こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
高級感のある見た目や広々としたスペースが人気のヴェルファイアですが、実際に購入を検討する際には、維持にどれくらいの費用がかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、30系ヴェルファイアの購入を検討している方に向け、ガソリン代や税金などの維持費をご紹介します!
ヴェルファイア30系の維持費内訳
ヴェルファイアの維持にかかる費用は、大きく分けて次の6つです。
・ガソリン代
・自動車税
・車検代
・メンテナンス代
・駐車場代
・任意保険料金
一部維持費は、車の使い方や生活スタイルによって価格に差が生じます。
本記事では、それぞれの項目の料金目安をご紹介しますので、維持費計算の参考にしてください。
ガソリン代
車の使い方によって特に費用の差が出やすいのがガソリン代です。
ヴェルファイアには、ハイブリッドモデルとガソリンモデルが用意されており、どちらを選択するかでもガソリン代に差が生じます。
ヴェルファイアのモデル別燃費は以下のとおりです。
【ヴェルファイアのカタログ燃費(WLTCモード)】
・ガソリンモデル:10.6km/L
・ハイブリッドモデル:18.4km/L
ガソリン代を165円と仮定し、年間1万kmを走行した場合のガソリン代は、ガソリン車モデルで約15万円、ハイブリッドモデルで約9万円となります。
走行距離が長くなるほど、グレードによる差が大きくなりますので、普段から車をよく使う方や、遠出の機会が多い方は燃費の良いハイブリッドモデルを検討してみてはいかがでしょうか。
自動車税
毎年4月1日時点の車の所有者に支払い義務が発生する自動車税ですが、税額は用途や排気量によって定められています。
ヴェルファイアは、ガソリンモデル・ハイブリッドモデルともに2.4Lエンジンを搭載しており、自家用車の場合の自動車税額は年間45,000円です。
車検代
新車購入から3年、それ以降は2年に一度受けることが法律により定められている車検ですが、ヴェルファイアのような大型ミニバンは費用も高くなる傾向があり、10万円程度かかると考えた方が良いでしょう。
この費用目安は、あくまでも必要最低限の金額で、消耗部品の交換や修理を行った場合は更に金額が上がります。
維持費の中でも高額な車検代ですが、具体的には何が含まれてるのでしょうか。
車検代の内訳は以下のとおりです。
【車検代内訳】
・自賠責保険
・重量税
・印紙代
・車検基本料金
このうち、法定費用と呼ばれる自賠責保険・重量税・印紙代は、国や自治体で金額が定められているため、どこで車検を受けても費用が変わることはありません。
一方、車検基本料金には、24ヵ月・12ヵ月点検などの費用や、業者が車検を代行することに対する手数料が含まれており、設定金額は業者によってさまざまです。
ガソリンスタンドや車検専門店と比較すると、専門性の高いディーラーでの車検は料金が高くなる傾向があります。
少しでも維持費を抑えたい場合は、複数の業者に見積もりし価格を比較してみると良いでしょう。
メンテナンス代
安全な車の機能を維持するためには、車検だけでなく、こまめな点検や消耗部品の交換が欠かせません。
定期的に交換が必要な代表的な消耗部品の交換時期と価格目安は以下のとおりです。
メンテナンス内容 | 実施時期目安 | 価格目安 |
オイル交換 | 半年に一回、もしくは5,000kmごと | 7,000~10,000円程度 |
バッテリー交換 | 2~3年に一回 ※電圧が低下している場合は即交換が必要 | 10,000~50,000円程度 |
タイヤ交換 | 2〜3年に一回 ※溝の残りが1.6mm以下の場合は即交換が必要 | 80,000~90,000円程度 |
ワイパーゴム | 1年に一回程度 | 1,000~3,000円 |
バッテリーやタイヤなど、車の消耗部品は毎年交換が必要なものばかりではありませんが、適切なタイミングで交換する必要があります。
維持費を計算する際には、年間で3〜5万円程度のメンテナンス費用がかかることを想定しておくと安心でしょう。
また、車は時間の経過とともにさまざまなパーツの消耗が進みます。
特に10年または10万kmを超えたような車両では、タイミングベルトやブレーキキャリパーなどの消耗部品が交換時期を迎え、メンテナンス費用が高額になることもあります。
年式の古い車や走行距離が多い車を所有する場合は注意が必要です。
駐車場代
自宅に車を駐車するスペースがあれば問題はありませんが、賃貸に住んでいる場合や、空きスペースがない場合には駐車場を借りる必要があります。
駐車場代は地域によって価格に大幅な差があり、1ヵ月3,000円程度で借りられるケースもあれば、10,000円弱程度かかることもあります。
さらに、ヴェルファイアのような大型の車両の場合、立体駐車場や機械式駐車場には停められないことがあるため注意が必要です。
維持費のなかでも大きな割合を占める可能性がありますので、ヴェルファイアの購入を検討する際には、駐車場の候補も探しておきましょう。
任意保険料金
法律により加入が義務付けられている自賠責保険でカバーできない損害を補償してくれる任意保険。
任意保険料はさまざまですが、安心してドライブを楽しむためには欠かせない費用といえますのできちんと備えましょう!
最近では価格を抑えることができるネット型の自動車保険も豊富に登場していますので、事前に保険料を確認してみましょう。
まとめ
本記事では30系ヴェルファイアを実際に所有する場合にかかる、維持費をご紹介しました!
車を維持するためには、ガソリン代や車検代、税金などさまざまな費用がかかります。金額は使い方によって差が生じますが、支払額を想定し、無理のない計画を立てる際の参考になれればと思います。