ヴェルファイア30系後期はレギュラー or ハイオク車？

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こんにちは！アイカーマガジン編集部です！

日本を代表するグローバル企業のトヨタは、近年流行しているSUVをはじめ、多くの車種を販売しています。

数多くある車種の中で、家族や友人など大人数での移動に適したミニバンが注目を集めています。トヨタの代表的なミニバンであるヴェルファイアは、ラグジュアリーでダイナミックなデザインが魅力的なモデルです。

ヴェルファイアにはレギュラーとハイオクの2種類の燃料タイプがあります。

今回ご紹介するヴェルファイア30系後期は、先代からマイナーチェンジが実施されて2018年1月に販売開始されたモデルです。

本記事では、ヴェルファイア30系後期のガソリン車の燃料タイプやレギュラーとハイオクの特徴などをご紹介します。

グレード

今回ご紹介するヴェルファイア30系後期のグレードは以下の通りです。

【トヨタ ヴェルファイア30系後期 2018年1月モデル グレード別情報】

続いて、グレード別の燃料タイプをご紹介します。

グレード別燃料タイプ

ヴェルファイア30系後期のグレード別燃料タイプは以下の通りです。

【トヨタ アルファード30系後期 2018年1月モデル グレード別燃料タイプ】

では、レギュラーとハイオクの違いはどこでしょうか。

レギュラーとハイオクの違いと特徴

レギュラーとハイオクは「オクタン価」の数値が異なることが大きな違いです。

オクタン価とは、ガソリンのノッキング（異常燃焼）が起こらない性質の程度を表す数値であり、数字が大きいほど性質がよいことを示します。

それぞれの特徴は以下の通りです。

ハイオクはノッキングが起こりにくい

ノッキングとは、車のエンジン内で起きている異常燃焼が原因で異音や振動が起こる現象です。上記で記述したようにオクタン価の数値が高いほどノッキングを引き起こしにくくなります。

ハイオクのオクタン価は「96以上」でレギュラーのオクタン価は「89以上」とされているため、ハイオクの方がノッキングを防げます。

ハイオクはレギュラーと比較すると価格が高い

ハイオクはレギュラーよりも高い価格設定がされています。

ハイオクの価格がレギュラーよりも高くなる原因は、ハイオクはオクタン価を高めるために添加物を多く入れるなど製造コストがかかっているためです。

また、添加物の燃えカスを洗浄するための洗浄剤もハイオクには含まれています。給油時の金額としては、ハイオクはレギュラーよりも10円/L 程度高くなります。

燃料タイプ別の燃費性能を比較

ヴェルファイア30系後期の燃料タイプ別の燃費性能は以下の通りです。

【トヨタ ヴェルファイア30系後期 2018年1月モデル 燃料タイプ別燃費性能】

レギュラーとハイオクは10円以上の価格差があるため、年間の燃料費用に換算すると大きく差が開きます。

ヴェルファイア30系後期の各タイプの燃料費用は以下の通りです。

年間走行距離8,000 kmは子供の送迎、日常の買い物、週末のドライブなどを想定しています。

走行距離次第では年間燃料費用が増減するため、ご自身の用途に合わせてシミュレーションしてみてください。上記結果より、レギュラータイプと比較してハイオクタイプは21,000円程度高くなることがわかりました。

レギュラーとハイオクに関するよくある質問

現在、ガソリンスタンドではセルフサービスが増えているため、給油する種類を誤ってしまう場合があります。そこで、燃料タイプの入れ間違いやその他の質問事項をご紹介します。

レギュラータイプ車にハイオクを給油するとパワーアップに繋がるか？

ハイオクは「プレミアムガソリン」とも呼ばれ、レギュラーと比較して価格やオクタン価が高いことから、レギュラータイプ車に給油することで「パワーアップに繋がるか？」といった疑問を持つ方がいます。

しかし、レギュラータイプ車はレギュラーを使用した場合に最大のパフォーマンスが発揮できるため、ハイオクを給油してもパワーアップはしないです。

誤った給油をし続けると不具合を起こす可能性があるため、正しい燃料タイプを給油しましょう。

ハイオクタイプ車にレギュラーを給油するとどうなるか？

ハイオクタイプ車にレギュラーを給油しても、すぐに壊れるまたは走行できなくなるというわけではありません。

しかし、オクタン価が低いレギュラーを給油し続けるとノッキング現象が起きやすくなりエンジンへの負担がかかる恐れがあるため、正しい燃料タイプを給油しましょう。

まとめ

本記事では、ヴェルファイア30系後期のレギュラータイプとハイオクタイプをご紹介しました。レギュラーやハイオクを誤って給油し続けることで不具合を起こす可能性があるため注意しましょう。

ヴェルファイア30系後期を購入する際には、それぞれの特徴を考慮して、自分に合ったタイプを選択するようにしてください。