【三菱デリカD:5】後期型の維持費(燃費・自動車税他)は？

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こんにちは！アイカーマガジン編集部です！

自動車があると近場の買い物や旅行などに気軽に出かけられる便利な乗り物です。

自動車の購入は大きな買い物であり、購入後もガソリン費用など多くの場面で費用が発生します。

具体的な維持費にはガソリン費用の他にも駐車場料金・自動車税などがあります。

ひとつの車種を題材に、具体的な維持費の内訳や年間で発生する費用をご紹介します。

今回取り上げる三菱デリカD:5(5代目)は、2019年2月にビッグマイナーチェンジが行われました。ビッグマイナーチェンジの前後で前期型と後期側に分かれます。

本記事ではデリカD:5(5代目)後期型の年間維持費をご紹介します。

以下の条件でシミュレーションした結果、年間の維持費は、ガソリン費用・自動車税・車検費用でおよそ21.0万円前後となることがわかりました。詳細を見てみましょう。

ガソリン費用に影響する燃費性能

燃費性能は1Lあたりの走行距離を表した数値であり、この値が高ければ高いほど燃費性能が優れているためガソリン費用を抑えられます。

燃費性能は自動車によって大きく異なり、かつ同じ車種でもグレードや駆動方式によって異なります。

デリカD:5(5代目)後期型の各グレードの燃費性能は以下の通りです。

上記の表から駆動方式によって燃費性能が異なることがわかります。

M（or G）リミテッドパッケージがわかりやすい例となっており、燃費性能は2WDが13.0 km/Lで、4WDが10.6 km/Lです。

車種が同じであるにもかかわらず、駆動方式によって燃費性能が異なる理由はなぜでしょうか。

4WDは2WDと比較するとエンジンからタイヤに伝える力を強くする必要があるため、パーツを多く積んでいます。その結果、4WDの方が車体重量が重くなる傾向があり燃費性能が劣る傾向にあります。

4WDは山道や険しい道などの悪路走行に適しているモデルであり、用途に合わせて駆動方式を選ぶと良いでしょう。

では、デリカD:5(5代目)後期型の燃費性能情報をもとに、年間ガソリン費用がどのくらい発生するかシミュレーションしてみます。

車を頻繁に乗る方は、毎月かかるガソリン費用をなるべく抑えたいと考えているのではないでしょうか。

近年さまざまな要因によりガソリン価格が高騰しています。直近1,2年の間でレギュラーガソリンの実売価格が120円/Lから161円/Lまで高騰しました。

シミュレーション条件は以下の通りです。

年間走行距離5,000 kmはスーパーなどの近所の買い物、週末のドライブ、通勤・通学時の送迎を想定した条件です。

年間ガソリン費用は以下の通りです。

上記条件のシミュレーションではガソリン費用が年間5.8万円、月0.5万円程度となることがわかりました。

車を利用するシチュエーションを考えて年間走行距離を推測し、購入後の年間ガソリン費用を試算しておきましょう。

国に納める税金には住民税・所得税などさまざまな種類がありますが、自動車にも税金がかかります。その税金が毎年4月1日時点で車の所有者に課せられる自動車税です。

自動車税は毎年支払う義務があり、高額な費用となるため事前に金額を確認しておきましょう。

自動車税の金額は以下排気量ごとに異なります。

シミュレーション条件で採用した「M リミテッドパッケージ」は、排気量が2,400ccであるため自動車税は43,500円となります。

排気量が500cc変化するだけで自動車税が約5,000円～7,000円変動するため、維持費を安く抑えたい方は排気量を考慮して車の購入を検討した方が良いでしょう。

自動車の維持費の中で、自動車税と同様に高額な費用となるのが車検費用です。車の所有者は新車購入後3年目、それ以降は2年ごとに車検を受けなければなりません。

車検では車の安全性などが国に定められた基準に適合しているかを検査します。

車検費用は依頼する業者やその他条件で費用の傾向が異なります。