トヨタヴェルファイア 30前期と20後期の違いを解説!

トヨタヴェルファイア 30前期と20後期の違いを解説!

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

自動車メーカーは、数年に一度の周期で、市場競争力の維持向上・新しい技術を導入することで優れた車を提供・デザインの変更などを行うためマイナーチェンジやフルモデルチェンジを実施します。

特に大幅なデザイン変更や機能追加が施された場合はフルモデルチェンジとされ、一部の機能追加や装備変更であればマイナーチェンジと呼ばれます。

本記事で取り上げるヴェルファイア30系前期は、先代からフルモデルチェンジされて2015年1月に発売されたモデルです。

先代のヴェルファイア20系後期は2011年9月~2015年1月まで販売され、高い人気を誇りました。

今回はヴェルファイア30系前期と、20系後期の燃費性能やデザインの違いをご紹介します。

フルモデルチェンジにより向上した燃費性能

多くの車種では、フルモデルチェンジが実施されることで燃費性能が向上します。

燃費性能がよいと、消費する燃料が少なく済むため、長い距離を走行しても給油を頻繁に行う必要がありません。

また、燃料費が安くなることや環境にも優しいなど多くのメリットがあります。

ヴェルファイア30系前期と20系後期の燃費性能は以下の通りです。

【トヨタ ヴェルファイア30系前期 2015年1月モデル グレード別燃費】

ヴェルファイア2.5ZAエディション(30前期)

グレード名

型式

排気量

燃費

2.5X

DBA-AGH30W

2.5 L

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.4 km/L

2.5Z

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5V

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5Z Aエディション

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5Z Gエディション

DBA-AGH30W

11.4 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

3.5ZA

DBA-GGH30W

3.5 L

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.3 km/L

3.5ZA Gエディション

DBA-GGH30W

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

3.5V L

DBA-GGH30W

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

3.5エグゼクティブラウンジ

DBA-GGH30W

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

【トヨタ ヴェルファイア20系後期 2014年4月モデル グレード別燃費】

ヴェルファイア2.4Z-Gエディション(20後期)

グレード名

型式

排気量

燃費

2.4X

DBA-ANH20W

2.4 L

11.2 km/L

DBA-ANH25W (4WD)

10.4 km/L

2.4Z

DBA-ANH20W

10.8 km/L

DBA-ANH25W (4WD)

10.4 km/L

2.4V

DBA-ANH20W

10.8 km/L

DBA-ANH25W (4WD)

10.4 km/L

2.4Z Gエディション

DBA-ANH20W

10.8 km/L

DBA-ANH25W (4WD)

10.2 km/L

3.5Z

DBA-GGH20W

3.5 L

9.3 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

9.1 km/L

3.5V

DBA-GGH20W

9.3 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

9.1 km/L

3.5Z Gエディション

DBA-GGH20W

9.2 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

9.1 km/L

3.5V Lエディション

DBA-GGH20W

9.2 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

9.1 km/L

3.5V プレミアムシートエディション

DBA-GGH20W

9.2 km/L

DBA-GGH25W (4WD)

8.9 km/L

上記表から、多くのグレードにおいて30系前期の燃費性能の方が優れていることがわかります。

特に駆動方式4WDタイプのモデルが20系後期の燃費よりも大きく向上している傾向があります。

ヴェルファイアのような大型サイズのミニバンは車体重量が重いため、燃費が気になりますが、排気量が2.5 Lモデルであれば全てのグレードで11km/Lを超えます。

大型サイズのミニバンの中では非常に優秀といえるでしょう。

エクステリアデザイン比較

ヴェルファイアといえば、兄弟車のアルファードと同様に力強さを感じるエクステリアデザインをイメージする方が多いのではないでしょうか。

エクステリアの中でも、特に大きくデザイン変更が行われたのがフロントマスクです。

20系後期では、二段構えのフロントライトと左右のライトを繋ぐようなシルバーメッキが施されたグリルが印象的でした。

30系前期では、二段構えのフロントライトは20系後期から踏襲されていますが、ライト自体はLED化されたことで新しさを感じさせます。

それに加えフォグランプを大きくし、さらなる存在感を持たせたところが、より力強さを演出しています。

横揺れが改善された乗り心地を実現

ミニバンは快適な乗り心地が大きな魅力の一つであるため、採用するサスペンションが重要です。

20系後期では「トーションビーム式」が採用されています。

このサスペンションは比較的安価な車に採用されることが多く、車体の軽量化やコスト削減に強い特徴がありますが、横揺れが発生するというデメリットが存在します。

30系前期では「ダブルウィッシュボーン式」を採用することで、左右のタイヤを個別制御が可能となり、横揺れなどを改善できます。

このサスペンションはスポーツカーなどに採用されるほど優れた乗り心地を実現します。

ラグジュアリーさと重厚感を漂わせるインテリアデザイン

エクステリアのデザイン性が高いに越したことはありませんが、ドライバーがもっとも目にするのはインテリアであるため、インテリアの質感を重要視している方も多いのではないでしょうか。

20系後期では、インパネ周りには木目調が施されていますが、全体的にブラックを多く取り入れることで重厚感ある雰囲気を演出しています。

一方で、フルモデルチェンジが行われた30系前期のインテリアは、木目調だったインパネ部分がブラックに変更され、さらに重厚感と質感を高める演出がされています。

ラグジュアリーさが増したことで、多くの世代から支持を集めるデザインとなりました。

充実した安全性能装備

30系前期では、トヨタが開発した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が実装されたため、安全性能装備が充実しています。以下に代表的な装備を3つご紹介します。

  • ハンドル操作サポート
    車が車線から逸脱してしまう可能性があることを感知するとドライバーに警告し、車線逸脱を回避するためにステアリング操作を支援してくれます。街乗りや高速道路など幅広いシーンで活躍します。
  • 自動(被害軽減)ブレーキ
    前方車や歩行者などを確認すると、警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせます。警告時にドライバーがブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートします。
  • 追従ドライブ支援機能(全車速追従機能付 レーダークルーズコントロール)
    前方車の速度に合わせて車間距離を維持し追従走行するシステムです。主に停止や発進の繰り返しが多くなる高速道路で活躍します。これにより、ドライバーの運転中の負荷を軽減してくれます。

まとめ

本記事では、トヨタのヴェルファイア30系前期と20系後期の燃費性能やデザイン性の違いなどをご紹介しました。

30系前期はフルモデルチェンジにより、燃費性能や安全性能装備が大幅に向上したといえます。

当記事を参考にし、ヴェルファイア30系前期の購入を検討してみてください。

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