【比較】3代目ノアとライバル車の違いは?

【比較】3代目ノアとライバル車の違いは?

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

トヨタの中でもリーズナブルな価格帯で購入できるミドルサイズミニバンのノア。

お手頃な価格帯であるため、若い世代や小さな子どもがいる子育て世代から人気があります。

スタンダードなサイズのミニバンは他社からも多く販売されています。

そこで、ノアと他社ライバル車を比較してみましょう。

今回取り上げる3代目ノア(80系)は2014年に誕生し、2017年にマイナーチェンジが行われたことで前期型と後期型に分かれます。

当記事は3代目ノア後期型(2017年7月モデル)を採用します。

本記事では3代目ノア(2017年7月モデル)と、

  • ライバル車のホンダ・ステップワゴン5代目(2017年9月モデル)
  • 日産セレナ5代目C27(2016年8月モデル)

の比較をご紹介します。

燃費性能比較

車のスペックを比較する際に真っ先に思い浮かぶ項目が「燃費性能」でしょう。

燃費性能は年間の燃料費用に関わるため気になる方が多いかと思います。3車種の燃費性能は以下の通りです。

【トヨタ 3代目ノア後期 2017年7月モデル グレード別燃費】

グレード名

型式

排気量

燃費

X

DBA-ZRR80G

2.0 L

16.0 km/L

DBA-ZRR85G (4WD)

15.0 km/L

G

DBA-ZRR80G

16.0 km/L

DBA-ZRR85G (4WD)

14.8 km/L

Si

DBA-ZRR80W

16.0 km/L

DBA-ZRR85W (4WD)

14.8 km/L

ハイブリッドX

DAA-ZWR80G

1.8 L

23.8 km/L

ハイブリッドG

ハイブリッドSi

DAA-ZWR80W

【ホンダ ステップワゴン 2017年9月モデル グレード別燃費】

グレード名

排気量

燃費

B

DBA-RP1

1.5 L

17.0 km/L

DBA-RP24WD

15.4 km/L

B ホンダセンシング

DBA-RP1

17.0 km/L

DBA-RP24WD

15.4 km/L

G

DBA-RP1

16.2 km/L

DBA-RP24WD

15.4 km/L

G ホンダセンシング

DBA-RP1

16.2 km/L

DBA-RP24WD

15.4 km/L

GEX ホンダセンシング

DBA-RP1

16.2 km/L

DBA-RP24WD

15.4 km/L

【日産自動車 セレナ 2016年8月モデル グレード別燃費】

グレード名

排気量

燃費

S

DBA-C27

2.0 L

15.0 km/L

X

DAA-GC27

17.2 km/L

DAA-GNC27 (4WD)

15.8 km/L

G

DAA-GC27

16.6 km/L

DAA-GNC27 (4WD)

15.0 km/L

ハイウェイスター

 

DAA-GFC27

17.2 km/L

DAA-GFNC27 (4WD)

15.8 km/L

ハイウェイスターG

DAA-GFC27

16.6 km/L

3代目ノアはガソリンモデルだと約15km/L以上であり、ハイブリッドモデルでは23.8km/Lとなるため、ミドルサイズミニバンとして非常に優秀な燃費性能を誇ります。

ハイブリッドモデルは、ガソリンエンジンと電気モーターの両方を搭載しており、低速走行や渋滞時などのシーンごとに効率的に動力を使い分けることで高い燃費性能を実現しています。

ライバル車のホンダステップワゴンや日産セレナの燃費性能も3代目ノアのガソリンモデルと同様に約15km/L以上であるため、同サイズでは優秀な燃費性能といえるでしょう。

ただし、ステップワゴンのガソリンモデルの排気量は1.5Lであり、他2車種と比較して排気量が小さいです。

排気量が小さいと走行時のパワー面で劣ることになり、特に坂道や高速道路で運転する場合にはドライバーとしては運転快適性に物足りなさを感じるかもしれません。

ボディサイズ比較

ノアのようなミドルサイズミニバンの魅力は、お手頃な価格帯と広々とした室内空間です。

しかし、室内空間が広いとボディサイズが大きくなるため、駐車のしやすさを気にする方が多いでしょう。3車種のボディサイズは以下の通りです。

【トヨタ 3代目ノア後期 2017年7月モデル ボディサイズ】

グレード名

型式

全長

全幅

全高

X

DBA-ZRR80G

4,695mm

1,695mm

1,825mm

DBA-ZRR85G (4WD)

1,865mm

G

DBA-ZRR80G

1,825mm

DBA-ZRR85G (4WD)

1,865mm

Si

DBA-ZRR80W

4,710mm

1,735mm

1,825mm

DBA-ZRR85W (4WD)

1,870mm

ハイブリッドX

DAA-ZWR80G

4,695mm

1,695mm

1,825mm

ハイブリッドG

ハイブリッドSi

DAA-ZWR80W

4,710mm

1,735mm

【ホンダ ステップワゴン 2017年9月モデル ボディサイズ】

グレード名

全長

全幅

全高

B

DBA-RP1

4,690mm

1,695mm

1,840mm

DBA-RP24WD

1,855mm

B ホンダセンシング

DBA-RP1

1,840mm

DBA-RP24WD

1,855mm

G

DBA-RP1

1,840mm

DBA-RP24WD

1,855mm

G ホンダセンシング

DBA-RP1

1,840mm

DBA-RP24WD

1,855mm

GEX ホンダセンシング

DBA-RP1

1,840mm

DBA-RP24WD

1,855mm

【日産自動車 セレナ 2016年8月モデル ボディサイズ】

グレード名

全長

全幅

全高

S

DBA-C27

4,690mm

1,695mm

1,865mm

X

DAA-GC27

1,865mm

DAA-GNC27 (4WD)

1,875mm

G

DAA-GC27

1,865mm

DAA-GNC27 (4WD)

1,875mm

ハイウェイスター

 

DAA-GFC27

4,770mm

1,740mm

1,865mm

DAA-GFNC27 (4WD)

1,875mm

ハイウェイスターG

DAA-GFC27

1,865mm

3車種を比較すると、以下の通りです。

  • 全長はセレナ≧ノア>ステップワゴン
  • 全幅はセレナ≧ノア>ステップワゴン
  • 全高はセレナ≧ノア>ステップワゴン

という結果になりました。この結果から、セレナがもっとも大きくステップワゴンがもっとも小さいサイズであることがわかりました。

最小回転半径

続いて最小回転半径を確認してみましょう。

車の最小回転半径は、車の操舵性と回転性能を示す重要な指標です。

最小回転半径は、車が完全なUターンや急なカーブなどを曲がるために必要なスペースを表し、小回りの効きやすさの目安となります。

ノアとセレナの最小回転半径は5.5mで、ステップワゴンは5.4mです。ステップワゴンの方が他2車種と比較すると、全長や全幅が小さいため、その分小回りが利きやすくなっています。

室内サイズ比較

ボディサイズに対して、室内サイズはどのくらいでしょうか。

3車種の広さは以下の通りです。

【トヨタ 3代目ノア2017年7月モデル 室内サイズ】

グレード室内長室内幅室内高
全グレード2,930 mm1,540 mm1,400 mm

【ホンダ ステップワゴン 2017年9月モデル 室内サイズ】

グレード室内長室内幅室内高
全グレード3,220 mm1,500 mm1,425 mm

【日産自動車 セレナ 2016年8月モデル 室内サイズ】

グレード室内長室内幅室内高
全グレード3,170 or 3,240 mm1,545 mm1,400 mm

室内サイズで3車種を比較すると、以下の通りです。

  • 室内長はセレナ≧ステップワゴン>ノア
  • 室内幅はセレナ>ノア>ステップワゴン
  • 室内高はステップワゴン>ノア=セレナ

これらの結果から、室内長はノアが短い設計であり、室内幅や室内高は大きな差がないことがわかりました。

まとめ

本記事では、トヨタ3代目ノアとライバル車のホンダステップワゴン、日産セレナを比較して燃費性能や室内サイズ等をご紹介しました。

同じミドルサイズミニバンとして分類される車種であっても、それぞれ優れている部分が異なります。

最適な車種を選ぶ際のご参考にしてください。

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