こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
流線形のボディが美しいLサイズミニバンのトヨタ・エスティマ。
販売が終了した今でも「人や荷物もたくさん乗る」と家族連れやアウトドアが好きなユーザーから高い人気を獲得しています。
根強い人気のあるエスティマですが、実際に購入するとなると気になるのがボディサイズ。
「取り回しができるか」「駐車場に入るか」など、ボディサイズが大きい車だからこそ不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、エスティマの最終モデルとなった3代目をピックアップし、ボディサイズ・室内サイズ・最小回転半径などをご紹介します。
記事後半では、競合車種とのサイズ比較もご紹介しますので「まだ車種が決まっていない」という方も、ぜひ参考にしてください。
全長・全幅・全高
2006年に発売が開始されたエスティマ3代目。
発売開始以降、2008年・2012年・2016年にマイナーチェンジを行っており、販売時期によりボディサイズが異なります。
本記事では初代モデルを前期、2008年以降のモデルを中期、2012年以降のモデルを後期とし、サイズをご紹介します。
発売時期ごとのボディサイズは、以下のとおりです。
【エスティマ3代目ボディサイズ】
モデル | 全長 | 全幅 | 全高 |
前期 | 4,795mm | 1,8000mm | 1,730~1,760mm |
中期 | 4,795mm | 1,800~1,820mm | 1,730~1,760mm |
後期 | 4,795~4,815mm | 1,800~1,820mm | 1,730~1,760mm |
前期から中期では全幅が最大20mm、中期から後期では全長が20mm大きくなっていることが分かりますが、どちらの変更も取り回しや運転のしやすさに大きな影響はないと考えていいでしょう。
またボディサイズが大きく影響するのが駐車場選びです。
一般的な駐車場は、幅2.5m・長さ5.0mが最低値とされていることが多く、平面駐車場であれば問題なく駐車することができるでしょう。
だだし、ラゲージを使用する場合には車両を少し前に出すなど工夫が必要な可能性があります。
駐車場選びの際には、車が駐車スペースに入るかだけでなく、人の乗り降りや荷物の積み込みの際に安全なスペースが確保できるかを事前に確認することをおすすめします。
また機械式駐車場は平面駐車場よりもサイズ制限が厳しいケースが多いため、マンションやビルの駐車場の利用を検討している場合は注意が必要です。
最低地上高
最低地上高とは、地面から車の一番低い部分までの距離を指します。
エスティマ3代目は、どのモデルも最低地上高が145~170mmで、低すぎず高すぎない使い勝手のいいサイズを採用しています。
乗り降りが楽なだけでなく、縁石や車輪止めにボディを擦ってしまう心配もいらないでしょう。
ただし、ご紹介した数値は純正状態のサイズです。
タイヤの履き替えやカスタムパーツの取り付けで最低地上高が変わる可能性があります。
ドレスアップを検討している場合は注意が必要です。
最小回転半径
最小回転半径とは、ハンドルを左右どちらかに最大まで切って旋回した際、一番外側のタイヤが描く円の半径を指します。
この数値は、取り回しや運転のしやすさを示す目安になっており、エスティマ3代目ではどのモデルでも最小回転半径は5.7~5.9mです。
軽自動車やコンパクトカーなどの場合、最小回転半径は4.4m前後が目安とされており、その差は1m以上。
ボディサイズが大きい分、小回りが難しいことがわかります。
また、5.5mを超えるエスティマのような車両の場合、狭い路地や入り組んだ道の運転に苦労することも考えられるでしょう。
これまで大型車両に乗ったことがない方の場合は、購入前に試乗などで運転の感覚をつかんでおくことがおすすめです。
車内サイズ
「たくさん荷物を乗せたい」「大人数でお出かけをしたい」という方にとって重要なボディサイズ。
エスティマ3代目のボディサイズは、以下のとおりです。
モデル | 全長 | 全幅 | 全高 |
前期・中期・後期 | 3,010mm | 1,580mm | 1,255mm |
どのモデルでも車内サイズは同じで、Lサイズミニバンらしい、ひろびろとしたスペースを確保していることが分かります。
また、エスティマはシートアレンジも豊富で、大きな荷物を乗せたい場合は「フラットラゲージモード」、ゆったりと過ごしたい場合には「スーパーリラックスモード」など、シーンに合わせてカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。
エスティマの車内スペースを最大限に活用すれば、車中泊やキャンプなど新たな楽しみをプラスすることもできるでしょう。
ライバル車とのサイズ比較
ここまでエスティマ3代目のボディサイズをご紹介しましたが、「まだ車種が決まっていない」「同クラスの車種のサイズが気になる」という方も多いのではないでしょうか。
ここからはエスティマの競合とされるノア・オデッセイ・セレナの3車種をピックアップし、サイズ比較を行います。
車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
エスティマ(後期) | 4,795~4,815mm | 1,800~1,820mm | 1,730~1,760mm |
ノア | 4,695~4,710mm | 1,695~1,735mm | 1,825~1,870mm |
オデッセイ | 4,840mm | 1,820mm | 1,685~1,715mm |
セレナ | 4,685~4,770mm | 1,695~1,735mm | 1,865~1,875mm |
ボディサイズの違いは、運転のしやすさや使い勝手にも影響を及ぼします。
車選びの際には同タイプの車種を比較することで、ぜひ自分にあった一台を見つけてください。
まとめ
本記事では、販売が終了した今もなお、中古車市場で人気を集めるトヨタ・エスティマ(3代目)のボディサイズをご紹介しました。
エスティマのようなLサイズミニバンの購入を検討する際には、サイズに関するさまざまな不安や疑問が生じると思います。
事前にサイズ感を知っておくことでサイズ齟齬を防ぎましょう。