こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
高級ミニバンとして知られるトヨタ・アルファードは、初代が2002年に発売され、現在は3代目のモデルとなる30系が販売されています。
高級感のあるデザインや充実した装備で人気を集めるアルファードは、新車販売価格が400~700万円台と高額なため、価格を抑えられる中古車が高い人気を獲得しています。
なかでも先代モデルとなる20系は、登場から10年以上が経過しており手に入りやすい価格帯の傾向にあります。少しでも価格を抑えてアルファードに乗りたいという方にとっては魅力的な車両です。
とはいえ、アルファード20系は、年式やグレードで価格に大きな違いがあるため「どれを選べばいいか分からない」という方もいるでしょう。
今回の記事では、アルファード20系の購入を検討している方に向けて、中古車相場や狙い目をご紹介します!
アルファード20系の年式別中古車相場
アルファード20系は、2008年のモデルチェンジで登場した車両で、2011年にはマイナーチェンジを行いデザインや搭載装備が変更されました。
新しい車両ほど高額で取引が行われており、年式により価格に違いが生じています。現時点での年式別の中古車相場は以下のとおりです。
【アルファード20系 年式別相場】
年式 | 価格帯 |
2008年式 | 50~100万円 |
2009年式 | 70~100万円 |
2010年式 | 70~130万円 |
2011年式 | 80~160万円 |
2012年式 | 90~180万円 |
2013年式 | 120~200万円 |
2014年式 | 170~210万円 |
太字は、モデルチェンジが行われたタイミングです。
現行モデルの30系ほどマイナーチェンジ前後で価格差はありませんが、やはり装備品が充実した後期モデルは人気が高く、高値で取引されていることが分かります。
とはいえ、新車のアルファードを購入することを考えると、グレードによっては300万円以上の価格差が。お得さ・装備品のバランスが良い車両を探している方には、20系の後期モデルがおすすめです。
アルファード20系のグレード別相場
アルファード20系には、グレードにより見た目や装備品が異なるため、中古車価格にも差があります。
ここからはグレード別の中古車相場をモデル別にご紹介します。
【グレード別駐車相場】
G | 50~300万円 |
S | 50~400万円 |
X | 30~250万円 |
グレード別の相場を確認すると、エントリーグレードのSが最も安く手に入る車両ということが分かります。また、装備品が充実したGも比較的安く手に入りやすい相場感となっています。
一方、専用エアロが搭載されたSのグレードでは、他のグレードよりも中古車販売価格に差が出ており、見た目の迫力が増すグレードに人気が集まっていることが分かります。
アルファード20系中古車のねらい目
多くの車両が出回っているアルファード20系ですが、価格や装備内容に違いがあるため、どの車両を選べば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
ここからは、アルファード20系の狙い目をご紹介します!
2011年以降に販売された後期モデル
アルファード20系でおすすめなのが、2011年に行われたマイナーチェンジ後の車両です。
このマイナーチェンジにより、エクステリアはよりシャープな印象となり、一部グレードではパノラミックビューモニターやナノイーXなどの装備も追加されました。より先進感のある見た目と充実の装備を楽しむことが可能です。
前期モデルと後期モデルでは、若干相場に差が開いていますが、10~30万円程度の上乗せで新しいモデルに乗ることができますので、バランスの良い中古車を探している方は、ぜひ後期モデルをご検討ください。
燃費の良いハイブリッドモデル
アルファード20系は、2011年に行われたマイナーチェンジを機に、初代モデルで廃止となったハイブリッドモデルが復活しています。
前期モデルでは、ガソリンモデルのみが展開されており、後期のハイブリッドモデルでは燃費が格段に向上しています。
アルファードのような大型ミニバンは、車重が重い分、コンパクトカーや軽自動車と比較するとどうしても燃費が悪くなってしまいます。
特に長距離走行が多い方は維持費にも影響しますので、ガソリン代を安く抑えたい場合は後期のハイブリッドモデルがおすすめです。
好みの見た目が手に入るエアログレード
中古車選びで見た目を重視したい方におすすめなのがエアログレードです。新車で販売されているアルファード30系は、エアログレードと通常グレードの価格差が大きく開いていますが、中古車では、数十万円プラスするだけでエアログレードを手に入れることができます。
また、さまざまなカスタムパーツを取り付けた車両も多く出回っていますので、お得に好みの見た目を手に入れることができるでしょう。
アルファード20系中古車選びの注意点
新車と違い、他のユーザーが使用していた中古車は、前の持ち主の使い方によって車両状態に差が生じます。
そのため、良質な中古車を選ぶためには注意が必要です。
10年落ちモデルは注意が必要
2008年に登場したアルファード20系は、初度登録から10年以上経過した車両も多く出回っています。
年式の古い車は、価格も安く手に入れやすいことが魅力の一つではありますが、10年以上経過した車両は、タイミングベルトやブレーキキャリパーなど、高額なパーツが交換時期を迎えます。
いくら安く車両を購入できても、その後のメンテナンス費用がかさんでしまっては本末転倒です。そのため、10年落ち以上、もしくはそれに近い車両を検討する場合には、部品の交換などが行われているかメンテナンス記録を確認しておくと安心でしょう。
消耗部品や車検期間に注意
比較的新しい車両を検討する場合にも、消耗部品の劣化具合を確認することが大切です。
特にタイヤやバッテリーなど、交換に数万円~数十万円がかかる消耗部品に関しては、あとどれくらい使えるのかを事前に確かめておくことをおすすめします。
また、車検が切れるタイミングで車両を売却するユーザーも多いため、購入の際に車検費用がかかるのかどうかも確認しておきましょう。
まとめ
手ごろな価格で手に入れることができるアルファード20系の中古車は、登場から10年以上が経過し、新しいモデルが販売されている今も根強い人気を集めています。
今回の記事では、そんなアルファード20系の相場や狙い目をご紹介しました。
価格・見た目・性能など、中古車選びの際に重視したいポイントは人それぞれだと思います。
自分に合った車両を見つけ、楽しいカーライフを送ってください!