40系アルファードヴェルファイアの違いは?価格・内外装・燃費・サイズ等を比較!

40系アルファードヴェルファイアの違いは?価格・内外装・燃費・サイズ等を比較!

こんにちは!アイカーマガジン編集部です!

王道のラグジュアリーミニバン「アルファード」と、スポーティで力強い個性を持つ「ヴェルファイア」。2023年6月21日に登場した40系では、それぞれの車種が一層高級感漂うデザインとなり明確に進化しました。

外観こそ似ているものの、デザイン、走行性能、装備、エンジン仕様などに細かな違いがあります。

本記事では、両車のスペックや装備、走りの違いについて、わかりやすくご紹介します。

価格の比較

ここでは40系アルファードとヴェルファイアの価格の差についてご紹介します。

なお、価格はすべて税込価格となります。

40系アルファードグレード別価格表

アルファードハイブリッドZ
グレードパワートレイン駆動方式乗車定員価格(税込)
Xハイブリッド2WD8名5,100,000円
XハイブリッドE-Four8名5,320,000円
Zガソリン2WD7名5,550,000円
Zガソリン4WD7名5,748,000円
Zハイブリッド2WD7名6,350,000円
ZハイブリッドE-Four7名6,570,000円
Executive Loungeハイブリッド2WD7名8,600,000円
Executive LoungeハイブリッドE-Four7名8,820,000円
Executive LoungeプラグインハイブリッドE-Four6名10,650,000円

2025年1月に追加されたアルファードの「X」グレードはエントリーモデルで、40系を検討している方にも比較的手が届きやすい価格となっています。

また、40系で8人乗りが選択できるのも「X」グレードのみとなります。

40系ヴェルファイアグレード別価格表

ヴェルファイアハイブリッドZプレミア
グレードパワートレイン駆動方式乗車定員価格(税込)
Z Premierターボガソリン2WD7名6,700,000円
Z Premierターボガソリン4WD7名6,898,000円
Z Premierハイブリッド2WD7名7,050,000円
Z PremierハイブリッドE-Four7名7,270,000円
Executive Loungeハイブリッド2WD7名8,800,000円
Executive LoungeハイブリッドE-Four7名9,020,000円
Executive LoungeプラグインハイブリッドE-Four6名10,850,000円

両グレードを比べた場合、最上級グレードである「エグゼクティブラウンジ」では、アルファードよりもヴェルファイアの方が全体的に約20万円高い価格設定であることがわかります。

同一グレードで比べても、ヴェルファイアはアルファードより高価で「価格面でも特別感やプレミアム性が強調されるモデル」といえます。

デザイン面での好みはありますが、高級志向の方や、他とは違う個性を求める方にもぴったりです。

ボディサイズの比較

40系アルファードとヴェルファイアのボディサイズは兄弟車ということもあり、基本的に共通しています。

両車ともに全長は4,995mm、全幅は1,850mmと、国産ミニバンとして最大級のサイズとなっています。(2025年現在)

全高については、標準装備のホイールサイズやグレードにより若干の違いがあり、両モデルともに標準で1,935mm、19インチタイヤ装着時には1,945mmとなります。​

40系アルファード

  • 全長:4,995mm
  • 全幅:1,850mm
  • 全高:1,935mm(19インチ仕様で1,945mm)
  • ホイールベース:3,000mm

40系ヴェルファイア

  • 全長:4,995mm
  • 全幅:1,850mm
  • 全高:1,945mm(19インチ装着時)
  • ホイールベース:3,000mm

両モデルのサイズは基本的に同一であるため、駐車場選びや取り回しの観点でも差がありません。

ミニバンとしての堂々としたサイズ感と、存在感のあるスタイリングが共通の特徴で、どちらを選んでも、国内最大級の室内空間や積載性を得ることができます。​

ボディカラーの比較

画像出典:アルファードヴェルファイア カラー&360ビュー|トヨタ

アルファードとヴェルファイアは、ともに3色のボディカラーが設定されていますが、色の内容は一部異なっています。

40系アルファード

Xグレードのボディカラーは以下の2色です。

  • ブラック
  • プラチナホワイトパールマイカ(メーカーオプション・税込33,000円) 

そのほかのグレードでは、上記2色に加えて「プレシャスレオブロンド(メーカーオプション・税込55,000円)」も選択できます。

40系ヴェルファイア

ヴェルファイアは全グレード共通で、以下の3色が設定されています。

  • ブラック  
  • プラチナホワイトパールマイカ(メーカーオプション・税込33,000円)  
  • プレシャスメタル(メーカーオプション・税込55,000円)

内装色の比較

ここでは40系アルファードとヴェルファイアの内装色の違いについてご紹介します。

40系アルファード

Xグレード

Xグレードの内装色は「ブラック」です。

シート素材は「ファブリック」が使われており、上級グレードと比べるとシンプルで実用的な仕上がりになっています。

インテリアオーナメントも「GRAPHITE MESH」と落ち着いたブラックのパネルが採用されており、使いやすさと質感のバランスを重視しています。

Zグレード

40系アルファード内装色-ブラック

Zグレードの内装色も「ブラック」です。シート素材は「合成皮革(合皮)」を使用しており、上級グレードに近い質感となっています。

インテリアオーナメントには「DARK BROWN(木目調)」が用いられ、落ち着いた雰囲気を演出。快適性と上質さを両立させた内装仕様となっています。

エグゼクティブラウンジ

40系アルファード内装色-ニュートラルベージュ

エグゼクティブラウンジの内装色は、「ブラック」と「ニュートラルベージュ」の2色が選べます。シートには高級感あふれる「プレミアムナッパ本革」を採用しており、上質な肌触りと快適な座り心地を実現しています。

インテリアオーナメントには、屋久杉のうずら杢をモチーフにした特別な木目柄「UZURAMOKU」が使われており、ラグジュアリーな雰囲気を際立たせています。

40系アルファードUZURAMOKU

40系ヴェルファイア

40系ヴェルファイアの内装色は、茶色のような新色の「サンセットブラウン」も用意されています。

「サンセットブラウン」は、濃淡のはっきりとした色合いで、大人の個性的な雰囲気を好む方におすすめです。

サンセットブラウンはアルファードにはないヴェルファイア専用のカラーとなっています。

Z プレミア

40系ヴェルファイアーサンセットブラウン

Z プレミアの内装色は「ブラック」「サンセットブラウン」から選択できます。インテリアオーナメントは、落ち着いた「DARK BROWN(木目調)」が採用されています。

なお、天井のルーフヘッドライニングの素材は「ファブリック」となっています。

エグゼクティブラウンジ

エグゼクティブラウンジの内装色も、Z プレミア同様「ブラック」「サンセットブラウン」から選択できます。

インテリアオーナメントは、アルファードのエグゼクティブラウンジ同様、屋久杉のうずら杢をモチーフにした「UZURAMOKU」が使われ、高級感と落ち着きのある室内空間を演出しています。

なお、天井のルーフヘッドライニングの素材は「ウルトラスエード」が採用されており、細部まで高級感を漂わせます。

燃費の比較

40アルファード
40ヴェルファイア

ここでは40系アルファードとヴェルファイアの燃費の違いについてご紹介します。

40系アルファードグレード別燃費表

グレード排気量燃料種別FF(2WD)4WD/E-Four
X2.5Lハイブリッド18.9 km/L17.5 km/L
Z2.5Lガソリン10.6 km/L10.3 km/L
Z2.5Lハイブリッド17.7 km/L16.7 km/L
エグゼクティブラウンジ2.5Lハイブリッド17.5 km/L16.5 km/L
エグゼクティブラウンジ2.5Lプラグインハイブリッド E-Four16.7 km/L

40系ヴェルファイアグレード別燃費表

グレード排気量燃料種別FF(2WD)4WD/E-Four
Z プレミア2.4Lガソリン(ターボ)10.3 km/L10.2 km/L
Z プレミア2.5Lハイブリッド17.7 km/L16.7 km/L
エグゼクティブラウンジ2.5Lハイブリッド17.5 km/L16.5 km/L
エグゼクティブラウンジ2.5Lプラグインハイブリッド E-Four16.7 km/L

アルファードの2.5Lガソリンモデルは無鉛レギュラーガソリン仕様のため、燃料代を抑えたい方におすすめです。

一方、ヴェルファイアの2.4Lターボモデルはハイオクガソリン(プレミアムガソリン)指定となっており、レギュラー仕様と比べてガソリン単価が高いため、燃料費も必然的に上がります。

このため、ランニングコストや経済性を重視する方にとっては、アルファードの2.5Lガソリンモデルがよりお得な選択となります。

プラグインハイブリッドとは?

両車種に設定されている「プラグインハイブリッド(PHV/PHEV)」は、ハイブリッド車(HEV)に含まれますが、特徴としては外部からの充電ができる点が異なります。

外部から充電することができるので、普段は電気のみで走れ、必要になった時だけガソリンを使って走行。いわばBEVとHEVの“いいとこ取り”で生まれたオールラウンダーです。

引用:PHEV|トヨタ

通常のハイブリッド車はエンジンや回生ブレーキでバッテリーを充電しながら走行しますが、プラグインハイブリッドは家庭用の充電器や充電スタンドから直接バッテリーを充電でき、電気だけでの走行距離が長いのが特徴です。

つまり、プラグインハイブリッドはハイブリッドの一種ですが、より大きなバッテリー容量で短距離はほぼ電気だけで走行でき、燃費や環境性能が一段と優れています。

エンジンの比較

40系アルファードとヴェルファイアのエンジンは「ハイブリッド」「ガソリン」「ターボ」と3タイプに分かれ、それぞれで搭載車種や性能が異なります。

40系アルファード搭載エンジン

2.5Lガソリン(2AR-FE)

  • 最高出力:182PS(134kW)/6,000rpm
  • 最大トルク:235Nm(24.0kgm)/4,100rpm
  • 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
  • 燃料供給方式:EFI(電子制御燃料噴射)

2AR-FE型エンジンは、主にトヨタ アルファード(AGH30・40型)やヴェルファイア(AGH30型)などに搭載されています。

高回転域でもパワフルで安定した出力を発揮しながらも、燃費や環境性能にも配慮された設計となっています。

40系ヴェルファイア搭載エンジン

2.4Lターボガソリン(T24A-FTS)

  • 最高出力:279PS(205kW)/6,000rpm
  • 最大トルク:430Nm(43.8kgm)/1,700-3,600rpm
  • 使用燃料:無鉛プレミアムガソリン(ハイオク仕様)
  • 燃料供給方式:筒内直接+ポート燃料噴射(D-4ST)

T24A-FTS型エンジンは、40系ヴェルファイアやクラウンRS、「レクサスNX」や「RX」に搭載される新世代直列4気筒2.4Lターボガソリンエンジンです。

動力性能・燃費性能・最新技術が高次元で融合した2.4L直列4気筒ターボエンジンで、V6エンジンをも凌駕する高トルクによって力強く滑らかな加速を実現し、日常走行から高速域まで幅広いシーンで優れたパフォーマンスを発揮します。

力強い加速や高速道路での安定した走りを求める場合は、ヴェルファイアの2.4Lターボエンジンが適しています。

40系アルファード&ヴェルファイア共通搭載エンジン

2.5Lハイブリッドガソリン(A25A-FXS)

  • 最高出力:190PS(140kW)/6,000rpm
  • 最大トルク:236Nm(24.1kgm)/4,300-4,500rpm
  • 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
  • 燃料供給方式:筒内直接+ポート燃料噴射(D-4S)

A25A-FXS型エンジンは、40系アルファード/ヴェルファイアのハイブリッドやクラウン、カムリ、ハリアーなど幅広い最新トヨタ車に採用されている2.5L直列4気筒エンジンです。

高効率なダイナミックフォース設計やミラーサイクル、最新の燃焼技術を搭載し、省燃費性と高い応答性、そして優れた環境性能を高次元で両立した次世代のハイブリッド専用エンジンです。

低燃費やゆとりある走行性能を重視する方には、ハイブリッドモデルが最適です。​

まとめ

40系アルファードとヴェルファイアは見た目こそ似ていますが、それぞれに異なる魅力があります。

アルファードは経済性と快適性を重視したモデルで、特に2.5Lの無鉛レギュラーガソリン車は燃料費が抑えられています。

一方、ヴェルファイアはスポーティで高級感が強く、2.4Lターボエンジン搭載車は燃費面ではやや燃料費が高くなります。

この記事をもとに燃費や装備、価格の違い等を確認していただき、ご自身にぴったりの一台を見つけてくださいね。

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