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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
2020年から流行している新型ウイルスにより、人との接触を避けて楽しめるキャンプが注目を浴び、気軽に車中泊できる車が人気を集めています。
車中泊は、一般的に専用装備を搭載したキャンピングカーで楽しむことがこれまでのイメージでしたが、そのイメージが大きく変わってきているようです。
広々とした室内空間を持ち、実用的な装備が搭載されているセレナは、専用装備がなくても十分に車中泊を楽しめます。
本記事で取り上げている日産セレナ26系4代目は、2010年に販売開始され2013年にマイナーチェンジが行われた人気車種です。
本記事ではセレナ26系4代目で車中泊を楽しみたい方に向けて、実用的な機能や事前に準備してもらいたいおすすめアイテムをご紹介します。
多彩なシートアレンジを駆使して快適に過ごす
セレナには画期的なスマートマルチセンターシートが搭載されており、それにより14種類の多彩なシートアレンジが可能となっています。車中泊時に活躍する代表的なシートアレンジを3つご紹介します。
1-2列クッションフラットモード
1-2列クッションフラットモードは、1・2列目のシートをフラットに倒すシートアレンジです。
シートを倒したときにヘッドレストが気になりますが、取り外しができるため段差が少なくなります。セレナの1列目のシートはクッション性が高いため、車中泊をするときには足を伸ばしてリラックスできるでしょう。
また、このシートアレンジは3列目シートを倒さないため、荷物を置く荷室スペースを問題なく確保できます。
2-3列フルフラットモード
2・3列目のシートをフラットに倒すシートアレンジです。
1-2列目クッションフラットモード以上にフルフラットに倒せるため、段差やシート同士の隙間はほとんど気になりません。大人2人がゆったり寝られるくらいのスペースがあるため、キャンプや車中泊に最もおすすめのシートアレンジです。
シートの上に敷けるようなマットなどを持ち込むと、さらに段差がなくなるため、快適に過ごせるでしょう。
5名+荷物モード
5名+荷物モードは、3列目のシートを左右に跳ね上げて折り畳むことで収納するシートアレンジです。
そうすることで3列目シートがあった部分がそのまま荷室スペースになります。収納方法は非常に簡単で、3列目シートの下にある紐を引っ張りながら跳ね上げするだけです。
女性の力でも楽にできる設計のため安心です。これを活用することで、キャンプ道具など大きな荷物も問題なく積めます。
(シートアレンジ画像引用:日産SERENA シートアレンジ)
車中泊を楽しむ3つの準備
車中泊を快適に楽しむために準備しておくといいものをご紹介します。
モバイルWi-Fi
一つ目はモバイルWi-Fiを準備しましょう。必須のアイテムではありませんが、遠方に出かけて車中泊をするときには、スーパーや飲食店を調べる状況がありインターネットを使う機会があるかと思います。インターネット環境が必須の方は準備しておきましょう。
ポータブル電源
二つ目は電源の確保をしておきましょう。車にアクセサリーコンセントがない方はポータブル電源の購入を検討してみてはいかがでしょうか。ポータブル電源があれば、車のバッテリーを気にすることなく電気毛布やスマホの充電などを利用できます。また万が一の防災用品としても活躍します。
防犯対策
そして三つ目は防犯対策を実施しておきましょう。車中泊中は外から誰かに覗かれてしまうことが想定されるためプライバシーの確保が必要です。カーテンなど目隠しになるものが搭載されていれば安心できますが、搭載されていない車の場合はタオルなどを代用品として使いましょう。
実用的機能
セレナ26系には、車中泊で活躍する実用的な機能がいくつかあります。代表的な機能をご紹介します。
プラズマクラスター
プラズマクラスターは自然界にあるものと同じプラスとマイナスのイオンを放出することで空気を浄化し、人にいい影響を与える空気清浄法です。除菌・消臭するだけでなく静電気抑制などの効果もあり、室内空間を快適にする実用的な機能です。
フルオートデュアルエアコン
フルオートデュアルエアコンは乗車している方のそれぞれの体感温度に合わせて温度調整を行える機能です。独立したエアコンが搭載されているため、それぞれに合った快適な温度で過ごせます。
車中泊を快適にする必需品3選
広い室内空間を活用してさらに快適に楽しむために、あると便利な車中泊アイテムを3つご紹介します。
ランプ
車中泊におすすめのアイテム一つ目はランプです。日中であれば外が明るいため困らないですが、夜になると室内は真っ暗になってしまいます。夜は室内で友達・家族と食事やゲームをすることもあるため、暗いと何もできなくなってしまいます。キャンプで使うランタンや防災用のランプがあると夜でも快適に過ごせるでしょう。
お風呂セット
二つ目はお風呂セットです。近くに銭湯や入浴施設であれば、シャンプー・リンス・ドライヤーが置いてあるかもしれませんが、山奥の温泉施設などには置いていない可能性があります。シャンプー・リンスなどのお風呂セットを準備しておいた方が賢明でしょう。
防暑・防寒対策アイテム
三つ目は防暑・防寒対策アイテムです。暖かい時期には冷感性の高いマット、寒い時期には電気毛布・ホッカイロなどが必須です。エアコンをつければ問題ありませんが、長時間つけてしまうと車のバッテリーが上がるリスクがあるため危険です。バッテリーを使わないような防暑・防寒対策アイテムを用意しましょう。
まとめ
本記事では、日産セレナ26系4代目で車中泊する際の実用的な機能やおすすめアイテムをご紹介しました。
セレナのようなMサイズミニバンは室内空間が広いため簡単に車中泊を楽しめますが、事前準備をしっかりしておくことで一層快適な車中泊を行えるでしょう。
ぜひ本記事を参考にしていただき、快適な車中泊を楽しんでいただければと思います。