こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
迫力ある見た目と使い勝手の良さで人気を集めるトヨタ・VOXY 3代目(R80系)。
3列シートを搭載した広い車内が特徴のひとつで、ドライブだけでなく車中泊を楽しむことも可能です。
本記事では、ヴォクシー3代目で車中泊を楽しむ方法や、活躍する装備品、事前に準備が必要な必需品をご紹介します。
ヴォクシー3代目で車中泊をする方法
広く確保された車内空間が魅力のヴォクシー3代目ですが、快適に車中泊を実施するにはシートアレンジや防犯対策が必要です。
まずは車中泊を行う手順を確認しましょう。
シートアレンジで寝る場所を確保
車内で一晩を過ごす車中泊では、体を休めるスペースを確保することが大切です。
まずはヴォクシーに用意された豊富なシートアレンジを活用し、睡眠を取る場所を作りましょう。
就寝の際におすすめのシートアレンジはフルフラットモードです。
セカンドシートとサードシートを倒せば、大人2人程度まで横になれるスペースを作り出せます。
また、3列目シートを格納し、フロントシートを倒せば足を伸ばした状態でゆったり座れるソファーモードに早変わり。
車内で会話や食事を楽しむことも可能です。
ただし、フルフラットモード・ソファーモードともに座席との間には隙間や段差が生じてしまいます。
車中泊では、小さな段差が体のコリや痛みにつながる可能性がありますので、クッションやタオルなどで隙間を埋めるようにしてください。
寝袋やマットを用意するのもおすすめです。
目隠しでプライバシーの保護
シートアレンジが完了したら、続いて防犯対策を行ないます。
車中泊では、常に車内の様子が丸見えの状態です。就寝前には必ず全ての窓に目隠しを行ないましょう。
「カンタンに目隠しをしたい」という場合は、車種専用に設計されたカーテンやシェードがおすすめです。
ネットショップやカー用品店で販売されていますので、車中泊前に準備しておくと安心でしょう。
専用品が用意できない場合は、タオルやブランケット等で代用も可能です。
内装を傷めないように、粘着力が強すぎないテープや吸盤などで取り付けることをおすすめします。
ヴォクシー3代目・車中泊で活躍する装備品
ヴォクシー3代目には、シートアレンジ以外にも車中泊で活躍する装備品が搭載されています。
搭載装備を最大限活用することで、快適な車中泊を送りましょう。
USBソケット
2017年以降に販売されたヴォクシー3代目の後期モデルには、充電用USB端子が2個標準搭載されています。
車内にいる時間が長くなる車中泊でも、スマホや携帯ゲーム機の充電を気にせず楽しむことができるでしょう。
ちなみに前期モデルの場合は、シガーソケットのみの搭載となります。
前期モデルで車中泊を行う場合は、シガーソケット用の充電器を用意しておくと安心でしょう。
ツインムーンルーフ
車中泊に特別感をプラスしてくれるのがツインムーンルーフです。
ツインムーンルーフは、一部上位グレードにオプションとして用意されていた装備品で、日中には外の光を車内に入れ、夜には夜空を楽しむことができます。
「ワンランク上の車中泊やキャンプを楽しみたい」という方は、ぜひツインムーンルーフが搭載されたヴォクシーをご検討ください。
シートバックテーブル
シートバックテーブルは、2017年以降に販売された後期型に標準搭載される装備品で、助手席シートの後ろ側に折りたたみ式のテーブルが搭載されます。
テーブルにはドリンクホルダーが2個付いており、車内で飲食をする際に大活躍。スマホやタブレットを立てかければ、後部座席で映像を楽しむことも可能です。
車中泊の必需品
車中泊もできるヴォクシー3代目ですが、快適な車中泊を送るためには事前準備が欠かせません。
ここからは車中泊前に用意してほしい必需品を4つご紹介します。
目隠し用カーテン・シェード
車内で一晩を過ごす車中泊で重要な防犯対策。
車内からカギをかけるのはもちろん、ガラスは全て目隠しをしましょう。
ガラスにピッタリとはまる車種専用設計のカーテンやシェードが望ましいですが、「できるだけ安く揃えたい」という場合は、目隠し以外にも使える大型タオルがおすすめです。
気温対策
気温が変化しやすい車中泊では、季節に合わせた気温対策が欠かせません。
夏の車中泊では、体温を下げる冷感マットやUSB扇風機などを用意し、水分も多めに確保しましょう。
冬の車中泊では、カイロや電気毛布などがあると安心です。
ランタン
車中泊が許可されている場所では一晩中明かりが付いていることもありますが、防犯対策で目隠しをすると車内はかなり暗くなります。
夜間でも明かりを確保できるよう、ランプやランタンを用意しましょう。
状況に合わせて明るさの調整ができるLEDランタンなどがおすすめです。
マット・クッション
フルフラットモードを搭載したヴォクシー3代目ですが、座席と座席の間には段差や隙間ができてしまいます。
また、車のシートは布団やベッドよりも硬い質感のため、車中泊が肩こりや腰痛の原因になることも。
車内でも快適な睡眠を取るために、隙間を埋められるマットやクッションを用意することをおすすめします。
まとめ
場所や時間帯を問わずアウトドア気分を味わえると、近年人気が高まる車中泊。
本記事では、トヨタ・ヴォクシー3代目で車中泊をする方法や必需品をご紹介しました。
ヴォクシーに搭載された機能を最大限に活用することで、快適な車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか。