こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
ひろびろとした車内と迫力のあるデザインが特徴のヴェルファイア20系(初代)では、快適なドライブはもちろん、スペースを生かして車中泊を楽しむことが可能です。
本記事では、ヴェルファイア20系で車中泊をする方法や準備が必要な必需品、あると便利なおすすめグッズをご紹介します!
1.シートアレンジで快適な睡眠スペースを確保
乗車人数や荷物の量に合わせてシートアレンジが可能なヴェルファイア20系。
車中泊を実施する場合には、フロントシートとセカンドシートもしくは、セカンドシートとサードシートを倒す「フルフラットモード」がおすすめです。
フロントシートとセカンドシートを倒す場合は、1列目から3列目全てのシートを睡眠スペースとして活用することができるため、身長の高い方や、体格が大きい方でもゆったりと休むことができるでしょう。
セカンドシートとサードシートを倒す場合は、フロントシートが通常状態となりますので、スペースは小さくなりますが、シート状態を変えなくてもすぐに出発できるというメリットがあります。
また運転席のシートポジションが変わってしまう心配もありません。
自分に合うシートアレンジで車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2.マットで段差を埋める
ヴェルファイア20系は7人乗りと8人乗りモデルが用意されており、7人乗りモデルの場合はシートをフラットにしても左右座席の間にスキマができてしまいます。
快適な睡眠を取るためには、できる限り起伏のない状態を作ることが望ましいため、荷物や適当な段ボールなどでスキマを埋めるようにしましょう。
また8人乗りモデルの場合でも、シートとシートの間や座面と背もたれの切り替え部分に段差が生じます。
車中泊では、この小さな段差が体の痛みやコリの原因になることも。
車内でもしっかり休息が取れるよう、車中泊を実施する場合にはシートの上に敷くマットなどを用意することをおすすめします。
3.目隠しで防犯対策を行う
車中泊では、車内のプライバシーを守る防犯対策が欠かせません。
睡眠を取る際に内側からカギをかけることはもちろんですが、外から車内の様子が見えないよう、全ての窓に目隠しをしてください。
ヴェルファイア20系では、車種専用設計のカーテンやシェードが多く販売されていますが、用意できない場合は、タオルなどを代用してもOKです。
また車上荒らし対策のため、財布や時計、アクセサリー、携帯などの貴重品は、コンソールボックスやシート下などに収納することをおすすめします。
適切な防犯対策を行うことで、安心・安全な車中泊を楽しみましょう。
車中泊のおすすめグッズ
手軽で宿泊代もかからないと、近年人気の高まる車中泊ですが、車内で快適に一晩を過ごすためには事前の準備が欠かせません。
ここからは、車中泊を実施する際に必ず用意してほしい「必需品」と、あると便利な「快適グッズ」をご紹介します。
必ず用意しておきたい!車中泊の必需品
車中泊で用意しておきたい必需品は以下の3つです。
【必需品】
・カーテンやシェード
・マットレス
・気温対策グッズ
道の駅やキャンプ場など、車中泊が認められている施設では他にも多くの利用者がいます。
トラブルを防ぐためにも、必ずカーテンやシェードで防犯対策を行いましょう。
マットレスは、快適な睡眠を取るためのグッズです。
最近ではコンパクトに収納できる商品や、使用する時だけ空気で膨らませるタイプなど手軽に持ち運べるものが多く登場しています。使用スタイルに合った商品を選ぶことで快適な車中泊を楽しんでください。
さらに車内は密閉度が低いため、季節に合わせた気温対策が欠かせません。
車中泊が熱中症や体調不良の原因となる可能性も。夏には冷感マットやクーラーボックス、冬には電気毛布や保温性の高い寝袋などを用意することで、体調管理にも注意しましょう。
あると便利さがUP!車中泊の快適グッズ
「車中泊を最大限楽しみたい!」「キャンプ気分を味わいたい」という方におすすめなのが、車中泊用の快適グッズです。
今回は、車中泊の楽しみ方が広がる3つのグッズをご紹介します。
【快適グッズ】
・ポータブル電源
・クーラーボックス
・調理家電
車中泊の楽しみ方が広がるグッズとして代表的なものがポータブル電源です。
最近は小さな電力で使用できる小型家電が豊富に登場しているため、工夫次第でワンランク上の車中泊を実施できるでしょう。
また、飲み物や食べ物を冷やしておけるクーラーボックスもおすすめです。特に暑さの厳しい夏の車中泊では大活躍します。
さらに、最近は車内で調理ができるポットや炊飯器などの小型家電も登場しています。火を使わないため、車の中でも安心してキャンプ気分を味わうことができるでしょう。
車中泊の注意点
お金をかけずに手軽にできることが魅力の車中泊ですが、気持ちよく車中泊をするためには気を付けなければいけない点があります。
ここからは車中泊を実施する際の注意点を2つご紹介します。
【車中泊の注意点】
・就寝時エンジンは切る
・エコノミー症候群に注意する
「エンジンをかけっぱなしにしよう」と考えている方もいるかもしれませんが、車中泊では就寝時にエンジンを切ることがマナーです。
ガソリンのニオイや音が周囲の迷惑になる可能性があるだけでなく、気が付かないうちに排気ガスが逆流する危険があります。周囲のためにも、自分のためにもエンジンは切るように心がけてください。
また普段よりも狭い空間で休息を取る車中泊では、エコノミー症候群を発症する可能性があります。
エコノミー症候群は、血流が悪くなることが原因であるとされていますので、就寝時にはできる限り体を伸ばして休める空間を確保してください。
まとめ
本記事では、ヴェルファイア20系で車中泊を楽しむ方法や、必要グッズ、実施時の注意点をご紹介しました。
手軽さが魅力の車中泊ですが、安心・安全な車中泊を実施するためには事前準備が欠かせません。
季節や駐車場所に合わせた対策を行うことで、快適な車中泊を楽しみましょう。