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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
自動車は市場での競争力を維持するために、機能追加やデザイン変更などを数年に一度の周期で実施します。
その中でも大幅なデザイン変更や新たな機能追加を実施した場合をフルモデルチェンジ、一部機能の追加・デザイン変更であればマイナーチェンジとされています。
今回取り上げる自動車は、トヨタの代表的なファミリー層向けミニバンとして高い支持を集め続けているヴォクシーです。
最新型のヴォクシー4代目は2022年1月に先代からフルモデルチェンジされて誕生した待望のモデルです。
本記事ではヴォクシーの新型4代目と旧型3代目のデザインや安全装備の違いをご紹介します。
ボディサイズ比較
新型が誕生したことにより旧型と比較してボディサイズが大きく変更になることがあります。
大きく変更になった場合には、新型車に乗り換えた際の運転感覚が変わってしまうことがあるため、それぞれのボディサイズを比較して差があるか見てみましょう。
【新型トヨタ ヴォクシー 4代目 グレード別ボディサイズ】
グレード名 |
型 |
全長 |
全幅 |
全高 |
S-G |
6BA-MZRA90W |
4,695mm |
1,730mm |
1,895mm |
6BA-MZRA95W (4WD) |
4,695mm |
1,730mm |
1,925mm |
|
S-Z |
6BA-MZRA90W |
4,695mm |
1,730mm |
1,895mm |
6BA-MZRA95W (4WD) |
4,695mm |
1,730mm |
1,925mm |
|
ハイブリッドS-G |
6AA-ZWR90W |
4,695mm |
1,730mm |
1,895mm |
6AA-ZWR95W (4WD) |
4,695mm |
1,730mm |
1,925mm |
|
ハイブリッドS-Z |
6AA-ZWR90W |
4,695mm |
1,730mm |
1,895mm |
6AA-ZWR95W (4WD) |
4,695mm |
1,730mm |
1,925mm |
【旧型トヨタ ヴォクシー 3代目 グレード別ボディサイズ】
グレード名 |
型 |
全長 |
全幅 |
全高 |
X |
DBA-ZRR80G |
4,695mm |
1,695mm |
1,825mm |
DBA-ZRR85G (4WD) |
4,695mm |
1,695mm |
1,865mm |
|
V |
DBA-ZRR80G |
4,695mm |
1,695mm |
1,825mm |
DBA-ZRR85G (4WD) |
4,695mm |
1,695mm |
1,865mm |
|
ZS |
DBA-ZRR80W |
4,710mm |
1,735mm |
1,825mm |
DBA-ZRR85W (4WD) |
4,710mm |
1,735mm |
1,870mm |
|
ハイブリッドX |
DAA-ZWR80G |
4,695mm |
1,695mm |
1,825mm |
ハイブリッドV |
DAA-ZWR80G |
4,695mm |
1,695mm |
1,825mm |
ハイブリッドZS |
DAA-ZWR80W |
4,710mm |
1,735mm |
1,825mm |
新型と旧型のボディサイズでは「ZS」「ハイブリッドZS」を除き、全長はほとんど変わらず、全幅と全高が長くなっています。したがって4代目のボディがより箱型に近い造形であることがわかります。運転面に関しては全幅が長くなっていますが、大きな変更ではないため3代目から4代目へ乗り換える場合は違和感なく可能でしょう。
室内サイズ比較
ヴォクシーのようなミニバンは広くて快適な居住空間が特徴のひとつです。
では、新型と旧型の室内サイズはどのくらいの広さでしょうか。それぞれのサイズは以下の通りです。
【新型トヨタ ヴォクシー4代目 室内サイズ】
グレード | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
全グレード | 2,805 mm | 1,470 mm | 1,405 mm |
【旧型トヨタ ヴォクシー3代目 室内サイズ】
グレード | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
全グレード | 2,930 mm | 1,540 mm | 1,400 mm |
上記結果から、新型よりも旧型の方が室内空間は広々とした設計になっているようです。
個性が際立つフロントデザイン
旧型のフロントデザインは2段構えのシャープなヘッドライトと「ハの字」を描いたフェイスが特徴的です。
新型は「先鋭・独創」をコンセプトにしたデザインが特徴で、ヘッドライトは旧型よりもシャープで迫力のあるデザインに進化を遂げました。
またグリル部分の幅と厚みが増し、フェイス全体の3分の2がグリル化したことで先鋭かつ独創的なデザインになりました。
さらに美しい曲線を描いた薄型アッパー部とのコントラストにより立体感のあるグラフィックを実現し、存在感を強調しています。
洗練されたリアデザイン
フロントと同様にリアも旧型から大きく進化しています。旧型から大きく異なるのはコンビネーションランプの位置と形状です。
旧型のコンビネーションランプは両サイド縦方向に敷き詰められて配置されていますが、新型ではサイド脇からガーニッシュに向けて横方向に配置。これによりリアがスタイリッシュかつ洗練された印象になりました。
また、バックドアには弧を描く凹凸のデザインが加わったことで立体的な演出がされています。
インパネ周りのデザイン
コックピットのデザインが洗練かつ上品な雰囲気に変更されています。
はじめに、旧型のメーターは配置によりパネルに段差がついている立体的なデザインですが、新型ではフラットなレイアウトとなりスッキリした印象になりました。
マルチインフォメーションディスプレイは旧型の4.2インチから「S-Z」グレードでは7.0インチに大幅に拡大されたため、視認性が大きく向上。
さらにシフトノブが配置された空間全体が、新型ではスイッチの数が減りスタイリッシュになり、シルバー塗装に囲われたことで落ち着きのある雰囲気が出ています。
充実化した安全性能装備
旧型には十分な安全性能装備が備わっていますが、新型では新たにいくつか追加されたことにより更に安全性能が充実しました。
新型に追加された安全性能装備を3つご紹介します。
プロアクティブドライビングアシスト
一つ目は「プロアクティブドライビングアシスト」です。
プロアクティブドライビングアシストは、子供が急に道路へ飛び出した場合など、運転中のリスクの先読みを行い、ドライバーの運転操作をアシストします。
さらに先行車に対して減速操作をサポートし、アクセルとブレーキの踏み替え操作を軽減することで、ドライバーの運転を優しくアシストするシステムです。
アドバンストドライブ
二つ目は「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」です。
主に高速道路において、渋滞時(0km/h〜約40km/h)にレーダークルーズコントロールなどが作動中にドライバーが前方を向いているなど条件を満たすと作動します。
このシステムによりドライバーは渋滞時の疲労軽減ができます。
アドバンストパーク
そして三つ目は「アドバンストパーク(リモート機能付)」です。
アドバンストパークとは、スマートフォンアプリを操作することで遠隔で駐車や出庫が可能になる機能。苦手な方が多い縦列駐車も可能であり、このシステムが活躍する機会が多いのではないでしょうか。操作中はスマートフォンアプリを操作し続けます。
まとめ
本記事では、トヨタヴォクシーの旧型3代目と新型4代目の各特徴をご紹介しました。
フルモデルチェンジによりデザインや安全性能装備が大きく進化したことがわかったかと思います。
本記事をご参考にして頂き、新型ヴォクシー4代目の購入を検討してみてください。