレード(スパーダ)ブラックスタイル
フロントグリルダーククロームメッキブラッククロームメッキ
ヘッドライトガーニッシュダーククロームメッキブラッククロームメッキ
フロントロアーガーニッシュボディ同色などピアノブラック調
フォグライトガーニッシュ無塗装樹脂などピアノブラック調
ドアミラーボディ同色ブラック塗装
リアリフレクターガーニッシュ無塗装樹脂などピアノブラック調
アルミホイールシルバー塗装などブラッククリア塗装
リアコンビネーションランプレッドレンズ(ガソリン車)クリアタイプ(ガソリン車)
※ハイブリッド車のリアランプはベースグレードもクリアタイプです。

特に印象が変わるのはフロントマスクです。

グリル周りのメッキが少し暗めの「ブラッククローム」になることで、顔つきがグッと引き締まります。

ステップワゴン スパーダ ホンダセンシング
ステップワゴンスパーダ クールスピリット ホンダセンシング ブラックスタイル(2019)フロントグリル
ステップワゴンスパーダ クールスピリット ホンダセンシング ブラックスタイル

また、足元のホイールにもブラッククリア塗装が施されており、車体全体に重厚感が生まれています。

【内装比較】パープルステッチが光る大人の空間

インテリアも、外装に合わせて専用のコーディネートが施されています。

1. ブラック×パープルの専用カラー

ベースグレードのスパーダも黒基調の内装ですが、ブラックスタイルでは差し色として「パープル(紫)」が使われています。

  • シート表皮:ブラック×パープルのコンビシートを採用。素材は汚れに強い「プライムスムース」と、肌触りの良い「ソフトウィーブ」の組み合わせです。
  • ステアリング:本革巻ステアリングホイールに「パープルステッチ」が入ります。

画像の通り、こちらの紫色は決して派手な色味ではなく、深みのあるダークパープルです。

光の当たり方でほんのり色味を感じる程度の上品な仕上がりであり、大人の色気を感じさせる空間になっています。

2. アイボリー内装も選択可能(オプション)

画像出典:アイボリー×シルバー|STEP WGN

実はブラックスタイルでも、メーカーオプションで明るい「アイボリー×シルバー」の内装を選ぶことができました。

この場合、シート表皮は撥水加工されたコンビシートになり、ステアリングのステッチもシルバーに変更されます。「外装は黒でカッコよくしたいけれど、内装は明るく広く見せたい」というニーズにも対応していました。

価格差の目安:実はかなりお買い得だった?

新車販売当時のハイブリッドモデルの価格差は、以下の通りです。

  • SPADA HYBRID G・EX(ベース):355万9,680円
  • BLACK STYLE(ハイブリッド):360万2,880円

価格差は4万3,200円でした。※新車販売当時の価格(消費税8%込)での比較

専用のエクステリアパーツ(ブラッククロームメッキグリルや専用ホイールなど)や専用内装が与えられていることを考えると、プラス約4.3万円というのは非常にコストパフォーマンスが高い設定だったと言えます。

中古車市場においても、この価格差はそこまで大きく広がっていません。

年式や走行距離による差の方が支配的ですので、条件の良い個体があれば、通常のスパーダと同じくらいの予算感でブラックスタイルを狙える可能性があります。

ボディカラーは厳選された4色展開

ブラックスタイルのボディカラーは、車に合わせて以下の4色に絞られていました。

  1. プラチナホワイト・パール 有料色:38,500円 (税抜35,000円)
  2. プレミアムスパークルブラック・パール 有料色:38,500円(税抜35,000円)
  3. モダンスティール・メタリック
  4. オブシダンブルー・パール
プラチナホワイト・パール
プレミアムスパークルブラック・パール
画像出典:SPADA・Cool Spirit Honda SENSING 特別仕様車 BLACK STYLE(左)モダンスティール・メタリック(右)オブシダンブルー・パール

特に人気なのはやはり「プラチナホワイト・パール」と「プレミアムスパークルブラック・パール」です。

白ボディに黒いパーツ(ドアミラーやホイール)がアクセントになるホワイトか、全身真っ黒で威圧感すらあるブラックか。好みが分かれるところですが、どちらもリセールバリューは期待できます。

特別仕様車「ブラックスタイル」を選ぶメリット

ここまでの内容を踏まえて、ブラックスタイルを選ぶメリットを整理します。

  1. 「脱メッキ」による洗練されたデザイン
    ギラギラしたメッキパーツが苦手な方にとって、ブラッククロームやピアノブラックで統一された外観は大きな魅力です。純正で最初からカスタムカーのような完成度となっています。
  2. 所有欲を満たす専用インテリア
    パープルステッチやコンビシートなど、乗り込むたびに特別感を感じられます。特にステアリングなどの手に触れる部分の質感が高いのは満足度に直結します。
  3. 中古車市場での希少性
    通常のスパーダに比べると流通台数は少なめです。「他の人とかぶりたくない」「少しこだわりのある車に乗りたい」という方にはピッタリの選択肢です。
  4. メンテナンスの手間は変わらない
    特別仕様車とはいえ、基本的なメカニズムは通常のスパーダと同じです。専用部品といっても装飾パーツが主なので、維持費やメンテナンスの手間が大きく変わることはありません。

まとめ

5代目ステップワゴンの「ブラックスタイル」は、スパーダの高い基本性能はそのままに、内外装の質感を高めた大人のための特別仕様車です。

  • 外装はメッキを抑えたブラック加飾でクールに
  • 内装はパープルステッチで上質に
  • 中古車でも狙いやすい価格帯

「家族のためにミニバンは必要だけど、所帯じみた車には乗りたくない」「周りと同じ車は少しつまらない」と感じているなら、ブラックスタイルは非常に有力な候補になるはずです。

中古車市場では状態の良い個体が減りつつあります。気になる方は、早めにチェックしてみることをおすすめします。

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