\ YouTubeでもご紹介しています /
こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
トヨタを代表するミニバンとして人気の高いヴェルファイア30系。
新車価格が430~510万円台と非常に高額なため、お得にヴェルファイアを手に入れることができる中古車も注目を集めています。
そんなヴェルファイア30系ですが、中古車市場に出回っている台数が非常に多いため、どの車両を選べばいいか分からないという方も少なくないでしょう。
今回は、ヴェルファイア30系の中古車を検討している方に向けて、おすすめの車両や車選びの注意点をご紹介します。
条件別ヴェルファイア30系のおすすめ中古車両
価格、装備、デザインなど、中古車選びの際にこだわりたい条件は人それぞれでしょう。
ここからは、条件別にヴェルファイア30系のおすすめ車両をご紹介します。
安全性能にこだわりたい方におすすめの後期モデル
ヴェルファイア30系は、2015年~2016年に販売された前期モデルと、2017年のモデルチェンジ以降に販売された後期モデルがあります。
前期モデルでは、予防安全技術の搭載が一部グレードのみに限られていましたが、モデルチェンジ後の後期モデルでは、全グレードに予防安全技術を追加。
装備が充実した分、中古車相場も高くなっていますが、後期モデルであれば価格の安いエントリーグレードでも安心してドライブを楽しむことができるでしょう。
マイナーチェンジで全車に搭載された予防安全技術は以下のとおりです。
【後期モデル全車グレード搭載予防安全技術】
装備名 | 内容 |
プリクラッシュセーフティ | 他車や歩行者を検知し、自動ブレーキの作動により衝突被害を軽減 |
レーントレーシングアシスト | 車両が車線を認識し、中央を走行できるようステアリング操作をサポート |
レーダークルーズコントロール | 前方車両に追従することで運転をサポート |
ロードサインアシスト | 道路標識をディスプレイに表示し、ドライバーに注意を促す |
先行車発進告知機能 | 音と表示で信号待ちや渋滞時の発進遅れを防ぐ |
デザイン重視の方におすすめのエアログレード
高級感のある都会的なデザインが特徴のヴェルファイアですが、力強い見た目が好きという方におすすめなのがエアログレードです。
30系ヴェルファイアでは、「Z」のつくグレードとGOLDEN EYESに車種専用設計のフロント・リヤバンパー、サイドマットガードを搭載。他にもシルバー加飾部分が拡大したデザインを採用しており、よりダイナミックなデザインを楽しめます。
ノーマルグレードとエアログレードの新車価格には30万円程度の差がありましたが、中古車市場では価格差が少なくなっているため、お得に好みの見た目を手に入れることができるでしょう。
燃費を抑えたい方におすすめのハイブリッドモデル
ヴェルファイア30系には、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意されており、前期モデルでガソリン一リットル当たり7~10km程度、後期モデルで4~5km程度の燃費差が生じています。
近頃価格が高騰しているガソリン代。特に車の使用頻度が多い方の場合は、選択するグレードにより年間の維持費に数万円程度の違いが出ることもあります。
走行距離が長い方は、ぜひ燃費の良いハイブリッドモデルもご検討ください。
高級感を味わいたい方におすすめの最上級グレード
お得に高級感のある車両を手に入れたい方におすすめなのが、前期モデルの最上級グレードExecutive Loungeです。
前期モデルのExecutive Loungeは、当時の新車販売価格が650~700万円台と、高級ミニバンらしい価格設定でしたが、発売開始から時間が経った今、状態によっては300万円台で販売されている車両もあります。
現行モデルと比較すると、装備内容は多少劣ってしまいますが、決して古い印象はありません。高級感や特別感を味わいたいという方は、最上級グレードがお得に手に入る前期モデルを検討してみてはいかがでしょうか。
安さにこだわりたい方におすすめのエントリーグレード
とにかく安くヴェルファイアを手に入れたいという方におすすめなのが、前期モデルのエントリーグレードです。
グレードや年式によって価格差が大きいヴェルファイアの中古車ですが、30系が登場した2015年~2016年の前期モデルは、200万円を切る価格で販売されている車両もあります。
前期モデルと言っても最高峰ミニバンらしい見た目は健在です。前期モデルのXなら、価格を抑えながら高級車らしい乗り心地とデザインを楽しむことができるでしょう。
ヴェルファイアの中古車選びで注意したいポイント
新車とは違い、一度他のユーザーが使用した中古車は車両によってコンディションに差が生じます。
とはいえ、具体的にどんな車両が良いのか分からない方も多いでしょう。
ここからは、基本的な中古車選びのチェックポイントをご紹介します。
年式が古い車は注意が必要
中古車は、製造から時間が経過した車両ほど安く販売されている傾向があります。
お得に車を手に入れることができることは嬉しい点ではありますが、消耗部品の劣化や車両への負担が大きくなっているケースも否めません。
特に10年落ちまたは、10万km以上走行した車両の場合は、タイミングベルトやオルタネーター、ブレーキローターなどの部品が交換時期を迎えるため、購入後メンテナンス費用がかさんでしまう可能性があります。
せっかく安く車を購入できても、維持費が高くなれば支払総額は多くなってしまいますので、年式の古い車にはきちんとメンテナンスや整備がされているか確認しましょう。
修復歴がある車は避けたほうが安心
中古車選びをしていると、「修復歴有」という表記を目にすることもあるでしょう。
このような車両は、過去に事故や災害で車の骨格部分がゆがむ程の衝撃を受けたことを示します。
キレイに修理が行われ、見た目には全く影響のない車両も多いですが、大きな衝撃を受けた車両は、エンジンやブレーキなど主要パーツに影響している可能性もあります。
長く乗る車ですので、信頼できる中古車販売店で購入するようにしましょう。
まとめ
今回は、幅広い層からの人気が高いトヨタ・ヴェルファイアの中古車選びのポイントをご紹介しました。
新車よりもお得に手に入れることができる中古車ですが、ヴェルファイアの場合は、年式やグレードで装備内容や価格に大幅な差が生じています。
車選びで重視したいポイントを明確にすることで、自分に合った一台をお得に手に入れてみてはいかがでしょうか。