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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
北海道の広い道路をドライブしてみたいと思う方は多いのではないでしょうか。
草原の中をいつまでも続く道や、牛や馬、キタキツネが現れたり、本州では見られない風景がある道が北海道にはたくさんあります。
今回はそんな北海道特有の絶景が楽しめる北見方面着のドライブルートをご紹介します!
【知床方面発】「絶景の一本道ルート」
移動の合計時間:およそ1時間30分(渋滞なし)
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1.オシンコシン展望台 |
2.天に続く道 |
3.天に続く道展望台 |
4.ゆりの郷こしみずリリーパーク |
5.ひがしもこと芝桜公園 |
所在地 |
北海道斜里郡斜里町ウトロ西 |
北海道斜里町峰浜 |
北海道斜里郡斜里町朱円東 |
北海道斜里郡小清水町元町2丁目643番地2号 |
北海道網走郡大空町東藻琴末広393 |
問い合わせ先 |
0152-22-2125 |
0152-22-2125 |
0152-62-2903 |
0152-66-3111 |
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アクセス |
知床自然センターから約20分 |
JR知床斜里駅から約15分 |
天に続く道展望台から約40分 |
334号線と102号線の交差点から約10分 |
1.オシンコシン展望台
知床を斜里町方面に向かって出発し、およそ20分ほど走行すると知床八景の1つである知床最大のオシンコシンの滝があります。
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オシンコシン展望台から眺められるオシンコシンの滝。オシンコシンとは、アイヌ語のエゾマツが群生するところという意味の「オ・シュン・クウシ」が元になったと言われ、日本の滝100選にも選ばれています。
駐車場から歩いて約5分で着ける絶景スポットです。滝の大きさは幅約30mに落差約80mで、滝が途中で二手に分かれているのが大きな特徴であり、双美の滝とも呼ばれています。
春から初夏にかけては雪解け水で水量が増え、滝の迫力が増します。そして真冬は平均気温がおよそマイナス5度という極寒の中、滝の水が凍り付いたりと季節によってさまざまな顔を見せてくれます。
展望台からは、滝の眺めだけではなく知床連山やオホーツク海も臨めます。
流氷の季節には、海が真っ白に覆いつくされる風景が見られることもあります。
2.天に続く道
斜里町にある国道334号線から224号線に続く道で、全長約18kmで約20分間まっすぐな直線道路が続きます。
道の端から道の向こう側を見通すと、まっすぐな道がまるで天に続いているように見えることから、天に続く道と名付けられました。北海道感動の瞬間100選にも選出されています。
いつ訪れても美しいですが、もし可能であればおすすめの時期があり、1年に春分の日と秋分の日あたりの2度だけ、天に続く道の延長上に夕日が沈むタイミングがあります。
「本当に天まで続くんじゃないか…!?」と思わせるような、幻想的で言葉にできないほどの絶景です。
注意点は、とても美しい風景が続く道ではありますが、まったくカーブのない直線の道が約20分も続くため気を付けましょう。
また大雪の日や、除雪が間に合わないときは通行止めになることもあるので、雪の時期は事前に天気を調べておくとよいでしょう。
車から降りて写真を撮りたいと思いますが、駐停車や撮影の際は近隣の畑には入らないようマナーを守って、美しい風景を楽しんでください。
3.天に続く道展望台
知床側の天に続く道の入口には展望台があり、あたり一面を一望できます。
展望台では360度見渡せるため、田園風景や防風林、オホーツク海など美しい風景が十分楽しめます。
展望台のそばには5台ほど車が停められる駐車スペースがあります。また、簡易デッキがあり、こちらも8台ほどの駐車が可能です。
GWやお盆の時期などは混雑することが予想されますので、近隣住民の迷惑にならないように風景を楽しみましょう。
※簡易デッキと簡易デッキの駐車場は冬季は閉鎖されます。
4.ゆりの郷こしみずリリーパーク
天に続く道を越えた後は小清水町という町になります。
リリーパークでは、広大な敷地にはさまざまな種類の世界中のゆりが100品種(約700万本)が植えられています。
品種によって7月上旬から8月末にかけて咲き続けるため、色とりどりの風景が楽しめます。
物販ではゆりの鉢花や、切花に鉢植え球根、ゆり以外にも朝採れ野菜などが売られています。
5.東藻琴(ひがしもこと)芝桜公園
小清水町から北見へ向かう途中102号線に入り走行すると、芝桜が一面に広がる絶景に出会えます。
例年5月から6月上旬ごろが見頃であり、シーズンが近づくとホームページでも開花状況が記載されます。
この芝桜の名所の始まりは、近隣の温泉に彩りを添えるため、1977年に農家の方が一握りの株を植えたことがきっかけでした。
その小さな始まりから徐々に広がり、今では約10haにも及ぶ広大な芝桜畑が広がっています。
園内には絶妙にそれぞれ角度が異なる丘陵があり、見る場所によって風景ががらりと変わります。
花畑には「山津見神社の鳥居」や「展望台」があり、フォトスポットも各所にあります。
芝桜だけではなく、釣り堀やゴーカート、丘の中を走る遊覧車などちょっとしたアクティビティを楽しむこともできます。
【網走方面発】「絵本のような風景に出会えるルート」
移動の合計時間:およそ25分(渋滞なし)
1.博物館 網走監獄 | 2.フラワーガーデン「はな・てんと」 | 3.メルヘンの丘 | 4.道の駅 メルヘンの丘めまんべつ | 5.ひまわり畑 | |
所在地 | 北海道網走市呼人1-1 | 北海道網走市呼人15 | 北海道網走郡大空町女満別昭和 | 北海道網走郡大空町女満別昭和96-1 | 北海道網走郡大空町女満別中央 |
問い合わせ先 | 0152-45-2411 | 0152-44-6111 | 0152-74-4323 | 0152-75-6165 | 0152-74-2111 |
アクセス | JR網走駅から約7分 | JR網走駅から約16分 | 網走市内から約15分 | 網走市内から約20分 | 道の駅 メルヘンの丘めまんべつから約6分 |
1.博物館 網走監獄
博物館網走監獄は、昔刑務所として昭和61年まで使われていた建物を現在の場所に移築して復元し、そのまま博物館として展示しています。
囚人の間で日本一厳しいと恐れられたことから、有名になりました。網走刑務所は複数の建築物群から成り立っています。
建物は明治時代に建てられたということもあり、敷地内にある舎房及び中央見張り所や庁舎、網走刑務所二見ヶ岡刑務支所、教誨堂の8棟が現在国の重要文化財に指定されています。
網走刑務所は当時の収容者自身が建てた建物であり、できた当時は1,300人ほどの囚人がいたので監視する職員も相応の人数が必要でした。そのため職員の家族や親戚などが網走に移住し、元々は小さな村だった人口は一気に増えて賑わいを見せました。
明治維新後の変動期だったため、政府に対する不満が募り国事犯や政治犯といった犯罪者が急増し、彼らを収容する場所として広大な北海道の果てである網走に刑務所が作られました。
当時の過酷な労働や状況を蠟人形などを使って再現しています。
現在の網走刑務所で収容者の食事を再現した料理を「体験監獄食」として、監獄食堂というレストランで食べることができます。
サンマかホッケをメインに選ぶことができ、副菜が2つ、麦ごはんと味噌汁が付いてきます。複雑な心境ではありますが、来館者からは意外と美味しいと評判です。
2.フラワーガーデン はな・てんと
冬は網走レークビュースキー場として利用されている天都山の山頂の一角で、夏は観光名所と市民の憩いの場として過ごせるように、花畑として整備されています。
冬はスキー場のロッジとして使われている建物は、休憩施設として開放されています。満開のシーズンでは約3.5haの土地に約35,000株の花が咲きます。
サルビアやマリーゴールド、白妙菊やケイトウが見られ、丘の上からは網走湖や雄大な知床連山を望むことができます。
開花時期は8月中旬から10月上旬で、ベストシーズンは8月下旬から10月中旬です。9月中旬には、はな・てんとまつりが催され、出店が並び演奏会などが披露され盛り上がります。
3.メルヘンの丘
網走を出発して国道39号線を走行すると北海道らしい田園風景が広がり続けます。
美しく整備された小麦や豆、ジャガイモ、ビートなどの畑で、春は緑、夏はジャガイモの白い花、秋は実った小麦の黄金色、冬は真っ白な雪で四季によってさまざまな風景を楽しめます。
網走市内を出発してから約15分ほどで、ポツポツと7本のカラマツが並んだ名前の通りメルヘンでかわいらしい小高い丘が現れます。
故黒澤明監督の映画である「夢」のロケ地になったことがきっかけで、全国的に知られるようになりました。フォトスポットとして連日多くの観光客が訪れます。
離れて複数の木を写したり、1本の木にフォーカスを合わせて写したりと、どこを切り取っても絵になる風景が広がっています。
4.道の駅 メルヘンの丘めまんべつ
メルヘンの丘を越えた辺りに道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」があります。道の駅からも美しい丘陵が見渡せ、網走湖も望めます。
暖かくなるとバラやラベンターの花壇の花が咲き、リラックスして過ごせます。
道の駅では、メルヘンの丘をモチーフとしたお土産、アンテナショップでは特産品の乳製品や、満点みそ、トマトジュース、長いもだんご、採れたて野菜などが販売されています。
なかでも大空町の特産品である網走湖で採れた「しじ美ごはんの素」は、こだわり抜いて作られたおすすめの一品です。
5.ひまわり畑
メルヘンの丘を通りすぎ大空町を抜けると女満別空港の手前に、7月中旬から10月下旬ごろまでひまわり畑が広がっています。
夏だけでなく秋頃まで長い期間ひまわり畑が見られますが、ベストシーズンは8月中旬〜下旬です。
約2.3haの土地に約400,000本のひまわりが咲き誇る風景は圧巻です。
元々は観光用ではなく、小麦を育てている農家が刈り取り後の畑の肥料にするために植えたものなので、見晴らし台はありますが駐車スペースもわずかで、特にひまわり畑自体に名前は付けられていないほど、観光地化はされていません。
このひまわり畑の最大の特徴は、空港が側にあるので飛行機とひまわりのツーショットが見られることです。
タイミングによっては、まるで飛行機がひまわり畑に着陸しているかのような風景が見られます。女満別空港は発着便を合わせても約24本なので、是非飛行機とのコラボレーションを見る際は、空港のホームページで飛行機の時間を調べておくのがおすすめです。
【弟子屈町方面発】「湖と温泉を楽しむルート」
移動の合計時間:およそ1時間10分(渋滞なし)
1.摩周湖 | 2.コタンの湯 | 3.屈斜路湖砂湯 | 4.美幌峠 | |
所在地 | 北海道川上郡弟子屈町 | 北海道川上郡弟子屈町屈斜路古丹 | 北海道川上郡弟子屈町屈斜路湖畔砂湯 | 北海道網走郡美幌町古梅 |
問い合わせ先 | 015-482-1222(㈱弟子屈町振興公社) | 015-482-2940(弟子屈町役場 観光商工課) | 015-482-2940(弟子屈町役場 観光商工課) | 0152-77-6548(美幌町商工観光課)0152-77-6001(道の駅) |
アクセス | 弟子屈町から約15分 | 摩周湖から約30分 | コタンの湯から約10分 | 屈斜路湖から約20分 |
1.摩周湖
弟子屈町から約15分の場所にある湖です。アイヌ語では神の湖を意味するカムイトーと呼ばれており、深い青色が美しい神秘的な湖です。
この湖の色は摩周ブルーとも呼ばれており、世界でも一級の透明度を誇るため空の青が美しく映り込みます。
夏の6〜9月頃に時折湖を覆いつくすほどの美しい雲海が見られますが、発生頻度が高いわけではないため「奇跡の雲海」と呼ばれています。雲海の正体は風の弱い夜に摩周湖に溜まった霧です。
湖の美しさから、夏には泳ぎたくなるかもしれませんが、摩周湖の周囲は切り立った壁のような地形であり、湖面まで降りることはできません。
その点も神秘的なイメージに繋がっているのかもしれません。
2.コタンの湯
摩周湖から約30分程度走行すると、屈斜路湖が現れます。
屈斜路湖は国内最大のカルデラ湖で、名前は湖や沼の出口を意味するアイヌ語のクッチャロ(のど元)からきています。
中央には淡水湖の島としては日本一大きい中島を有しています。火山活動で発生した湖なので、周辺には多くの温泉が湧出しており、コタンの湯もその1つです。
コタンの湯は湖のすぐそばにあり、湖を眺めながらお湯に浸かると、まるで温泉と湖が一体化したかのような壮大な景色を楽しむことができます。
コタンの湯は野天風呂ですが、地元の方の清掃により手入れが行き届いており、気持ちよく利用できます。冬には白鳥たちが湖に集うので、まるで白鳥と一緒に温泉を楽しんでいるかのような気分になります。
混浴ですが男女別の脱衣所があり、水着やタオルを巻いての入浴も可能です。
3.屈斜路湖 砂湯
コタンの湯から北に向かうと「砂場を掘ると温泉が出てくる」珍しい砂湯があります。砂湯の看板から湖畔までの間で、手で簡単に掘るだけでも足湯が楽しめます。
砂湯の側には別途で足湯が用意されており、時間がないときや温泉が冷たい冬場のときなどに、自分で掘らなくても温まることができます。
すぐ近くにはキャンプ場があるので、砂湯や周辺の野天風呂を堪能しながら屈斜路湖の絶景の中でキャンプができます。
場所によって温度が違い、50度近くの温泉が湧くこともあるため、やけどには注意して楽しみましょう。
4.美幌峠
屈斜路湖から約20分ほど走行すると美幌峠があります。弟子屈町と美幌町の間付近に位置し、頂上には道の駅と展望台があります。
標高約525mで中島が見渡せる屈斜路湖や、噴煙を上げている硫黄山や晴れた日には知床連山まで見えることもあります。その美しい風景は「天下の絶景」とも評されており、春と秋の夜明けから早朝にかけて雲海が見られることもあります。
道の駅は国土交通省から毎年発表されている北海道「道の駅」ランキングの景観部門で、6年連続1位を獲得しています。
2022年にリニューアルオープンしており、モダンな雰囲気とかわいらしいカフェやスイーツなども目白押しです。おしゃれなだけではなく「地域を食べる」をコンセプトとしており、地産地消にこだわっています。
おすすめは、美幌産じゃがいもを使用したあげいも、低温料理で柔らかく仕上げたオホーツク産の上質なエゾ鹿肉のロースト丼です。
まとめ
今回は北見方面のドライブルートをご紹介しました。
どのルートも北海道らしい絶景を中心としたもので、本州ではなかなか見られない風景ばかりです。
北海道のドライブルートで迷う方へ、本記事が参考になれば幸いです。