こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
2022年に新型モデルとなる4代目がデビューしてからも、中古車市場で人気を集めるトヨタ・ヴォクシー3代目(R80系)。
3代目ヴォクシーには、「X」「V」「ZS」の3つのグレードが用意されており、ガソリンモデルとハイブリッドモデルから選択することができます。
それぞれのグレードにはどのような違いがあるのでしょうか。
本記事では、2017年7月のマイナーチェンジ以降に販売された3代目ヴォクシー(後期モデル)のグレードを比較します。
ノーマルボディのエントリーグレード「X」
「X」は、価格を抑えたエントリーグレードです。
ガソリンモデルでは7人乗りと8人乗りが用意されており、ハイブリッドモデルは7人乗りのみの展開となります。
「X」のエクステリア
「X」のエクステリアは、上位グレードと比べシンプルなエクステリアが特徴です。
標準搭載されるホイールは、モデルによって以下のとおり異なります。
- ガソリンモデル・・・15インチスチールホイール
- ハイブリッドモデル・・・15インチアルミホイール
「X」のガソリンモデルでは、ヴォクシーのラインアップで唯一スチールホイールが搭載されます。
フロント部分にはフロントバンパー・Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプを搭載。
価格を抑えたグレードではありますが、安っぽさや不便を感じる心配はないでしょう。
「X」のインテリア
「X」のインテリアには、オプティトロンメーターやマルチインフォメーションディスプレイなど基本的な装備が搭載されているため、運転中に不便を感じる心配はありません。
一方、高級感や質感については、上位グレードと比べ加飾が少ないため、物足りなさを感じる方もいるようです。
「X」の安全性能
2019年1月以降に製造された車両に関しては、全グレードにトヨタの予防安全技術「Toyota Safety Sense」が搭載されますが、後期モデルが登場したばかりの2017年モデルでは、「X」のガソリンモデルのみ予防安全技術がオプション設定とります。
他にも先行車発進告知機能や車両接近通報装置も搭載されていません。
安全装備にこだわりたい場合は、上位モデルまたは高年式車両を検討することをおすすめします。
ノーマルボディの上位グレード「V」
ヴォクシー3代目の「V」は、専用エアロが搭載されないノーマルボディの上位グレードです。
エントリーグレードの「X」と比べると、装備品が充実し、見た目にも迫力がプラスされます。
「V」のエクステリア
「V」のエクステリアは、ガソリンモデル・ハイブリッドモデルともに同じで、15インチアルミホイールが搭載されます。
フロントには「X」に搭載されないLEDフォグランプが取り付けられるため、一目見ただけで上位グレードであることが分かります。
また、フロントドアガラスには、スーパーUVカット・IRカット機能付きのグリーンガラスを採用。
日差しが厳しい季節でも快適なドライブが楽しめます。
「V」のインテリア
「V」では、インテリアの装備もグレードアップ。
座席には消臭機能付き表皮が使用され、運転席・助手席には寒い季節に活躍する快適温熱シートが搭載されます。
さらにステアリングホイールには本革を使用。快適さと高級感を兼ね合わせた車内を味わうことができるでしょう。
「V」の安全性能
上位グレードの「V」は、安全性能も充実。
プリクラッシュセーフティ・レーンディパーチャーアラート・オートマチックハイビームが含まれたトヨタの予防安全技術「Toyota Safety Sense」が標準搭載されます。
専用エアログレードの「ZS」
「ZS」は、専用エアロを標準搭載したグレードです。
エクステリア以外の基本的な装備品は、ノーマルボディグレードの「V」と同じとなります。
「ZS」のエクステリア
「ZS」ではハイブリッドモデルとガソリンモデルで標準搭載のホイールが以下の通り異なります。
- ガソリンモデル・・・16インチ鋳造アルミホイール(BBS製)
- ハイブリッドモデル・・・16インチアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック)
またボディにはメッキ加飾付のフロント大型バンパー・フロントフェンダー・リヤ大型バンパー・リヤスポイラー・大型サイドマッドガードを搭載。
ノーマルボディグレードとは全く違った迫力やワイルドさを味わうことができます。
力強い見た目が好きな方は、ヴォクシーの「ZS」で車種専用設計パーツならではの見た目を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「ZS」のインテリア
「ZS」に搭載されるインテリアの装備品は、ノーマルボディの「V」が基本となりますが、ガソリンモデルには快適温熱シートが搭載されません。
また、「V」のハイブリッドモデルにはリヤオートエアコンが搭載されますが、「ZS」ではハイブリッドモデル・ガソリンモデルともにリヤクーラーの搭載となります。
「ZS」の安全性能
ヴォクシー3代目の「ZS」では、「V」と同じく「Toyota Safety Sense」が標準搭載されます。
見た目や安全性能にこだわりがある方におすすめのグレードです。
まとめ
本記事では、ヴォクシー3代目の後期モデル(2017年7月~)のグレード比較を行ないました。
搭載される装備品や見た目は、グレードだけでなく販売時期によっても異なります。
デザインや快適装備・安全性能を比較することで、自分好みの一台を見つけてください。