こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
日本を代表するミニバンであるトヨタアルファードは若い世代からシニア世代まで幅広く人気があります。
2022年には、販売台数が60,225台に達し、ミニバン年間販売ランキングで3位、LLサイズミニバンの中では、ライバル車を圧倒して堂々の1位を獲得しています。
ラグジュアリーミニバンとして知られるアルファードは、エントリーグレードの販売価格が335.4万円~となるため、購入をあきらめる方もいるかと思います。
そんな方には、新車販売価格よりもリーズナブルでオプションが複数搭載されている可能性がある「中古車」の購入をおすすめします。
以下でご紹介するアルファード30系後期は2018年1月にマイナーチェンジにより登場したモデルです。
本記事ではアルファード30系後期のグレード別中古車相場をご紹介します。
年式別中古車価格相場
LLサイズミニバンの中で年間販売台数がトップとなったアルファードは、どのくらいの価格帯で中古車市場において取引きされているのでしょうか。
アルファード30系後期は2018年1月~販売されているため、2018年~2022年の年式別中古車価格を調査してみます。
アルファード30系後期の年式別中古車価格相場を以下にまとめました。
本記事でご紹介している中古車価格は、大手中古車検索サイト「カーセンサー」を参考にしています。
【アルファード30系後期 中古車相場】
年式 | 価格帯 |
2018年式 | 299.9~749.8万円 |
2019年式 | 325.7~900.0万円 |
2020年式 | 336.8~1,084.2万円 |
2021年式 | 356.7~864.1万円 |
2022年式 | 378.4~1,180.0万円 |
アルファード30系後期は年式が浅いモデルであるため、どの年式でも高価格帯で市場に出回っていることがわかります。
特に2020年~2022年式では最低価格がエントリーグレードの新車販売価格335.4万円~ よりも高い価格で取引きされているため、アルファードの人気の高さが伺えます。
高価格帯で取引きされている理由としては、実用的で人気のオプションが多数搭載されていることが考えられます。
中古車はグレード間で販売価格に大きな開きがあることもあるため、グレード別の中古車相場を確認してみましょう。
中古車の最高販売価格
中古車販売価格は、車の年式、走行距離、オプション装備などの要素を考慮して決定されます。
車のグレードは搭載している装備やボディの仕様を決める重要な要素であるため、価格に影響します。
アルファード30系後期の新車販売価格および中古車販売価格は以下の通りです。
【トヨタ アルファード30系後期 2018年1月モデル 価格】
グレード名 |
型式 |
新車販売価格 |
中古車販売価格 |
2.5X |
DBA-AGH30W |
335.4万円~ |
~628.2万円 |
DBA-AGH35W (4WD) |
360.3万円~ |
~688.4万円 |
|
2.5S |
DBA-AGH30W |
369.3万円~ |
~798.0万円 |
DBA-AGH35W (4WD) |
394.3万円~ |
~839.2万円 |
|
2.5S Aパッケージ |
DBA-AGH30W |
390.5万円~ |
~820.2万円 |
DBA-AGH35W (4WD) |
415.5万円~ |
~798.1万円 |
|
2.5G |
DBA-AGH30W |
418.5万円~ |
~665.3万円 |
DBA-AGH35W (4WD) |
443.4万円~ |
― |
|
2.5S Cパッケージ |
DBA-AGH30W |
436.2万円~ |
~831.6万円 |
DBA-AGH35W (4WD) |
461.2万円~ |
~822.7万円 |
|
3.5S C |
DBA-GGH30W |
494.7万円~ |
― |
DBA-GGH35W (4WD) |
514.1万円~ |
~701.1万円 |
|
3.5GF |
DBA-GGH30W |
520.6万円~ |
~708.6万円 |
DBA-GGH35W (4WD) |
540.0万円~ |
― |
|
3.5エグゼクティブラウンジ |
DBA-GGH30W |
703.4万円~ |
~859.9万円 |
DBA-GGH35W (4WD) |
722.7万円~ |
~900.0万円 |
|
3.5エグゼクティブラウンジS |
DBA-GGH30W |
718.3万円~ |
~978.2万円 |
DBA-GGH35W (4WD) |
737.7万円~ |
~1,180.0万円 |
アルファード30系後期の各グレードの中古車最高価格が新車販売価格を大きく上回る結果となりました。
購入する狙い目グレード
アルファード30系後期は、2023年3月時点で最新のモデルであるため、中古車市場で非常に人気があります。
新車だと高くて買いづらいと考える方や豊富なオプションが装備されているモデルをリーズナブルに購入したいと考える方が多いためです。
しかし、アルファードには多くのグレードがあるため、何を基準に中古車を選べばよいかわからない方も多くいるのではないでしょうか。
そこで、重要視したいポイントごとにアルファード30系後期の狙い目グレードをご紹介します。
中古車の購入を検討している方の多くは「新車価格だと高くて買えない」ということが理由かと思います。
エントリーグレードの「2.5X」
したがって、購入価格を重視する方にはエントリーグレードの「2.5X」をおすすめします。
車の購入時には、万が一の事故リスクを考慮し安全面が気になりますが、アルファード30系後期には予防安全パッケージである第二世代の「Toyota Safety Sense」が搭載されているため、安全性能装備が充実しています。
「2.5S Cパッケージ」
「豊富なオプションが搭載されたモデルをリーズナブルな価格で購入したい」など、使い勝手を理由に中古車購入をしている方には「2.5S Cパッケージ」をおすすめします。
装備はエントリーグレードの「2.5X」よりも充実しているため、その分価格は高くなりますが、ステアリングヒーターや運転席パワーシートが搭載されているため、利便性が大きく向上しています。
また、ボディがエアロボディ仕様となっているため、リセール時に高い価格で売却できる可能性があります。
「年式が浅い3.5エグゼクティブラウンジ」
将来を見越して購入後のリセールを重視したい方には「年式が浅い3.5エグゼクティブラウンジ」をおすすめします。
エグゼクティブラウンジは、高級感あふれる内装や、後部座席用のエンターテインメントシステムなど、プレミアムな装備が特徴です。
また、年式が浅いほど走行距離が短く、パーツの劣化が少ない傾向があるためリセール時には高値で売却できることがあります。
まとめ
本記事では、アルファード30系後期の中古車相場やさまざまな観点から狙い目グレードをご紹介しました。
中古車の価格は装備、年式、需要の高さなど多くの要素から決定されるため、それらを理解して適正価格で購入できるようにしておきましょう。