こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
ファミリー層向けミニバンとして高い支持を獲得し続けている日産セレナ。
広々した車内空間と高い積載性に長けているにも関わらず比較的リーズナブルな価格で購入できることも魅力のひとつです。
今回ご紹介するセレナ26系4代目は2010年に発売されたモデルであり、その後2013年12月にマイナーチェンジが実施され、マイナーチェンジ前後で前期型と後期型に分類。
後期型には新たにハイブリッドモデルのグレードが複数追加されています。
セレナのようにハイブリッドなど複数グレードがあると、どのグレードを選べば良いか判断が難しいという方も多いのではないでしょうか。
本記事では日産セレナ26系4代目のグレードによって異なるデザインなどをご紹介します。
グレード一覧
セレナには多くのユーザーの好みに対応できるようにグレードがいくつか用意されています。
前期型の基本的なグレードは「20S」・「20X」・「ハイウェイスター」「20G」の4種類。
後期型には前期型のグレードに「ハイブリッド」や「パッケージ」が組み合わされたグレードが追加されています。各グレードの特性は以下の通りです。
【日産 セレナ26系(4代目) 前期型グレード情報】
グレード名 |
型式 |
排気量 |
定員 |
20S |
DBA-C26 |
2.0L |
8名 |
DBA-NC26 (4WD) |
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20X |
DBA-C26 |
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DBA-NC26 (4WD) |
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ハイウェイスター |
DBA-FC26 |
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DBA-FNC26 (4WD) |
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20G |
DBA-C26 |
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DBA-NC26 (4WD) |
【日産 セレナ26系(4代目) 後期型グレード情報】
グレード名 |
型式 |
排気量 |
定員 |
20S |
DBA-C26 |
2.0L |
8名 |
DBA-NC26 (4WD) |
|||
20X S-ハイブリッド |
DAA-HC26 |
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20X S-ハイブリッドアドバンスドセーフティパッケージ |
DAA-HC26 |
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ハイウェイスター S-ハイブリッド |
DAA-HFC26 |
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20X |
NBA-NC26 (4WD) |
||
ハイウェイスター S-ハイブリッド アドバンスドセーフティパッケージ |
DAA-HFC26 |
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20G S-ハイブリッド |
DAA-HC26 |
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20Xアドバンスドセーフティパッケージ |
DBA-NC26 (4WD) |
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20G S-ハイブリッドアドバンスドセーフティパッケージ |
DAA-HC26 |
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ハイウェイスター |
DBA-FNC26 (4WD) |
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ハイウェイスターG S-ハイブリッド |
DAA-HFC26 |
||
ハイウェイスターアドバンスドセーフティパッケージ |
DBA-FNC26 (4WD) |
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ハイウェイスターG S-ハイブリッド アドバンスドセーフティパッケージ |
DAA-HFC26 |
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20G |
DBA-NC26 |
||
20G アドバンスドセーフティパッケージ |
DBA-NC26 |
表からわかる通り、全てのグレードの排気量および乗車定員が同一となっています。
グレードごとの特徴
「20S」
セレナ26系の前期型および後期型のエントリーグレードは「20S」です。
「20S」グレードの新車販売価格は前期型が216万円~、後期型が218万円~となっており、Mサイズミニバンの中では比較的お手頃な価格帯で購入できます。
他のグレードと異なり、一部装備がオプション設定になっているため価格が抑えられているようです。
オプション設定になっている一部装備は以下の通りです。
- オゾンセーフフルオートデュアルエアコン
- ワンタッチスライドドア(助手席側ドア)
- パーソナルテーブル 他
オプション装備を必要としておらず、なるべく価格を抑えたいユーザーには「20S」グレードをおすすめします。
「20X」
続いて「20X」グレードが「20S」グレードと比較して大きく違うことは「アイドリングストップの搭載」と「S-ハイブリッドグレード追加」です。
信号待ちなどで停止した際にエンジンを停止するアイドリングストップは、無駄なガソリンの燃料の消費や発生する排気ガスの排出量を抑えられます。
また、後期型にハイブリッドモデルが追加されたことで燃費性能に大きく優れたグレードが選べるようになりました。
ガソリン費用を抑えたいというユーザーには「20X」グレードがおすすめです。
「ハイウェイスター」
「ハイウェイスター」グレードはダイナミックなエクステリアと質感の高いインテリアが特徴。
車体にはクロームメッキが施された専用フロントグリルおよび専用エアロパーツが装着されているため、ダイナミックなデザインに。
インテリアにはシート地にジャガード織物、ステアリングホイールには本革巻きが採用され、高級感のある雰囲気が特徴です。
「ハイウェイスターG」
「ハイウェイスターG」は「ハイウェイスター」と比較して実用的な機能装備が充実。セカンドシートにはリラックスモード付きヘッドレストが付いています。
ミニバンのような車はくつろぎ空間が充実していることが特徴であるため、こういった実用的な装備は喜ばれるでしょう。
また、ワンタッチオートスライドドアも搭載されているため、小さな子どもの乗り降りも楽にできます。
「20G」
「20G」グレードは装備面が充実しています。
エクステリアデザインでは霧などにより視界が悪い状態で使用するフォグランプが標準装備になり、ホイールはアルミに変更されています。
また、インテリアではステアリングホイールが本革巻きに変更されたことに加え、シート地が高級素材になったことで質感がよくなっています。
高級感のあるグレードが好みのユーザーには「20G」がおすすめです。
後期モデルの一部グレードには「アドバンスドセーフティパッケージ」があります。このパッケージには、以下安全装備が搭載されています。
- アラウンドビューモニター
- ディプレイ付き自動防眩式ルームミラー
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- フロント&バックソナー
- ふらつき警報 他
安全性能装備が充実したモデルが好みのユーザーには、「アドバンスドセーフティパッケージ」が搭載されたグレードをおすすめします。
まとめ
本記事では、セレナ26系4代目のグレード別の特徴をご紹介しました。
グレードによって、デザイン・質感・安全性能装備 が大きく異なるため、上記を参考に自分の用途や好みに合ったグレードの購入を検討してみてください。