トヨタ･3代目ノアの維持費(燃費･自動車税)はどれくらい？

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こんにちは！アイカーマガジン編集部です。

トヨタを代表するファミリー向けミニバンとして定着しているノアは、ミニバンの特性を活かした広い室内空間とリーズナブルな価格帯が高く支持されています。

本記事では、トヨタ・3代目ノア（80系）前期、後期を購入した後に発生する燃料費用などの維持費の内訳や年間維持費の目安をご紹介します。

本記事で取り上げる3代目ノアは2014年～2021年に販売された人気ミニバンです。

2014年1月～2017年6月を前期モデル、2017年7月～2021年9月を後期モデルと分類されます。

車の維持費とは

車の維持費とは、車を所有するうえでかかる費用全般のことを指します。維持費の内訳としては、燃料費用、車検費用、自動車税、自動車保険料、駐車場費用などが挙げられます。

特に車検費用や自動車税は一度に支払う金額が多いため、あらかじめどの程度かかるか理解しておくとよいでしょう。

3代目ノアを題材に上記でご紹介した維持費をみてみましょう。

年間支払う燃料費用は、燃料価格の高騰や燃費性能が悪い車を所有するなどの要因が重なることで高額となります。

また、通勤や子どもの送迎などで頻繁に利用すればするほど高くなる傾向があります。

燃料費用を安く抑えるためには、優れた燃費性能の車を購入することが重要です。

3代目ノアの前期、後期の燃費性能は以下の通りです。

【トヨタ 3代目ノア後期 2017年7月モデルグレード別燃費】

3代目ノア前期後期モデルの燃費はグレードにより異なりますが、全てのグレードで15 km/L前後を超えるため非常に優秀な燃費性能といえるでしょう。

ノアにはハイブリッドモデルがラインナップされており、ガソリンモデルと比較するとさらに燃費性能が良くなります。

ハイブリッドモデルは23 km/Lを超え、Mサイズミニバンの燃費性能ではトップクラスです。ハイブリッドモデルはガソリンエンジンとモーターの2つの動力源を備えており、それぞれが効率的に動作する仕組みであるため優れた燃費性能を実現しています。

続いて、これらの情報をもとに年間の燃料費用を算出してみましょう。

3代目ノアの燃費性能をもとに年間の燃料費用をシミュレーションしてみます。

（※年間走行距離10,000 kmは通勤、子どもの送迎、休日の遠出などで車を利用することを想定）

上記算出条件より年間の燃料費用は以下の通りです。

上記シミュレーションでは月額93,750円かかります。

自動車税は4月時点で車を所有している方が毎年納める税金のことです。

一度に支払う金額が大きいため、どの程度納める必要があるか事前に把握しておくとよいでしょう。自動車税を支払う目的は、自動車が必要な道路の整備や交通インフラの維持などが挙げられます。

自動車税を納める金額は、車の排気量によって異なります。

（排気量別自動車税）

3代目ノア後期モデルの「X」グレードの場合は、自動車税として納める金額は36,000円となります。

車の維持費を抑えたい方は排気量が少ない車種を選ぶことをおすすめします。

車検費用とは、車両の定期的な車検手続きに関連する費用を指します。車検は、法的な要件として定められており、車両の安全性と道路上での適合性を確認するために必ず受けなければなりません。

車検費用には検査料金、車検証更新費用、部品交換費用などが含まれるため、大きな金額が発生します。