トヨタ 3代目ノアの気になるボディサイズはどれくらい?

トヨタ 3代目ノアの気になるボディサイズはどれくらい?

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です。

ファミリー層向けのミニバンとして定着しているトヨタノア。運転に慣れていなくても運転しやすいボディの大きさや広い室内空間が魅力です。ノアのようなスタンダードサイズのミニバンの購入を検討している中には、「本当に運転しやすいボディサイズか」「駐車しやすいか」など気になる方が多いのではないでしょうか。

今回紹介するトヨタ3代目ノア(80系)は2017年のマイナーチェンジを境に前期モデルと後期モデルに分かれます。2014年~2017年を前期モデル、2017年~2021年を後期モデルと分類されます。

本記事ではトヨタ3代目ノア 前期・後期の、ボディサイズ・室内サイズ・荷室サイズなどをご紹介します。

ボディサイズ

3代目ノアは2014年~2021年に販売された人気ミニバンの一つです。ミニバンは、一般的に7,8名乗りで広い室内空間を提供するスクエア型に近い造形の車とされます。

また、多くのミニバンにはスライドドアが搭載されていることも特徴です。ミニバンは5つのボディサイズ(SS・S・M・L・LL)に分類され、3代目ノアは真ん中のMサイズです。

もっともスタンダードなサイズであるため、多くのユーザーから人気があります。3代目ノアのボディサイズは以下の通りです。

【トヨタ 3代目ノア前期 2014年4月モデル ボディサイズ】

ノア Si

グレード名

型式

全長

全幅

全高

X Vパッケージ

DBA-ZRR80G

4,695mm

1,695mm

1,825mm

DBA-ZRR85G (4WD)

1,865mm

X

DBA-ZRR80G

1,825mm

DBA-ZRR85G (4WD)

1,865mm

G

DBA-ZRR80G

1,825mm

DBA-ZRR85G (4WD)

1,865mm

Si

DBA-ZRR80W

4,710mm

1,730mm

1,825mm

DBA-ZRR85W (4WD)

1,870mm

ハイブリッドX

DAA-ZWR80G

4,695mm

1,695mm

1,825mm

ハイブリッドG

【トヨタ 3代目ノア後期 2017年7月モデル ボディサイズ】

ノア 2.0 Si W×B

グレード名

型式

全長

全幅

全高

X

DBA-ZRR80G

4,695mm

1,695mm

1,825mm

DBA-ZRR85G (4WD)

1,865mm

G

DBA-ZRR80G

1,825mm

DBA-ZRR85G (4WD)

1,865mm

Si

DBA-ZRR80W

4,710mm

1,735mm

1,825mm

DBA-ZRR85W (4WD)

1,870mm

ハイブリッドX

DAA-ZWR80G

4,695mm

1,695mm

1,825mm

ハイブリッドG

ハイブリッドSi

DAA-ZWR80W

4,710mm

1,735mm

一つ前のモデルのノア2代目の全長は4,595mm~4,635mm、全幅は1,695mm~1,720mm、全高は1,850mm~1,875mmです。

したがって、3代目ノアと2代目を比較すると全長は3代目の方が大きいですが、全幅および全高は多少の差はあるものの大きな変更はないことがわかります。

一般的な駐車場のサイズ

3代目ノアのボディサイズは最大で全長4,710mm・全幅1,735mm・全高1,870mmです。実際にこのサイズの車を運転する場合に、外出先で駐車場選びに影響がないか気になる方もいるでしょう。

駐車場のサイズは国が定めている駐車場整備の指針「駐車場設計・施工設計」で以下のように設定されています。

種類長さ
普通乗用車2,500 mm6,000 mm
小型乗用車2,300 mm5,000 mm
軽自動車2,000 mm3,600 mm
(参考URL:https://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/pdf/19920610tyuusyajou.pdf)

3代目ノアと一般的な駐車場サイズを比較すると、全長・全幅ともに駐車場の方がひと回り以上大きいため、困ることなく駐車できるでしょう。

低床構造のため乗降性が高い

3代目ノアは低床プラットフォームを採用しているため、先代モデルと比較すると地面との距離が近いことが特徴です。

例えば、スライドドア開口部では地面からの高さが360mmであるため、乗り降りが楽にできます。小さな子どもや高齢者の方でも問題なく乗り降りできるでしょう。

スライドドアは両手が塞がっているときに活躍する装備であり、低床構造と相まって大きな荷物を積み込みしやすいでしょう。

小さな子どもがいる家族の場合は、ベビーカーのサイズによっては折り畳まずにそのまま積めるため重宝されるでしょう。

最小回転半径

車の最小回転半径は、車が円を描くために必要な最小半径のことを指します。この指標は車の小回りの効きやすさの目安として用いられます。

3代目ノアの最小回転半径は5.5mであり、同じMサイズミニバンに分類されるヴォクシーは5.5m、ステップワゴンは5.4m(プレミアムラインは5.7m)のため、ノアは同サイズの中では一般的な小回りの効きやすさといえるでしょう。

室内サイズ

ノアはリーズナブルな価格帯と広々した室内サイズが大きな魅力です。3代目ノアの室内サイズは以下の通りです。

【トヨタ 3代目ノア 2017年7月モデル 室内サイズ】

グレード室内長室内幅室内高
全グレード2,930 mm1,540 mm1,400 mm

ノアと他メーカーのMサイズミニバン ホンダステップワゴンと比較してみます。

ステップワゴンの室内サイズは以下の通りです。

【ホンダ ステップワゴン 2017年9月モデル 室内サイズ】

グレード室内長室内幅室内高
全グレード3,220 mm1,500 mm1,425 mm

室内幅は3代目ノアの方が広いですが、室内長と室内高はステップワゴンの方が大きい設計となっています。

利便性および積載性が高い荷室スペース

3代目ノアの荷室スペースは利便性と積載性に優れているのが特徴です。

低床プラットフォームを採用したことで、地面から荷室までの高さが500mmとなっています。地面からの高さが低いため重い荷物を楽に積み下ろしできるため利便性が高いです。

さらに、荷室の開口高1,250mm、開口幅が1,210mmであるため、棚などの背の高い荷物やベビーカーなど少しスペースをとる荷物も積めます。荷室スペースの容量としては、3列シートまで乗車ができる状態だと281L積み込み可能です。

さらに、3列目シートを格納した状態では容量847L、2列目シートを格納した状態では容量1,547Lという大容量が確保できます。

まとめ

本記事では、トヨタ3代目ノアのボディサイズ、室内サイズ、荷室スペースをご紹介しました。

  • 先代モデルと比較して、全長は大きくなり、全幅および全高はほぼ変更がない
  • 最小回転半径が5.5mであり、同サイズのミニバンでは一般的な小回りの効きやすさ
  • 低床構造により乗降性および利便性が向上した

3代目ノアはミニバンのスタンダードサイズであり、上記のように魅力的な要素が詰まった人気モデルです。

本記事を参考に3代目ノアの購入を検討してみてください。

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