エルグランド(E52)旧型・新型の装備品や見た目比較解説!

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

自動車は数年ごとに機能追加や見た目のデザイン変更などを実施します。一般的に大幅な機能追加やデザイン変更はフルモデルチェンジとされ、一部の追加・変更であればマイナーチェンジとされます。

今回取り上げる車は日産自動車の代表的な高級ミニバンとして高い支持を集め続けているエルグランドです。

日産エルグランド52系3代目は2010年8月に誕生。マイナーチェンジが2014年1月に行われており、その前後で前期型と後期型に分類されます。

本記事ではエルグランド52系3代目の前期型・後期型のデザインの違いや、安全装備の内容をご紹介します。

グリルが大型化した後期型フロントデザイン

(右)エルグランド250ハイウェイスターアーバンクロム 2012年式 (左)エルグランド 250ハイウェイスターS アーバンクロム 2017年式

長年の間、ユーザーから高い支持を得てきたエルグランドは一目でわかる存在感が魅力のひとつです。

誕生から進化を遂げてきたエクステリアは、52系3代目の前期型・後期型でも一部変更となっています。

前期型の特徴は先代からフルモデルチェンジされたことで大きく進化を遂げています。

はじめに、ヘッドライトの造形が先代ではスクエア型に近いデザインでしたが、52系3代目ではよりシャープなデザインとなっています。また、フォグランプとバンパーが新デザインとなり先代からのフルモデルチェンジに相応しい堂々とした雰囲気を演出しています。

発売4年後にマイナーチェンジされた後期型の最大の特徴は、フロントグリルの面積が拡大されたことで存在感が増していることです。

さらに、フロントグリルの全周をクロームメッキで囲み、上品さと高級感ある雰囲気を演出しています。

テールレンズのデザインが変貌した後期型リアデザイン

(右)エルグランド250ハイウェイスターアーバンクロム 2012年式 (左)エルグランド 250ハイウェイスターS アーバンクロム 2017年式

フロントと同様にリアデザインも先代から大きく変更されています。

先代ではテールレンズがリア表面に埋め込まれたデザインでしたが、52系3代目前期型ではボディ側面までテールレンズが拡大しかつ立体的なデザインとなっています。

後期型では全体的なリアデザインの大きな変更はありませんが、テールレンズのカラーが変更されています。カラーがレッドからクリアに変更されたため、落ち着きのある印象になりました。

シートの素材・柄にこだわりが見られる後期型インテリア

エクステリアと同様にインテリアもマイナーチェンジ前後では印象が大きく異なります。

先代と比較して、前期型はサードシートまで快適性を妥協しない作りとなっており、大きな変更点はセンターシートにもヘッドレストが新設。快適性を重視していることが感じられます。

さらに、エルグランド7人乗りでは助手席およびセカンドシートの合計3席にオットマンが装備されており快適性とラグジュアリー感が同時に備わっています。

マイナーチェンジではシートの素材やデザインが大きく変更されています。

シートには本革ブラックメタリックレザーにダイヤモンド柄のステッチを施した表皮を採用しています。

その他にもグレードによってプレミアムタンレザーやスウェード調クロス等の上質な素材が設定されています。どの素材でも満足度の高い質感に仕上がっています。

質感を重視したインパネ周りのデザイン

インテリアではシート機能や質感だけでなく、運転席のインパネ周りもデザインが異なります。

インパネデザインは全モデルに共通で、運転席のメーターパネルとナビ画面がそれぞれ独立したメリハリあるコックピットになりました。

モデル別の特徴は以下の通りです。

モデル 特徴
前期型・ステアリングホイールがT字形のスポーク
・ステアリングスイッチが追加
・先代よりもウッド調パネル面積が拡大、色調がシック
・メーターの照明カラーがブルー
後期型・メーターパネル中央にアドバンスドドライブアシストディスプレイ配置
・ウッド調パネルのデザインバリエーションが追加

マイナーチェンジによる最大の特徴は後期型のメーターパネルにアドバンスドドライブアシストディスプレイが配置されたことです。5インチのカラーディスプレイには残燃料や航続可能距離などの情報が表示されるため、ドライバーの負荷が配慮されている優れた機能です。

充実した安全性能

前期型には十分な安全性能装備が備わっています。しかし、一部機能はグレードが高いものやオプションとして選択しないと装備できませんでした。

後期型ではいくつかの安全性能技術が標準装備化されたことで更に安全性能が充実しました。

後期型に標準装備化された安全性能を3つご紹介します。

インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)

一つ目は「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」です。走行車線の白線や黄線をカメラで認識し、車線からはみ出てしまう可能性がある場合に警報音とメーター内の表示で注意喚起します。同時にブレーキを制御しはみ出しを回避するようアシストします。

LDW(車線逸脱警報)

二つ目は「LDW(車線逸脱警報)」です。一つ目と少し似ていますが、このシステムは走行車線の左右のレーンマーカーに近づいたと判断すると、ハンドルが振動しそれと同時にメーター内のLDW表示が点滅して警告します。

インテリジェントエマージェンシーブレーキ

そして三つ目は「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」です。運転中に前方の歩行者や先行車をシステムが検知し、衝突の危険性がある場合には段階的にブレーキを作動させるシステムです。緊急時には急ブレーキが作動して衝突回避を図ります。

まとめ

本記事では、日産エルグランド52系3代目の前期型・後期型の各特徴をご紹介しました。

マイナーチェンジにより安全性能技術が標準化されたため、より安全性を重視した車となりました。

本記事をご参考にして頂き、安全性を重視したユーザーはエルグランドの購入を検討してみてください。

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