【三菱デリカD:5(前期)】中古車選びのポイントをご紹介!

【三菱デリカD:5(前期)】中古車選びのポイントをご紹介!

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デリカD:5は三菱自動車を代表するミドルサイズミニバンです。デリカD:5をはじめ、ミニバンは広い車内空間を特徴に持つことから若い世代や子育て世代など幅広い層から高い支持を得ています。

デリカD:5は新車販売価格がエントリーグレードで241万円~ですが、オプション装備を設定すると価格は上がるため、価格を抑えられる中古車の購入を検討している方もいるのではないでしょうか。

今回取り上げるデリカD:5(5代目)は2007年に発売されたモデルであり、2019年2月にビッグマイナーチェンジが行われました。ビッグマイナーチェンジ前後で前期型と後期型に分かれます。

本記事では三菱デリカD:5(5代目)前期型の中古車購入を考えている方に向けて、車選びのポイントや購入する際の注意点をご紹介します。

対象の年式

三菱デリカD:5(5代目)前期型の対象年式は2007年~2019年と、とても幅広いです。年式によってグレードの特徴や搭載できるオプションなどが異なるため、ご紹介する内容が変わります。

そのため本記事では2017年4月モデルを採用し、このモデルに関する車選びのポイントをご紹介します。

モデルの情報は以下のとおりです。

【三菱デリカD:5(5代目)前期型 2017年4月モデル】

グレード名

型式

排気量

燃費

M

DBA-CV2W

2.0 L

13.0 km/L

DBA-CV5W (4WD)

2.4 L

10.6 km/L

G パワーパッケージ

DBA-CV2W

2.0 L

13.0 km/L

DBA-CV5W (4WD)

2.4 L

10.6 km/L

ローデスト G パワーパッケージ

DBA-CV2W

2.0 L

13.0 km/L

DBA-CV5W (4WD)

2.4 L

10.6 km/L

D パワーパッケージ

LDA-CV1W

2.3 L

13.0 km/L

ローデスト D パワーパッケージ

LDA-CV1W

2.3 L

13.0 km/L

D プレミアム

LDA-CV1W

2.3 L

13.0 km/L

G プレミアム

DBA-CV5W (4WD)

2.4 L

10.6 km/L

購入価格を重視する方には「M」がおすすめ

中古車購入を検討している方の多くは「新車だと価格が高くて手が出しづらいから、自分の好みの中古車を購入したい」と考えているのではないでしょうか。

そのような方にはデリカD:5のエントリーグレードである「M」グレードをおすすめします。

「M」グレードは搭載されている標準オプションが少ないため、価格が抑えられています。搭載されている標準オプションの一部をご紹介します。

・ABS(アンチロックブレーキ)

ABSとは車輪に急ブレーキをかけた際に、車輪がロックするのを防ぐ安全装置です。雨などで濡れた滑りやすい状態の路面で車輪がロックして滑走すると、タイヤのグリップ力が低下して車が停止するまでの距離が延びます。

また車を運転中に強いブレーキをかけてタイヤがロックすると制御ができなくなり、スリップやスピンする危険性があります。ABSは制動距離を縮める、または車体がスリップをしないようにグリップ力を確保するしステムです。

・ASC(アクティブスタビリティコントロール)

ASCとは横滑り防止装置のことです。カーブ時に車体が外側に膨らんだときなどにコンピュータの判断によってタイヤに自動ブレーキをかけてコントロールし、車体の安定性を保つシステムです。

・デュアルエアコン

デュアルエアコンとは運転席と助手席のエアコン温度を別々に変えられる機能です。体感温度は人によってさまざまであるため、柔軟に温度調整ができると快適に過ごせます。

デュアルエアコンを利用することで、自分の体感に合った最適な温度調整ができるため快適に過ごせるようになります。

このグレードには実用的な装備が標準搭載されています。それに加えて中古車の場合は上記オプション以外にも豊富に装備されていることがあるため、お得に購入できる可能性があります。

購入価格と使い勝手を重視する方には「Gパワーパッケージ」がおすすめ

デリカD:5 Gパワーパッケージ 2011年式

購入価格をできるだけ抑えたいが、ミニバンの使い勝手の良さも活用したいという方には「Gパワーパッケージ」をおすすめします。

Gパワーパッケージは下から2番目のグレードであるため、購入価格をある程度抑えられます。また、このグレードには助手席側電動スライドドア標準装備として採用されているため使い勝手が非常に良いです。

電動スライドドアの3つのメリットは以下の通りです。

・小さな子どもや高齢者でも乗り降りがしやすくなる

ヒンジドアでは体を横に向けて腰を曲げないと乗れませんが、スライドドアなら正面を向いた状態で車に乗れます。小さな子どもや高齢者の乗降性が向上するため人気の機能です。

・狭い場所で開け閉めできる

車のボディサイズは拡大傾向ですが、駐車枠の大きさは昔から変更されていない場所が多いため枠内に駐車しても隣の車と近いことがあります。

電動スライドドアは20cmほどの隙間があれば大きく開いて乗り降りできるため隣を気にする必要がないです。

・自動で開け閉めできる

ヒンジドアはある程度力を入れて開閉しないといけませんが、電動スライドドアではドアノブを少しの力で引けば残りは自動で開閉してくれます。荷物が多いときなどに非常に便利です。

価格を抑えつつ使い勝手を重視したい方は「Gパワーパッケージ」の購入を検討してみてください。

安全性を重視する方には「Dプレミアム」がおすすめ

デリカD:5(5代目)前期型は搭載されている安全性能装備が多くはありませんでした。それでもできるだけ安全性を重視したいという方には「Dプレミアム」をおすすめします。

Dプレミアムのヘッドライトはディスチャージヘッドライト(ロービーム、光軸自動調整機構付)を採用したことで、従来のハロゲンランプより2倍程度明るく照らします。

暗い道でもはっきりと照らせるようになるため、視認性が良くなり安心して運転できます。

購入後のリセールを重視する方には「年式が浅い」「4WD」がおすすめ

リカD:5 G パワーパッケージ 4WD 2007年式

購入後のリセールを重視する方は比較的年式が新しく、かつ4WDの中古車を購入するとよいでしょう。

三菱デリカD:5(5代目)前期型の中古車相場をカーセンサーで調べると、2007年式と2018年式では最大200万円程度の価格差があることがわかりました。

さらに、駆動方式では4WDモデルの方が高値で取引きされていることがわかったため、リセールを重視する方は年式が浅い4WDモデルを購入した方が賢明です。

まとめ

本記事では、三菱デリカD:5(5代目)前期型の中古車を購入する際のポイントをご紹介しました。

自分が重視する点をよく考えて、後悔のない車選びをしましょう。

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