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こんにちは！アイカーマガジン編集部です！
三菱自動車の代表的なミニバンであるデリカD:5は、子育て世代やオフロード走行が好みのユーザーから高い人気を獲得し続けています。
新車販売価格がエントリーグレードで384万円～ で設定されており、追加でオプション装備をするとさらに価格が高くなります。
車は大きな買い物であるため、新車は手が出しづらいと考える方もいるでしょう。価格を抑えたい方は中古車購入がおすすめです。
今回取り上げるデリカD:5(5代目)は2007年に発売されたモデルであり、発売されてから何度かマイナーチェンジが繰り返し行われてきました。
2019年にはビッグマイナーチェンジが行われ、その前後でデリカD:5(5代目)は前期型と後期型に分かれます。
本記事ではデリカD:5(5代目)後期型のグレード別の中古車相場をご紹介します。
年式別中古車価格相場
中古車の購入を検討するときには、中古車相場をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。相場を事前に理解することで、購入時の価格が適切か否かの参考になります。
以下にはデリカD:5(5代目)後期型の年式別中古車価格相場をまとめています。
本記事でご紹介している中古車相場の価格は、大手中古車検索サイト「カーセンサー」を参考にしています。
【三菱デリカD:5(5代目) 後期型中古車相場】
| 年式 | 価格帯 |
| 2019年式 | 230～505万円 |
| 2020年式 | 332～507万円 |
| 2021年式 | 372～576万円 |
| 2022年式 | 380～630万円 |
デリカD:5(5代目)後期型は2019年に誕生したため、年式が浅い車種です。
2019年式の中古車相場の最低価格は他の年式よりも大きく下回っていますが、最高価格はエントリーグレードの新車販売価格を超える価格で取引きされています。
また、2021年式および2022年式では最高価格が600万円前後で取引きされており、年式が新しいほど高価格帯で取引きされやすいといえます。
年式の他にも、走行距離・グレード・装備されているオプションなどの条件により価格が変動するため、年式が古い車であったとしてもその他が好条件の車であれば高額で取引きされるということです。
中古車の最高販売価格
メーカーが新車を発表するときは、複数のグレードをラインナップした状態で発売開始します。
複数グレードを用意する理由は市場での競争力をさらに高め、多くのユーザーの好みに柔軟に対応するためです。
グレードや駆動方式によって新車販売価格および中古車販売価格は大きく変動します。デリカD:5(5代目)後期型のそれぞれの価格は以下の通りです。
【三菱デリカD:5(5代目)後期型 2019年2月モデル グレード別販売情報】
|
グレード名 |
型式 |
新車販売価格 |
中古車販売価格 |
|
M |
3DA-CV1W (4WD) |
384万円～ |
～357万円 |
|
G |
394万円～ |
～423万円 |
|
|
アーバンギア G |
407万円～ |
～482万円 |
|
|
Ｇ パワーパッケージ |
408万円～ |
～582万円 |
|
|
アーバンギア G パワーパッケージ |
421万円～ |
～475万円 |
|
|
P |
422万円～ |
～630万円 |
デリカD:5(5代目)後期型の2019年2月モデルの駆動方式は4WDのみ設定されているため、駆動方式による価格の変動はありません。
上記の表から、グレードが高くなると中古車販売価格も高くなる傾向があるとわかります。
グレードが上がると標準搭載されている装備や追加で設定できるオプションの種類が異なるため、その分価格が高くなります。
例えば「G パワーパッケージ」では、エントリーグレードと比較して以下の装備が標準搭載されています。
- 助手側および運転席側ワンタッチ電動スライドドア
- 100V AC電源
- ステアリングヒーター
- 運転席パワーシート
- 運転席および助手席ヒートシーター
これらの装備を標準搭載する際には、エントリーグレードと比較してパーツを多く積む必要があるため販売価格が高くなります。
デリカD:5(5代目)後期型を購入する狙い目グレード
三菱デリカD:5(5代目)後期型を中古車で購入する際に、どのグレードを購入した方がよいでしょうか。
こちらでは三つの観点から狙い目のグレードをご紹介します。
中古車の購入を検討している方の中には、新車だと価格が高くて手が出せないと考えている方が多いかと思います。
購入価格を重視したい方はエントリーグレード「M」がおすすめ
「M」はエントリーグレードであるため価格を抑えられるにもかかわらず、安全性能装備が充実しています。
具体的には以下の装備が標準搭載されています。
- 衝突被害軽減ブレーキシステム（FCM）
- 低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム（FCM-City）
- 車線逸脱警報システム（LDW）
- レーダークルーズコントロールシステム（ACC）
- 誤発進抑制機能（前進＆後退時）（UMS）
購入後の使い勝手を重視する方は「Ｇパワーパッケージ」をおすすめ
Ｇパワーパッケージには上記でご紹介した安全性能装備に加え、両側電動スライドドア、ステアリングヒーター、運転席パワーシートなどが標準装備されています。
両側電動スライドドアは小さな子どもや高齢者の乗降性が上がるため、非常に人気がある機能です。
またステアリングヒーターがあると、冬の寒い朝などでも運転が苦にならないので便利でしょう。
三菱デリカD:5(5代目)後期型の中古車相場をみると、2022年式は他年式と比較して最大100万円程度の価格差があります。したがって年式がリセールに大きく影響しているとわかるため、リセールを考慮すると年式が浅い車を購入したほうが賢明です。
まとめ
本記事では、三菱デリカD:5(5代目)後期型の中古車相場を分析し、年式・グレードによって中古車価格が大きく変動することがわかりました。
ご自身の重視する点をよく考慮し、当記事を参考にして購入を検討してみていただければと思います。
