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ホンダの代表的なファミリー向けミニバンとして定着したステップワゴンは、子育て世代を中心に高い支持を獲得し続けています。
ステップワゴンは、広い室内空間と多くのユーザーに受け入れられる癖のないデザインが魅力の一つです。
ステップワゴン(5代目)の新車販売価格はエントリーグレード「B」で228.9万円~ であるため、新車には手が出しづらい
方は中古車の購入を検討することを推奨します。
また、中古車は新車よりも納車が早いため、車がすぐに必要な方にもおすすめです。
本記事でご紹介するステップワゴン(5代目)は2015年に誕生したモデルです。2017年にはマイナーチェンジが実施されたため、それを境に前期型・後期型に分けられます。
ステップワゴン(5代目)後期型の中古車購入を考えている方に向けて、中古車選びのポイントをご紹介します。
グレード一覧
ステップワゴン(5代目)後期型の各グレード情報は以下の通りです。
【ホンダステップワゴン(5代目)後期型 2017年9月発売モデル グレード別燃費】
グレード名 |
型式 |
排気量 |
乗車定員 |
B |
DBA-RP1 |
1.5 L |
7名 |
DBA-RP2 (4WD) |
|||
B ホンダセンシング |
DBA-RP1 |
||
DBA-RP2 (4WD) |
|||
G |
DBA-RP1 |
7名 or 8名 |
|
DBA-RP2 (4WD) |
|||
G ホンダセンシング |
DBA-RP1 |
||
DBA-RP2 (4WD) |
|||
G・EX ホンダセンシング |
DBA-RP1 |
||
DBA-RP2 (4WD) |
購入価格を抑えたいユーザーには「B」がおすすめ
中古車の購入を考えている場合「価格を抑えたい」と思っている方も少なくありません。
なるべく購入価格を安くしたい方には「B」をおすすめします。
「B」はエントリーグレードであるため、同車の中では価格を安く抑えられるという最大のメリットがあります。主な装備内容は以下の通りです。
ヒルスタートアシスト機能
坂道発進でアクセルペダルに踏みかえるときに車が後退してしまうのを防ぐシステムです。
運転に不慣れなドライバーには、素早く踏みかえるのは難しい動作であるため、この機能が搭載されていると心強いでしょう。
アイドリングストップシステム
燃費向上やアイドリング騒音低減のために、停車時にアイドリングストップを行い、走行再開時にはエンジンが自動的に再始動するシステムです。
アイドリング中に消費される燃料の消費も、この機能により大きな省燃費効果を期待できます。
キーレスエントリー
鍵に施錠、解錠のスイッチが付いているため、離れた場所からでも遠隔で操作ができます。
例えば、車から降りて少し歩いてから施錠したか不安を感じても、遠隔操作ができるためボタンを押すだけで簡単に施錠確認ができます。
「B」はステップワゴンの特徴的な機能である「わくわくゲート」や「助手席側パワースライド」が搭載されておらず、メーカーオプションの種類が制限されるのが欠点です。
しかし、実用的な機能をある程度省くことで購入価格を抑えられます。
使い勝手を重視する方には「G」がおすすめ
「G」はエントリーグレードの「B」と比較すると価格は上がりますが、実用性が向上するのが特徴です。ステップワゴンの実用的な装備を2つご紹介します。
助手側パワースライドドア
パワースライドドアは運転席のスイッチやキー操作などで電動開閉ができる機能です。買い物でたくさんの荷物を抱えているときは両手がふさがっているため、パワースライドドアが活躍します。
また、小さな子どもでも簡単に開閉できるため安心です。
ちなみに、運転席側パワースライドドアはメーカーオプションとなっているため、運が良ければ購入する中古車に装備されている可能性があります。
わくわくゲート
縦横両方向に開くテールゲートのことで、後部座席への乗り降りが楽になるのが魅力の一つです。
また、周りの状況を考慮し、狭い場所では横開き、スペースに余裕がある場所では縦開きと使い分けができるため非常に便利です。
わくわくゲートのサブドアは3段階で開閉できるため、多くの場面で活躍するでしょう。
エントリーグレードの「B」には、これら実用的な機能がないため実用性に欠けます。
したがって、自家用車として購入を検討した方がよいのは「G」以上となるでしょう。
優れた安全性を重視する方には「G ホンダセンシング」がおすすめ
「G ホンダセンシング」は「G」の優れた実用性に加え、安全性能装備が充実しています。
ホンダは”Safety for Everyone”をスローガンとして「事故に遭わない社会」を目指しており、「Honda SENSING」を開発しました。このグレードに標準装備されており、代表的な機能を3つご紹介します。
歩行者事故低減ステアリング
路側帯の歩行者との衝突回避をサポートするシステムです。
自車が車線からはみ出てしまい、歩行者と衝突する危険性がある場合、ディスプレイ表示と音でドライバーに警告します。
また、警告と同時にステアリング操作を支援し衝突回避操作をサポート。車速約10km/h~約40km/hで走行中に作動します。
後方誤発進抑制機能
ドライバーがアクセルを踏み込んだとき、真後ろの壁や障害物が近距離であると検知した場合に急な発進を防止します。また、それと同時にディスプレイ表示と音でドライバーに警告します。
停車時や車速10km/h 以下の後退時に作動します。近年では踏み間違い事故が増加しているため、この機能があると非常に心強いでしょう。
渋滞運転支援機能
高速道路などでの低速走行時を中心に活躍する機能です。前方車の車速変化に合わせて車間距離を維持するため、ドライバーの運転負荷を軽減するのに役立ちます。
また、車線中央付近を維持するようにステアリング操作も支援してくれます。
上記以外にも、ACC(Adaptive Cruise Control)、車線維持支援システム、先行車発進お知らせ機能などがあり、安全性能装備が充実したグレードとなっています。
まとめ
本記事では、ステップワゴン(5代目)2017年モデルの中古車を購入する際のポイントをご紹介しました。
購入時に重視するポイントを考え、自分のカーライフに適した車の購入を検討してみてください。