2025年8月マイナーチェンジした新型シエンタの魅力は?

2025年8月マイナーチェンジした新型シエンタの魅力は?

こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

2025年8月、一部改良型の待望の新型トヨタ・シエンタが登場しました。

コンパクトミニバンとしての使いやすさを追求しつつ、デザインの洗練化や充実した最新機能を搭載。特に電動パーキングブレーキの標準装備や大型ディスプレイの進化、そして環境に配慮したハイブリッドシステムが注目されています。

家族での移動や日常の買い物からアウトドアまで、多彩なライフスタイルに寄り添う新型シエンタの魅力を、発売情報から細部の装備・性能まで徹底解説します。

\動画は新型ではありませんがシエンタついて解説していますのでぜひチェックしてください!/

シエンタが選ばれる理由・強み

1.お子さまからご年配者の方まで優しい設計である

※画像はイメージです。6人乗りのシエンタ(2016年式)

シエンタが選ばれる理由や強みは、多くの年代が使いやすい実用性とユーザー目線の配慮にあります。

コンパクトなボディサイズながら前後席間や頭上空間を十分に確保し、広々とした快適な室内空間を実現している点が挙げられます。

※画像は別シエンタによるイメージです。新型ではありませんが、身長177センチのスタッフ川村が乗ってもこの余裕があります。

頭上も十分な余裕を持たせており、小さなお子さまが車内で立って着替えられるほどの広々とした空間設計が、新型シエンタの居住性の高さを支えています。

そのため、後席には大きめの買い物カゴも楽に置けるほどの余裕があり、長時間のドライブでも快適さを維持できるでしょう。

2..優れた燃費性能

燃費性能も優れており、最新のハイブリッドシステムを搭載したモデルでは、クラス最高レベルの低燃費を実現。

環境負荷の軽減と経済性の両立を求めるユーザーに支持されています。燃費性能については後ほどご紹介します。

3.その他

そのほかにも、全グレードに電動パーキングブレーキや最新のToyota Safety Senseによる先進安全機能が標準装備されている点や、多彩なシートアレンジも人気です。

今回登場した特別仕様のJUNOモデルでは、家族利用だけでなくアウトドアにも対応できる点も大きな魅力です。

新型シエンタ2025年モデルの概要

画像出典:JUNOページ|トヨタシエンタJUNO

2025年8月5日、トヨタは人気のコンパクトミニバン「シエンタ」を一部改良し、新たに特別仕様車「JUNO(ジュノ)」を追加設定して発売しました。

価格帯

価格は以下のように幅広く設定され、用途や予算に合わせて選びやすくなっています。

  • 最低価格:207万7,900円(税込)〜
  • 最高価格:385万2,200円(税込)まで

グレード構成

画像出典:JUNOページ|トヨタシエンタJUNO

新型シエンタの一部改良モデルの中で、特に注目を集めているのが特別仕様車「JUNO(ジュノ)」です。

「JUNO」は、トヨタとカスタマイズブランドのMODELLISTAが共同開発したコンプリートカーで、従来のシエンタとは大きく異なる2人乗りの4ナンバー登録車となっています。

  • JUNO:アウトドアや商用利用に適した仕様で、2人乗りの4ナンバー登録車として展開
  • 既存のZ、G、Xなど複数のグレードも継続し、ガソリン車とハイブリッド車の両方が選べる構成となっています。

価格帯別おすすめグレードと選び方ポイント

新型シエンタは価格帯に応じて多彩なグレードが用意されており、各グレードは装備や内装が異なるため、予算やニーズ、使い方に合わせて選ぶことができます。

特にJUNOは専用装備を備えた個性派モデルで、従来のシエンタとは異なる使い方を求めるユーザーにも魅力的な内容となっています。

Xグレード

エントリーモデルにあたるXグレード(207万円台)は、必要最低限の装備を備えつつもシンプルで扱いやすい仕様が特徴です。手ごろな価格帯を求める方に向いています。

Gグレード

ミドルレンジのGグレード(260万円台〜)は、快適装備や安全機能が充実しており、ファミリー層に人気のモデルです。

オートエアコンや最新のToyota Safety Sense、電動パーキングブレーキが標準装備され、使い勝手と安全性のバランスが取れています。

Zグレード

ハイエンドのZグレード(300万円台〜)は、上質な内外装や先進的な装備を備え、長距離ドライブや多彩な使い方に対応。

特にハイブリッド車との組み合わせがおすすめで、燃費性能と走行安定性の高さを実感できます。

JUNO(特別仕様車)

特別仕様のJUNOは2人乗りの4ナンバー登録車で、アウトドアや商用利用、車中泊など荷室空間を重視するユーザーに最適です。専用色や家具モジュールによるカスタマイズ性も特徴で、用途がはっきりしている方におすすめです。

選び方のポイントは、まず乗車人数や使用シーンを明確にし、次に予算と快適装備、安全性能のバランスを考慮することです。

試乗やディーラーでの詳細確認を通じて、自分に合ったグレードの実感を得ることが満足度の高い購入につながります。

旧型モデルとの主な違いと進化した点

新型シエンタは、旧型モデルと比較して以下の点で大きく進化し、ユーザーの利便性と快適性を向上させています。

電動パーキングブレーキ(EPB)とオートブレーキホールドの全車標準化

旧型では一部グレードのみの装備だった電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドが、全モデルに標準装備されました。

信号待ちや渋滞時の運転ストレスが大幅に軽減し、安全運転をよりサポートします。

新安全支援装備の強化

Toyota Safety Senseの機能が拡充され、全車速対応レーダークルーズコントロールの性能向上やドライバー異常時対応システム、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)など先進安全技術が標準搭載され、より高い安全性能を実現しました。

インテリアの質感と快適性の向上

シートの素材変更や撥水・撥油機能の追加、収納スペースの拡充、USB-C端子の標準装備など、乗る人の快適さに配慮した内装の進化が図られています。

オートエアコンは全車標準化され、操作性も向上しました。

エクステリアの小改良

前後バンパーデザインの微調整や新カラーの追加、専用アルミホイールの設定など、より洗練された見た目にブラッシュアップされています。

ハイブリッドシステムの継続と4WDの選択肢

パワートレインは1.5Lガソリン車と新型ハイブリッドを継続し、2WDに加え4WD(E-Four)も選択可能で、走行性能と環境性能のバランスを保っています。

これらの改良により、新型シエンタは旧型よりも安全で快適、そして多様な使い方に対応できるモデルへと進化しています。

外観デザインの進化と特徴

2025年モデルの新型シエンタは、使いやすさと親しみやすさを維持しながら、より洗練された現代的なデザインへとアップデートされています。

洗練されたエクステリア

丸みを帯びたフォルムに直線的なアクセントを施すことで、親しみやすさと上質さを両立しています。

前後バンパーのデザインは一層スマートになり、都市的で清潔感のある印象を与えます。ボディ全体にはカラード素地パーツを多用し、親しみやすさとともに高級感も向上させています。

JUNOモデルならではのデザイン

JUNOは、商用や趣味利用に特化した外観が特徴です。バンパー形状や専用エンブレム、シンプルで実用的なデザインが採用されています。

また、モジュール取付用レールや自由度の高いパネル配置により、自由度の高い内装の変更ができます。

画像出典:JUNOページ|トヨタシエンタJUNO

親しみやすさと洗練を両立したエクステリア

画像出典:トヨタシエンタ|トヨタ

丸みを帯びたフォルムに直線的なアクセントを施すことで、親しみやすさと上質さを両立しています。前後バンパーのデザインは一層スマートになり、都市的で清潔感のある印象を与えます。

ボディ全体にはカラード素地パーツを多用し、親しみやすさとともに高級感も向上させています。

新色・ツートンカラーと専用アルミホイール

新色が追加され、JUNO専用のカラーバリエーションやツートン仕様も選択できます。アルミホイールやドアミラーには専用デザインパーツが採用されており、より個性的なスタイルを楽しめます。

視認性を向上させるLEDヘッドライトと大きな窓

特徴的な大きなウインドウや大型バックドアの採用により、優れた視界と荷物の積み降ろしのしやすさを実現しています。

さらに、新しいLEDヘッドランプとリアコンビネーションランプはシャープな造形で、安全性とデザイン性が両立されています。

最大7人乗り対応の多彩なシートアレンジ

最大で7人乗りに対応しており、多彩なシートアレンジが可能です(※JUNOは2人乗り専用)。

3列シート仕様では、状況に応じて後部座席を折りたたんだり、スライドさせたりすることで、荷物スペースを広げたりさまざまなシートアレンジを楽しめます。

また、2列シートモデルでは広いラゲッジスペースや使い勝手の良さを重視したアレンジが可能です。

充実した収納スペースとUSB-C端子標準装備

室内各所に使い勝手の良い収納スペースを豊富に備えているところもシエンタの魅力です。日常の小物から大型の荷物まで効率よく収納可能です。また、すべてのグレードでUSB-C端子が標準装備されており、スマートフォンやタブレットなどの充電にも役立ちます。

新型ハイブリッドシステムの特徴と燃費性能

ハイブリッドモデルは、最新の1.5Lダイナミックフォースエンジンとシリーズパラレル式ハイブリッドシステムを組み合わせることで、優れた燃費と力強い走りを両立しています。

さらに、燃焼効率を高めたM15A-FXE型エンジンと高効率なモーターを採用し、低速から高速域までスムーズな加速と静粛性が特徴です。トランスミッションにはダイレクトシフトCVTを採用し、滑らかな変速と快適なドライブフィールを実現しています。

燃費性能

燃費性能は、WLTCモードでFF(2WD)車が25.3~28.8km/L、E-Four(電動4WD)車でも24.8km/Lという数値を達成しており、日常の通勤や家族での遠出にも安心して使えるクラス屈指の低燃費が魅力です。

回生ブレーキやエコドライブサポート機能も搭載しています。

2WD・E-Fourハイブリッド仕様の選択肢

ハイブリッド仕様は、走行環境やニーズに応じて選べる2WD(前輪駆動)とE-Four(電動4WD)の2種類が用意されています。

2WDモデルは燃費性能に優れ、都市部での通勤や普段使いに最適です。

一方、E-Fourモデルは電気式4輪駆動システムを搭載し、雪道や悪路でも安定した走行が可能で、アウトドアや冬季の安全運転を重視するユーザーに適しています。

他社ライバル車との比較

国内で最も競合するライバル車としてホンダ・フリードが挙げられます。

広い室内空間でありながらも、コンパクトミニバンとして運転のしやすさや、安全装備の充実といった共通点があります。ここでは、二車種の比較をしてみます。

項目新型シエンタホンダ・フリード
年式2025年モデル2025年モデル
グレードXエアー
最大乗車人数最大7人最大7人(6人乗りキャプテンシート仕様あり)
燃費性能(WLTCモード)ガソリン:18.3km/L
ハイブリッド:28.8km/L
ガソリン:16.5km/L
ハイブリッド:25.4km/L
3列目シート格納方法フロア下に完全格納可能折りたたみ式(仕様により異なる)
乗降性・ウォークスルー標準的後部席ウォークスルーがしやすい
装備の充実度全グレードに電動パーキングブレーキと最新安全技術標準搭載一部グレードでオプション対応が多い
価格帯やや高め新型シエンタよりやや手頃
人気度年間販売台数10万台超える人気モデル年間販売台数10万台超える人気モデル

この表から、新型シエンタは特に燃費性能と多様なシートアレンジ、充実した安全装備が強みであり、ホンダ・フリードは乗降のしやすさや選べるシート仕様の多さで差別化されています。

ホンダ・フリードとのサイズ・価格・装備比較

新型シエンタとホンダ・フリードのサイズ、価格、装備の比較表です。

項目ホンダ・フリード
全長約4,260mm約4,265mm
全幅約1,695mm約1,695mm
全高約1,695mm約1,710mm
価格帯207万7,900円〜385万2,200円250万8,000円〜343万7,500円
先進安全装備全グレードに標準装備
・電動パーキングブレーキ
・ブレーキホールド
・Toyota Safety Sense
・一部グレードではオプション対応
・上位グレードに限られることがある
乗降性標準的高め(後部席のウォークスルーがしやすい)
グレード構成幅広く多彩比較的シンプル

この比較から、新型シエンタは安全装備の充実や幅広いグレード構成が強みであり、ホンダ・フリードは乗降性の良さと手ごろな価格設定が特徴です。

自分にはどのモデルが合っている?

新型シエンタを購入検討する際は、まずご自身のライフスタイルや使用目的を明確にしましょう。

家族4人以上での利用を重視する場合は、7人乗りの3列シート仕様で快適な室内空間や多彩なシートアレンジを活かすのがおすすめです。

一方で、主に2人または少人数での利用や荷物の多い趣味・商用利用を想定している場合は、2人乗りの特別仕様車「JUNO」も検討すると良いでしょう。

さらに、燃費を重視するなら、ハイブリッドモデルがおすすめです。経済的で環境にもやさしく、都市部の通勤や長距離ドライブに適しています。走行環境や季節に応じて、2WDとE-Four(電動4WD)のどちらが適しているかもポイントになります。

4WDは悪路走行や雪道での安心感が高い反面、若干燃費が落ちる傾向があるため、使用環境と相談して選びましょう。

安全装備は全グレードで充実しているため、価格差でグレードを選ぶ際には、快適装備や内装の質感、さらにはカラーやオプション設定を比較検討すると満足度が高まります。ディーラーでの試乗もぜひ活用し、実際の操作感や室内の広さを体感することをおすすめします。

自分のニーズに合ったグレード選びと快適装備のバランスを考えることで、新型シエンタの魅力を最大限に活かした満足度の高い車選びが可能です。

まとめ

2025年8月に登場した新型トヨタ・シエンタは、コンパクトミニバンとしての使いやすさに加え、洗練されたデザインや先進機能の充実、環境に配慮したハイブリッドシステムなど、多岐にわたる魅力を備えています。

また、特別仕様車「JUNO(ジュノ)」の追加により、アウトドアや商用利用にも対応可能な2人乗りモデルが新たに加わりました。

ぜひ本記事を参考に、新型シエンタを選んでみてくださいね。

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