子育て世代におすすめのファミリーカーは?

子育て世代におすすめのファミリーカーは?

こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

お子さまがいるご家庭では、ファミリーカーを選択する方が多くなります。1人〜2人までの乗車であれば、軽自動車やコンパクトカーでも十分ですが、3人以上での移動が多くなると、どうしても手狭になるためです。

ファミリーカーの代名詞といえば「ミニバン」です。他にもトールワゴンやSUVも家族での利用に適した車種といえますが、ミニバンは室内空間や便利な収納など、家族のために考えられた機能が充実しています。

そこで本記事では、これからファミリーカーの購入を検討されている方に向けて、ファミリーカー選びのポイントと、おすすめのミニバンを8つご紹介します。

ファミリーカー選びのポイント

「ファミリーカー」と言っても、さまざまな車種があります。ここでは、家族向けの車を購入する際に重要となるポイントについて説明していきます。

ファミリーカーを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することをおすすめします。

  • 安全性
  • 室内空間の広さと快適性
  • 燃費
  • 使い勝手
  • 価格

それぞれ詳しく解説します。

安全性

家族を含め、乗車している方の安全を守るためには、最新の安全装備が搭載されている車種が望ましいでしょう。特に重要なのは、自動ブレーキなどの衝突回避システムや、万が一の際に全方向から同乗者を守る複数のエアバッグです。

また、お子さまの命を守るチャイルドシートを確実に固定できるものや、車線逸脱防止機能なども、家族での安全な移動に欠かせません。メーカーによって標準装備とオプション設定が異なるため、事前にしっかり確認しましょう。

室内空間の広さと快適性

家族みんなが心地よく過ごすことができる車内スペースは、家族向けの車を選ぶ際の決め手となります。特に後席については、子ども用の安全シートを取り付けても、ゆとりのある空間を確保できることが求められます。

加えて、子育てに必要な大型の荷物や、レジャー用具、日々の買い物品などを十分に収納できるスペースがあることで、使い勝手が大きく向上します。

また、シートの調節機能や背もたれの角度を変えられるリクライニング機能が充実していることも、遠出する際の乗り心地を大きく左右します。

とくに、セレナといった車種には二列目にカップホルダーやタブレットPCなどが置ける「パーソナルテーブル」が装備されていることも特徴です。

画像出典:SERENA 快適性|日産

燃費

家族での移動が多いファミリーカーは、燃費性能が家計に大きく影響します。

ハイブリッド車は特に、市街地での走行時に優れた燃費性能を発揮し、子どもの送り迎えなど頻繁な短距離移動においても、経済性に優れています。

ただし、車両価格は通常のガソリン車より高くなるため、年間の走行距離や使用年数を考慮して選択しましょう。

使い勝手

カタログには詳しく記載されにくい項目ですが、日々の使いやすさは車選びの重要なポイントです。

例えば、スライドドアは子どもの乗り降りを楽にするだけでなく、「ドアパンチ」のリスクも軽減します。

また、多彩なシートアレンジが可能な車は、荷物の出し入れがスムーズで便利です。

特にスライドドアは、狭い駐車場でも子どもが安全に乗り降りできるため、家族で使用するにはとても重宝します。

最近では、「ウェルカムパワースライドドア」といって、あらかじめスマートキーで予約をし、ドアに近づくだけで自動でドアが開くシステムもあります。

\画像をタップすると、操作方法を含む動画をご視聴いただけます!/

ウェルカムパワースライドドアは、お子さまを抱えているとき、雨の日、買い物で両手が塞がっているときに非常に便利な機能です。

こうした機能は日常生活で大きな違いを生み出すので、可能であれば事前に試乗したり、車内を入念にチェックしたりすることをおすすめします。

実際に体験することで、家族のニーズに合った車を選ぶことができるでしょう。

価格

予算内で購入できる車を選ぶことも大切です。

新車に限らずファミリーカーは中古車市場が充実しており、賢く選べば予算を抑えながら良質な車を手に入れることができます。

ただし、年式が古いものは安全装備が十分でない場合もあるため、予算を考慮しつつ事前にしっかり確認しましょう。

おすすめのファミリーカー8車種を紹介!

冒頭でも記載した通り、ミニバンはその車内スペースの広さや、スライドドアやシートアレンジが多彩であるといった理由により、ファミリーカーを選ぶ際におすすめの車種です。

ここからは、8つのおすすめミニバンを安全性や快適性にも注目しながら詳しくご紹介します。

【トヨタ】ヴォクシー(4代目/R90W型)

画像出典:VOXY紹介ページ|TOYOTA

グレード

S-G

S-Z

動力源

ハイブリッド

乗員数

7人/8人

7人

車両重量

1,640kg

1,670kg

総排気量

1.8L

燃費(WLTCモード)

23.0km/L

23.0km/L

全長

4,695mm

全幅

1,730mm

全高

1,895mm

最小回転半径

5.5m

※グレードやオプションの選択によって数値が変動します

トヨタのヴォクシーは2022年1月にフルモデルチェンジをしたミニバンです。7人乗りが基本ですが、グレードによっては8人乗りも選択ができます。

まずファミリーカーの利用としておすすめしたいポイントは、780mmの幅広い開口部を持つスライドドアです。幅広い開口部のおかげで乗り降りがスムーズになり、チャイルドシートにお子さまを座らせるのも簡単に行えます。

さらに、足先をかざすだけでスライドドアが自動で開閉する「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」も搭載しています。お子さまを抱えていたり、両手で荷物を抱えていたりする場合にも、簡単にドアを開閉することができます。

また、オプション装備にはなりますが、車内でWi-Fiを使用することも可能です。お子さまが退屈しないように、スマホやタブレットで動画を見せたい場合などに便利です。

その他にも、ユニバーサルステップやロングアシストグリップなど、後部座席へのアプローチをサポートする装備も揃っています。

【トヨタ】シエンタ(3代目)

画像出典:シエンタ紹介ページ|TOYOTA

グレード

X

Z

動力源

ハイブリッド

乗員数

7人/5人

7人/5人

車両重量

1,640kg

1,670kg

総排気量

1.5L

燃費(WLTCモード)

28.5km/L

28.2km/L

全長

4,260mm

全幅

1,695mm

全高

1,695mm

最小回転半径

5.0m

※グレードやオプションの選択によって数値が変動します

シエンタはトヨタでの最小ミニバンとして位置づけられている車種です。コンパクトなので最小回転半径も5mと、取り回しがしやすいのが特徴です。

5人乗りと7人乗りの設定がラインナップされており、家族構成や用途によって選ぶことができます。シートアレンジも豊富なので、さまざまな用途で活躍します。

3代目シエンタでは、トヨタの先進機能が導入された予防安全システムである「トヨタセーフティセンス」が標準装備されており、安心して家族の送迎を行うことができます。

カップホルダーや運転席アッパーボックス、シフトサイドポケットなど、細かい部分まで使い勝手を高める工夫がされているのも、満足感を高めてくれるポイントです。

【トヨタ】ノア(4代目/R90W型)

画像出典:ノア紹介ページ|TOYOTA

グレード

G

S-Z

動力源

ハイブリッド

乗員数

7人/8人

7人

車両重量

1,630kg

1,670kg

総排気量

1.8L

燃費
(WLTCモード)

23.2km/L

23.0km/L

全長

4,695mm

全幅

1,730mm

全高

1,895mm

最小回転半径

5.5m

※グレードやオプションの選択によって数値が変動します

トヨタのノアは2022年1月にフルモデルチェンジが実施され、4代目となったミニバンです。ノーマルボディとエアロボディの2種類のエクステリアが用意されており、好みの外観を選ぶことができます。

7人乗りと8人乗りの設定があり、ファミリーカーとして魅力的な点がいくつかあります。まず、広々とした室内空間が特徴で、室内高が1,405mmもあるため、小さいお子さまなら立ったまま着替えもすることができます。

また、十分なシート幅により、2列目と3列目の間でウォークスルーすることも可能です。後席に座らせたお子さまのケアが必要になったときも便利です。

燃費性能も優れており、ハイブリッドモデルでは23km/L以上を実現しています。燃費を気にせず、家族みんなで楽しい外出を思う存分楽しむことができます。

予防安全システムの「トヨタセーフティセンス」や、足をかざすだけでスライドドアを開閉できる「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」も装備しているので、高い使い勝手も魅力です。

【トヨタ】エスティマ ハイブリッド(2代目)

【トヨタ】エスティマ ハイブリッド(2代目)
エスティマハイブリッド アエラス (2019)

グレード

アエラス

アエラス・プレミアムG

動力源

ハイブリッド

乗員数

7人/8人

7人

車両重量

1,970kg

1,990kg

総排気量

2.3L

燃費
(JC08モード)

18.0km/L

18.0km/L

全長

4,820mm

全幅

1,810mm

全高

1,760mm

最小回転半径

5.7m

※グレードやオプションの選択によって数値が変動します

エスティマはトヨタが2019年10月まで生産していたミニバンです。初代が登場したのは1990年なので、30年近くも販売されていたロングセラーモデルとなります。また、世界で初めてミニバンとしてハイブリッドモデルを搭載した車種でもあります。

800mmのロングスライドシート

2列目のキャプテンシートは前後に800mmのロングスライドができることに加え、ひざ下を支えるオットマンも装備されているので、後席に乗る家族も快適に過ごせます。

最新モデルではない分、ロングセラーに裏付けされた質の高いミニバンを手ごろな価格で探されている方には、おすすめできる一台です。

エスティマアエラス サイドリフトアップシート装着車
サイドリフトアップシート装着車もあります

【ホンダ】ステップワゴン(6代目)

画像出典:STEP WGN|HONDA

グレード

エアー

スパーダプレミアムライン

動力源

ハイブリッド

乗員数

7人/8人

7人

車両重量

1,810kg

1,840kg

総排気量

2.0L

燃費
(WLTCモード)

23.0km/L

23.2km/L

全長

4,800mm

全幅

1,750mm

全高

1,840mm

1,845mm

最小回転半径

5.4m

5.7m

※グレードやオプションの選択によって数値が変動します

ステップワゴンはホンダが販売するミドルサイズのミニバンです。室内長2,845mm、室内幅1,545mm、室内高1,410mmとなる、同社が国内で販売する車種としては最大級の広さを有したモデルです。

車酔いをしないように工夫されていることもポイントです。ヘッドレストやシートの形状や、2列目よりも3列目の方が座面の位置を高くして開放感をもたらすなど、同乗する家族が心地よく過ごせる空間となっています。

「エアー」グレードのシートについては、汚れが目立たず撥水・撥油加工が施された「FABTECT(ファブテクト)」を採用しており、小さな子どもがいる家族には嬉しいものとなっています。

助手席のインパネアッパーボックスは大型のものが設けられており、ティッシュボックスに追加して、カード類を収納するスペースも確保されています。

その他、ショッピングバッグをかけておけるポップアップ式のフックや、シートバックテーブルもついており、細かいところまで使い勝手のよい車種となっています。

シートアレンジについては、3列目シートが床下に収納される「マジックシート」が採用されており、フラットな空間を作ることが可能です。低床設計なため、自転車などの大型の荷物も余裕をもって積み込むことができます。

3列目シートを収納する際も、ストラップを引いて簡単に収納でき、女性が力を使わなくて良いのも魅力です。

【ホンダ】フリード(3代目)

画像出典:FREED|HONDA

グレード

エアーEX

クロススター

動力源

ハイブリッド

乗員数

7人/6人

6人/5人

車両重量

1,480kg

1,490kg

総排気量

1.5L

燃費
(WLTCモード)

25.3km/L

全長

4,310mm

全幅

1,695mm

1,720mm

全高

1,755mm

最小回転半径

5.2m

※グレードやオプションの選択によって数値が変動します

フリードはホンダが販売するコンパクトサイズのミニバンです。上記の代表グレードでは7名~9名乗りのものを掲載していますが、他のグレードでは5名、6名乗りのもの展開されていますので、ご家族の人数などによって適切なモデルを選ぶことができます。

車内のインテリアはシンプルで、気持ちのいいデザインを採用しています。窓が大きく、開放的な気分も得られるでしょう。

加えて、1列目シートの肩口のボリュームを抑え、後席に向けて振り向けやすくなっているので、2列目に座るお子さまの世話をしやすくなっています。

ハイブリッドモデルの「e:HEV」の場合、燃費は25.3km/Lとなっておりミニバンとしては優秀な数値となっているため、ご家族での遠出もしやすいです。

【日産】セレナ(C28型)

画像出典:SERENA|NISSAN

グレード

e-パワー X

e-パワー・ルキシオン

動力源

ハイブリッド

乗員数

7人/8人

7人

車両重量

1,670kg

1,630kg

総排気量

1.8L

燃費
(WLTCモード)

23.0km/L

23.2km/L

全長

4,690mm

4,765mm

全幅

1,695mm

1,715mm

全高

1,870mm

1,885mm

最小回転半径

5.7m

※グレードやオプションの選択によって数値が変動します

日産のセレナはコンパクトサイズのコンパクトサイズのミニバンです。室内長が3,135mm、室内幅1,545mmと、このサイズとしては最大クラスの室内空間を誇り、多彩なシートアレンジと組み合わせることで多彩な場面で活躍します。

ラゲッジの広さも大きく、ゴルフバックを4つ縦に積むことが可能です。ご家族での旅行でも、車いすや荷物の置き場所に困ることはないでしょう。

スライドドアについては、足先だけで開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」をグレード別に設定しています。これにより、お子さまを抱っこしたり、荷物を抱えたりしていてもストレスなくスムーズに車に乗り込むことができます。

また、車酔いを低減させる設計も取り入れており、一緒に移動する家族が快適に過ごせるよう工夫がされています。

【日産】エルグランド(E52)

 エルグランド 250 ハイウェイスターSアーバンクロム

グレード

250 ハイウェイスター S アーバンクロム

250 ハイウェイスター S

動力源

ガソリン

乗員数

7人/8人

車両重量

1,930kg

総排気量

2.5L

燃費
(JC08モード)

10.8L/km

全長

4,975mm

4,945mm

全幅

1,850mm

全高

1,815mm

最小回転半径

5.7m

※グレードやオプションの選択によって数値が変動します

エルグランドは全長およそ4,945mmと、全幅と全高も含めて今回ご紹介したミニバンの中でも一番大きく、子育て世代の家族に最適なミニバンです。

開口部が大きなサイドドアはスライド式で、お子さまを抱きながらでもスムーズな乗り降りが可能です。バックドアもスイッチひとつで開閉でき、多くの荷物を積み込むことが可能です。

エルグランドにハイブリッド車の設定はなく、2.5Lと3.5Lのガソリンエンジン車の2種類がありますが、ファミリーカーとして乗るなら2.5Lで十分でしょう。

高級ミニバンとして名高いイメージのエルグランドですが、タイプによって値段の差があるグレードであり、中古車市場に多く出回っていることから予算内で良質な中古車に出会える可能性もあるのでおすすめです。

まとめ

お子さまを持つとファミリーカーの必要性を強く感じるようになります。ファミリーカーにはさまざまなモデルがあります。単に乗員人数だけで選んでしまうのはもったいないです。

室内空間の広さやシートアレンジ機能、予防安全システムや燃費といった、ファミリーカーに限らず求められる機能についてもチェックをしておきましょう。

ファミリーカー選びをしっかり行えば、家族での外出をより楽しく、思い出深いものにすることができます。ぜひ本記事を参考に、ご自身にぴったりなファミリーカーを見つけてください。

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