【トヨタ】おすすめ車種を解説【ミニバン】

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

トヨタには、人気のあるミニバンがたくさんあり、どれを購入しようか迷われている方は多いのではないでしょうか。

今回は、当店で人気の以下の車種を比較し、それぞれの特徴をご紹介していきたいと思います!

  • アルファード30系後期:2018年1月~2023年6月
    グレード:SC、S Cパッケージ、SR-C(ハイブリッド)
  • ヴェルファイア30系後期:2018年1月~2023年6月
    グレード:ZG、ZR-G(ハイブリッド)
  • ヴォクシー・80系後期:2017年11月~2021年9月
    グレード:ZS煌
  • ノア・3代目後期:2017年7月~2021年9月
    グレード:Si

各車種の概要

 

アルファード

ヴェルファイア

ヴォクシー

ノア

駆動方式

2WD / 4WD

総排気量

2,493cc / 3,456cc

1,797cc / 1,986cc

乗員

7人

7人 / 8人

燃費

3.5SC

10.4km/l(4WD)

3.5Z G

10.4km/l(4WD)

14.8km/l(4WD)

14.8km/l(4WD)

10.8km/l(2WD)

10.8km/l(2WD)

16.0km/l(2WD)

16.0km/l(2WD)

2.5S Cパッケージ

11.4km/l(2WD)

2.5Z G

11.4km/l(2WD)

 

12.0km/l(4WD)

12.0km/l(4WD)

SR-C

18.4km/l

ZR-G

18.4km/l

23.8km/l(HV)

23.8km/l(HV)

全長

4,950mm

4,935〜4,950mm

4,710mm

全幅

1,850mm

1,850mm

1,735mm

全高

1,950mm

1,825~1,870mm

室内長

3,210mm

2,930mm

室内幅

1,590mm

1,540mm

室内高

1,400mm

最小回転半径

5.6m(SR-C)

5.6m(ZR-G)

5.5m

5.8m(SC)

5.8m(ZG)

ホイールベース

3,000mm

2,850mm

車両重量

2,010~2,190kg

2,0702,150kg

1,610~1,690kg

1,600~1,680kg


すべての車種に2WDと4WDが設定されています。

アルファードとヴェルファイア、ヴォクシーとノアはいずれも姉妹車ながら、車重には若干の違いがあります。

アルファードに比べてヴェルファイアの最軽量2WDモデルは、排気量2,493ccの仕様で60kg重くなっています。一方で、ノアに比べてヴォクシーは10kg重い仕様となっています。

また、最小回転半径はハイブリッド車が5.6m、ガソリン車が5.8mと異なります。

さらに、ボディサイズに関しては、ヴェルファイアのハイブリッド車がガソリン車より15mm短くなっています。

「豪華・勇壮」をテーマとしたアルファード

アルファード 3.5SC

アルファードはトヨタのフラッグシップミニバンであり、「大空間高級サルーン」をキーワードに、従来にはない新しい高級車の概念を目指して開発されました。

アルファード2.5S Cパッケージのエンジンは、「2AR-FEエンジン」と「自動無段変速機Super CVT-i」を組み合わせており、4WDでは標準装備のアイドリングストップ機能により低燃費を実現しています。

一方、総排気量3.5SCのモデルは、V6の「2GR-FKSエンジン」と「8速ATのDirect Shift-8AT」を組み合わせることで、細やかな走行性能と高い燃費性能を両立しています。

アルファードSR-Cはハイブリッド車であり「E-Four・電気式4輪駆動方式」を採用しています。

安全面では、第2世代のトヨタ予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備し、先行車発進告知機能やドライブスタートコントロールなど、予防安全装備も注力されています。

ラグジュアリーさを求める人におすすめ

アルファードは豪華さをテーマに開発されたため、随所に高級感が漂っています。

力強いエクステリアデザインに圧倒されますが、インテリアはブラックを基調とした落ち着いた雰囲気となっています。

運転席にはパワーシートやシートヒーター、ステアリングヒーターなど高級装備が充実しています。

セカンドシートは2人掛けで、2列目から3列目へ移動できるようになっています。

他とは違うエクステリアを求める人におすすめ

アルファードは「高級サルーン」をテーマに開発されたため、エクステリアデザインに他のミニバンにはない煌びやかさがあります。

特にフロントグリルには多くのシルバー加飾が施され、ダイナミックな輝きを放っています。

本記事の他ミニバンと比べても、グリル周りの加飾の部分が多く、より華やかな印象を与えます。

さらに、フロントバンパーやサイドマッドガード、リヤバンパーに専用エアロパーツが標準装備されており、華のある顔立ちになっています。

車を美しく保ちたい人にはアルファードとヴェルファイアがおすすめ

アルファードとヴェルファイアには、洗車や日常使用による小さな擦り傷を自己修復する「セルフリストアリングコート」が採用されており、新車時の鮮やかな光沢とカラーを長期間保つことができます。

耐用年数は5〜8年程度が目安ですが、一般的な塗装に比べて傷がつきにくい状態が持続します。

ただし、セルフリストアリングコートまで削られるような深い傷や、研磨剤入りのワックス使用時には、傷は復元しないので注意が必要です。

画像出典:トヨタ技術開発「材料」

「大胆・不敵」がテーマのヴェルファイア

ヴェルファイアは「大胆・不敵」がテーマとなっており、アルファードと同様、トヨタのフラッグシップミニバンです。

走行性能に関しては、ガソリン車の2.5ZGの「2AR-FEエンジン」と自動無段変速機「Super CVT-i」を組み合わせたモデル、V6の3.5Lの「2GR-FKSエンジン」と「Direct Shift-8AT」を搭載したモデルの2ラインナップです。

一方ハイブリッド車のZR-Gも、アルファードのSR-C同様「E-Four・電気式4輪駆動方式」を採用しています。

コンパクトで広い車内ならハイブリッド車がおすすめ

全長でみると、ヴェルファイアのハイブリッド車が本記事の4車種の中で一番小さい仕様となります。

しかし室内サイズは、ガソリン車や姉妹車のアルファードと同じのため、コンパクトでありながら車内は広いというのは嬉しいポイント。

2列目は二人掛けで真ん中が空いており、3列目に真ん中から移動できるようになっています。2列目シートを倒さずに済むのは便利です。

なめらかな運転をしたい人におすすめ

ヴェルファイアのリヤには、当時新開発されたダブルウィッシュボーンサスペンションが採用されています。

こちらはスポーツカーやレーシングカーでよく使われているサスペンションで、接地面が維持されやすいのでタイヤと路面に生じる摩擦力の変化が少なくなります。

その結果、滑らかで安定した走行が可能となり、優れた運転性能を発揮します。

赤のボディーカラーを選びたい人におすすめ

アルファードと同様、ヴェルファイアには「ダークレッドマイカメタリック」という深みのある華やかな赤色が設定されています。

こちらはヴォクシーとノアにはありません。

ノア

ノアの外装色は、以下の通りです。

赤系
黒系ブラック、ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
白系・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ラグジュアリーホワイトパール
シルバー系シルバーメタリック

ヴォクシー

ヴォクシーはラグジュアリーホワイトパールの代わりにイナズマスパーキングブラックガラスフレークと設定されており、黒系・白系・シルバー系・ティール系で、暖色がありません。

ヴェルファイア

ヴェルファイアの外装色は以下の通りです。

赤系ダークレッドマイカメタリック
黒系・ブラック
・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
・バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク
白系ホワイトパールクリスタルシャイン
シルバー系グラファイトメタリック

黒のボディーカラーにこだわりたい人におすすめ

上記でボディカラーの説明はしましたが、黒を選びたい人でこだわりがある場合にもヴェルファイアはおすすめです。

ヴェルファイアは黒だけで4種類あり、若干青みがかっていたり紫がかっていたり、透明感のある黒だったりとどれも絶妙に色合いが違います。

姉妹車であるアルファードは、バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレークがなく、ヴェルファイアの方が4種類と多いです。

黒系は選ぶ方が多いカラーだからこそ、絶妙なニュアンスにこだわりたい人におすすめです。

「スポーティー」なヴォクシー

ヴォクシー煌はZSをベースとした特別仕様車です。

スポーティーなデザインであることから、スマートでクールな車を求める人におすすめです。

エクステリアでは、メッキ加飾を施したフロント大型バンパーとリヤ大型バンパー、大型サイドマッドガードなどのスポーティな要素が随所に取り入れられています。

ヘッドライトは2段積みの鋭いデザインが採用され、クールでかっこいい顔つきとなっています。

また、タイヤとホイールはモデルによって異なります。

ハイブリッド車ではBBS製の6J鍛造アルミホイールと205/55R16タイヤが装着されています。

一方、ガソリン車には205/60R16タイヤと切削光輝とダークグレーメタリックを組み合わせた6Jアルミホイールが採用されています。

クールなデザインを求める人におすすめ

大型バンパー以外には、ドアミラーやフードモール、センタークラスターパネルなどインテリアとエクステリアのどちらも随所にシルバーを用いることで、よりクールな印象を際立たせています。

また、本革巻き3本スポークステアリングホイールや本革巻きシフトノブなど、本革が用いられており、上質な雰囲気を醸し出しています。

取り回しのしやすさを求めるならヴォクシーかノアがおすすめ

ミニバンの中でも取り回しのよさを求めるなら、ヴォクシーかノアがおすすめです。

ヴォクシーとノアは、アルファードやヴェルファイアと比較すると、全長が225〜240mm短く、全幅が115mm狭くなっています。

また、ホイールベースは150mm短く、最小回転半径も最大0.3m小さくなっているため、こうした車体サイズの小ささと小回りの利く設計が、取り回しの良さにつながります。

広々としたミニバンの室内スペースを備えながらも、よりコンパクトで機敏な操縦性を実現しています。そのため、狭い住宅地や駐車スペースが手狭な環境では、アルファードやヴェルファイアよりもヴォクシーかノアの方が扱いやすく、おすすめです。

燃費のよいガソリン車ならヴォクシーかノアの2WDがおすすめ

こちらも引き続き姉妹車であるノアも含まれますが、アルファードとヴェルファイアに比べてヴォクシーとノアのガソリン車は燃費が良いです。

一番数値が良い2WD同士で比較しても4.0km/lと差があるので、燃費を気にするならヴォクシーかノアがおすすめです。

アウトドアが好きな人におすすめ

スポーティーなデザインを持つヴォクシーは、アウトドアシーンにぴったりです。

大型のバンパーがエクステリアに存在感を与え、他の車種とは一線を画した雰囲気を演出しています。

また、ガソリン車のアルミホイールには、切削光輝とダークグレーメタリックの質感があり、自然の中でも映える足元を彩るデザインとなっています。

スタイリッシュでありながら、アウトドアでの活躍にも期待がかかります。

ヴォクシーのインテリアには、消臭機能付きの表皮シートが使用されており、アウトドア用品の臭いが気になる時も安心して積載できます。さらに運転席と助手席には快適温熱シートが設けられ、冷えた身体を温めてくれます。

ガラス面には赤外線をカットしてくれるIRカット機能、スーパーUVカット機能が備わっています。

また、デュアルイージークローザーと挟み込み防止機能付きのワンタッチ式デュアルパワースライドドアを採用しているため、荷物を抱えた状態でも楽にドアの開閉ができるよう配慮されています。

インテリア全体を通して、アウトドアでの使用を意識した実用的な装備が施されており、レジャーシーンでの利便性が高まっています。

他にも、LEDルームランプや、設定温度に合わせて吹き出し口と風量を自動的に調整するランプリヤオートエアコンが採用されています。

どの装備も、アウトドアによく行く人にとって便利なものばかりではないでしょうか。

「精悍さ」を高めたノア

ノア 2.0Si W×B

ノアはミディアムクラスのミニバンです。当グレードはアグレッシブなイメージのエアロ仕様となっています。

エクステリアでは大きな面を生かしたフロントグリルで、精悍さを強調しています。正面から見た際に浮かび上がる台形のラインが、より生き生きとした顔つきのデザインになっています。

ちなみにこの台形の形が、ノアは上に向かって幅が広くなっていますが、ヴォクシーは反対に下に向かって幅が広がったようなデザインになっており安定感を感じさせます。

ライトは必要な視覚が常に確保できるよう車両の前後の傾きに応じて、自動でヘッドライトの照射範囲を調整してくれるオートレべリング機能が付いたBi‐Beam LEDヘッドランプや、面発光のLEDクリアランスランプが採用されています。

インテリアはブラックで、ピアノブラック塗装が随所に施されており、シンプルながら上質さが感じられるデザインです。

燃費のよさと運転のしやすさならノアのハイブリッド車がおすすめ

ハイブリッド車のヴォクシーとノアを比較すると、ノアの方が車両重量が10kgほど軽量です。これによって、ノアはヴォクシーよりも軽快な加速とブレーキのタッチを実現しており、よりスムーズな運転操作が可能になります。

また、車両重量が軽いことで、ブレーキパッドやタイヤの摩耗も緩和されます。

ただし、これは車両重量のみの話であり、実際には積載物や乗員数によって車の総重量は変動します。したがって、その点は留意する必要があります。

軽量化によるメリットを最大限に生かすには、過剰な積載を控えめにすることも重要といえるでしょう。

落ち着いたエクステリアを求める人におすすめ

トヨタのミニバンの中で、ノアはいかつさを抑えた落ち着いたデザインが特徴です。

フロントグリルのシルバー加飾を控えめにし、シンプルでスマートな雰囲気を演出しています。

他のミニバンに比べて派手さはありませんが、落ち着いた佇まいを好む人にはおすすめの一台です。

インテリアもブラックを基調とした落ち着いた雰囲気で、メーターリングは細身のシャープなデザインとなっており、全体的に引き締まった印象を与えてくれます。

デザイン面でいかつさやごてごて感を抑えた分、ノアはミニバンながらもすっきりとしたスタイリッシュな佇まいとなっています。

落ち着いた大人の雰囲気を求める人々から高い支持を集めているモデルです。

4車種の比較表

上記より、簡潔に4車種の比較をすると以下の通りであるといえます。

項目アルファードヴェルファイアノアヴォクシー
サイズLサイズLサイズミドルサイズミドルサイズ
デザイン力強く存在感のある高級感のある洗練されている上質
性能パワフル上質な乗り心地燃費性能経済的
価格高価高価比較的リーズナブル比較的リーズナブル

※中古車の装備や内容により異なります。

まとめ

一見似通ったそれぞれ2車種の姉妹車でも、より詳しく見ていくと個々に異なる個性が存在しています。求める条件によって、最適な車種は変わってくるでしょう。

例えば、広々とした室内を重視するならアルファード/ヴェルファイアが適しています。

一方で、取り回しの良さを求めるならヴォクシー/ノアがおすすめです。

落ち着いたデザインを好むならノア、スポーティーさを求めるならヴォクシーなど、それぞれの個性に合わせて選ぶことができます。

ぜひ本記事を参考に、ご自身の用途やニーズにマッチした1台を見つけていただければと思います。

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