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トヨタの数あるミニバンの中で、代表的なLLサイズミニバンであるアルファードは、ファミリー層やシニア層など幅広い世代から人気があるモデルです。
LLサイズミニバンはミニバンの中で最大級のボディサイズを誇り、広々とした室内空間が魅力の一つです。
今回取り上げるアルファード30系前期は2015年に発売され、その後2018年のマイナーチェンジが行われるまで販売されていました。
アルファード30系前期には多くのユーザーに選ばれるために複数のグレードがラインナップされています。
本記事では各グレードのデザインや安全性能の違いなどをご紹介します。
グレード一覧
アルファード30系前期の購入を検討しているユーザーは、各グレードの特徴を押さえ自分の好みに合ったモデルを選ぶ必要があります。
2015年1月モデルでラインナップされているグレードは「X」・「S」・「Aパッケージ」・「G」・「Cパッケージ」・「SA」・「GF」・「エグゼクティブラウンジ」となります。
各グレードの基本情報は以下の通りです。
【トヨタ アルファード30系前期 2015年1月モデル グレード情報】
グレード名 |
型式 |
排気量 |
燃費 |
2.5X |
DBA-AGH30W |
2.5 L |
11.6 km/L |
DBA-AGH35W (4WD) |
12.4 km/L |
||
2.5S |
DBA-AGH30W |
2.5 L |
11.6 km/L |
DBA-AGH35W (4WD) |
12.0 km/L |
||
2.5S Aパッケージ |
DBA-AGH30W |
2.5 L |
11.6 km/L |
DBA-AGH35W (4WD) |
12.0 km/L |
||
2.5G |
DBA-AGH30W |
2.5 L |
11.6 km/L |
DBA-AGH35W (4WD) |
12.0 km/L |
||
2.5S Cパッケージ |
DBA-AGH30W |
2.5 L |
11.4 km/L |
DBA-AGH35W (4WD) |
12.0 km/L |
||
3.5SA |
DBA-GGH30W |
3.5 L |
9.5 km/L |
DBA-GGH35W (4WD) |
9.3 km/L |
||
3.5SA Cパッケージ |
DBA-GGH30W |
3.5 L |
9.5 km/L |
DBA-GGH35W (4WD) |
9.1 km/L |
||
3.5GF |
DBA-GGH30W |
3.5 L |
9.5 km/L |
DBA-GGH35W (4WD) |
9.1 km/L |
||
3.5エグゼクティブラウンジ |
DBA-GGH30W |
3.5 L |
9.5 km/L |
DBA-GGH35W (4WD) |
9.1 km/L |
排気量には2.5 Lと3.5 L、駆動方式には2WDと4WDが用意されています。
排気量が大きいと、エンジンが多くの燃料を燃焼させることができるため、加速がよりスムーズかつ速くなります。
しかし、燃費消費量が大きくなるため燃費性能が悪くなり燃料コストが高くなるデメリットがあります。
また、より多くのCO2を排出するため環境に負荷がかかります。排気量に関しては、上記情報を参考に自分に合ったグレードを選ぶとよいでしょう。
各グレードの特徴
アルファード30前期のグレードの特徴は以下の通りです。
「X」グレード
エントリーグレードである「X」の販売価格は319.8万円~、乗車定員は8名です。
装備されている代表的な機能は以下の通りです。
- ホイールサイズ 16インチ
- 2眼LEDヘッドランプ
- シート素材はファブリック
- フロントガラス UVカットガラス
- ワンタッチスイッチ付 両側パワースライドドア
- 安全支援技術「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)」
プリクラッシュセーフティ/レーダークルーズコントロール/ロードサインアシスト/ヒルスタートアシストコントロール/パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)/ドライブスタートコントロール
ホイールサイズが16インチであるため、ボディサイズに対して少し小さいと感じる方もいるかもしれません。
エントリーグレードのため比較的お手頃価格で購入できますが、挟み込み防止機能付き両側パワースライドドアや「Toyota Safety Sense」の一部機能が搭載されているため、価格以上に満足できるグレードでしょう。
「S」グレード
価格は353.7万円~、乗車定員は7名 or 8名を選択できます。「X」と比較して異なるポイントは以下の通りです。
- エアロボディ(エアロ専用バンパー)
- 本革巻きステアリング
- 18インチのブラック塗装ホイールが選択可能
- フロントガラス スーパーUVカット
- セカンドシートに折り畳み式サイドテーブルが搭載(7人乗り用)
「S」はエアロボディの標準グレードで、迫力のあるデザインが特徴です。
また、ホイールサイズが18インチとなり、ブラック塗装を選択できるため他グレードと比較するとより存在感があるデザインとなるでしょう。
「S Aパッケージ」グレード
販売価格は375.4万円~、乗車定員は7名です。「S Aパッケージ」は、エアロボディの標準グレード「S」をベースにしています。「S」と比較して異なる部分は以下の通りです。
- フロントドアガラス IRカットおよび撥水加工
- ハイグレードコンソールボックス
「S」ではメーカーオプション設定であるフロントドアガラスのIRカットおよび撥水加工が標準装備となっています。雨の日や朝方の結露のときに特に活躍する装備です。
「G」グレード
「G」の販売価格は395.4万円~、乗車定員は7名 or 8名を選択できます。「G」はエントリーグレードである「X」をベースとし、装備を拡大させた人気モデルです。
「X」と比較して追加された標準装備や変更された装飾は以下の通りです。
- シート表皮を本革と合成革から選択可能
- ホイールサイズ 17インチ
- 銀メッキ加飾とウッドが組み合わされたステアリング
- 運転席パワーシート
銀メッキとウッドが組み合わされたステアリングがラグジュアリー感を演出しています。
また「G」グレードから運転席パワーシートが標準搭載されるようになるため、利便性が向上しています。
「S Cパッケージ」グレード
「S Cパッケージ」の販売価格は417.4万円~、乗車定員は7名です。「S Cパッケージ」は「S」をベースとし、装備を拡大させた人気モデルです。
追加された標準装備や変更点は以下の通りです。
- ホイールサイズ 18インチ
- 銀メッキ加飾とウッドが組み合わされたステアリング
- 合成皮革のエグゼクティブシート
- 運転席パワーシート
- ステアリングヒーター
「G」と同様に高級感のあるステアリングや、運転席パワーシートが装備されています。
その他にもステアリングヒーターが搭載されており、さらに利便性が向上したグレードです。
「GF」グレード
「GF」の販売価格は484.2万円~、乗車定員は7名です。「GF」はアルファード30系前期のハイグレードモデルです。
「G」をベースとしたモデルで、追加や変更点は以下の通りです。
- 本革シート
- ハイグレードコンソールボックスが標準搭載
上位グレードであるため、特にインテリアデザインのラグジュアリー感が大きく向上しています。
「エグゼクティブラウンジ」グレード
「エグゼクティブラウンジ」の販売価格は652.2万円~、乗車定員は7名です。
アルファード30系前期の最上級グレードであるため、他グレードと比較して販売価格が高いことがわかります。
上位グレードである「GF」と比較しても、エクステリアなど大きく質感が向上しています。
- 2列目はエグゼクティブラウンジシート
メモリー機能付きのパワーリクライニング/伸縮機能付きパワーオットマン/シートヒーター - シーケンシャルウィンカー
- ホイールサイズ 17インチ(スパッタリング塗装のアルミ)
- プレミアムナッパ本革シート
他のグレードを遥かに凌駕した機能性と質感を備えた最高級グレードです。
まとめ
本記事では、アルファード30系前期の各グレードをご紹介しました。
各グレードで販売価格が異なり、その分実用的な装備や質感に差があるため、自分の予算と相談し最適なグレードの購入を検討してみてください。