【比較】ヴェルファイア30系後期と前期の違いは?

【比較】ヴェルファイア30系後期と前期の違いは?

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こんにちは!アイカーマガジン編集部です。

各自動車メーカーは、市場での競争力の維持向上を目的として一定期間の周期でマイナーチェンジやフルモデルチェンジを実施します。

マイナーチェンジとは、既存の車種に対して、小さい規模でデザインや機能の変更を行うことを指します。

一方でフルモデルチェンジとは、完全に刷新し新しいモデルとして発表することが一般的です。

デザインやプラットフォームの大幅な変更が行われることがあり、新しい技術や装備品が追加されることもあります。これらは、多くのユーザーに選ばれるために実施されます。

ヴェルファイア30系前期は2015年1月~2017年12月まで販売されたモデルです。

後期は、2018年1月にマイナーチェンジされて誕生したモデルであり、2023年6月モデルチェンジ前まで販売されていました。

本記事では、ヴェルファイア30系後期と前期の違いをご紹介します。

排気量3.5 Lモデルの燃費性能が向上

マイナーチェンジでは、安全性能装備などの一部追加・改定やエンジン性能の見直しが実施されることが多くあります。

ヴェルファイア30系後期では、前期と比較して一部モデルの燃費性能が向上しました。

ヴェルファイア30系後期と前期の燃費性能は以下の通りです。

【トヨタ ヴェルファイア30系後期 2018年1月モデル グレード別燃費】

グレード名

型式

排気量

燃費

2.5X

DBA-AGH30W

2.5 L

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.4 km/L

2.5Z

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5Z Aエディション

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5V

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5Z Gエディション

DBA-AGH30W

11.4 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

3.5Z G

DBA-GGH30W

3.5 L

10.8 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

10.4 km/L

3.5V L

DBA-GGH30W

10.8 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

10.4 km/L

3.5エグゼクティブラウンジ

DBA-GGH30W

10.6 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

10.4 km/L

3.5エグゼクティブラウンジZ

DBA-GGH30W

10.6 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

10.4 km/L

【トヨタ ヴェルファイア30系前期 2015年1月モデル グレード別燃費】

グレード名

型式

排気量

燃費

2.5X

DBA-AGH30W

2.5 L

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.4 km/L

2.5Z

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5Z Aエディション

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5V

DBA-AGH30W

11.6 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

2.5Z Gエディション

DBA-AGH30W

11.4 km/L

DBA-AGH35W (4WD)

12.0 km/L

3.5Z A

DBA-GGH30W

3.5 L

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.3 km/L

3.5Z AGエディション

DBA-GGH30W

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

3.5VL

DBA-GGH30W

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

3.5エグゼクティブラウンジ

DBA-GGH30W

9.5 km/L

DBA-GGH35W (4WD)

9.1 km/L

後期型と前期型を比較すると、排気量2.5 Lモデルの燃費性能では変化がありません。

一方で3.5 Lモデルでは燃費性能が向上していることがわかります。

後期では燃費性能が向上しただけではなく、エンジンに「3.5リッターV6エンジン」が搭載され、最高出力および最大トルクが増大しパワフルとなりました。

エアロボディグレードのフロントグリルが変化

ヴェルファイアは他車にはない大型のフロントグリルが魅力の一つです。

後期型、前期型ともに圧倒的な存在感の印象は変わりませんが、一部グレードではデザインに多少の変化があります。

標準ボディである「X」「V」系のグレードは、ほとんど見た目に変化がなく、エアログボディの「Z」系のグレードで変化が見られます。

エアロボディのフロント下部のガーニッシュに「バーベルデザイン」と呼ばれる台形状のメッキガーニッシュが取り付けられ、バンパーを広くカバーしています。

後期型では前期型と比較して、フロントの下部に重みを持たせることで、さらに重厚感とフロントの迫力ある印象を与えます。

新色が追加されたボディカラー

後期型では、美しいボディを際立たせるために重要なボディカラーの見直しが行われました。

前期型で設定されていた以下ボディカラーが廃止され、新色が追加されました。

【廃止されたボディカラー】

  • グレーメタリック
  • シルバーメタリック
  • グレイッシュブルーマイカメタリック

【追加されたボディカラー】

  • スチールブロンドメタリック
  • グラファイトメタリック
  • ダークレッドマイカメタリック

新色の「ダークレッドマイカメタリック」は、最大サイズクラスのミニバンでは初採用となる色であり、落ち着きのある渋い赤がボディの美しさを際立たせます。

インパネ周りの質感が向上

前期型のインパネは木目調が施されているため質感が高い印象でしたが、後期型ではさらに高級感が増しました。

後期型のインパネはシルバーの加飾が増えたことと、木目調の色調が変更されたことで、より高級感ある印象を与えます。

全グレードに「第二世代 Toyota Safety Sense」が搭載

前期型にはトヨタが開発した予防安全パッケージ「第一世代 Toyota Safety Sense」が一部のグレードで搭載されていました。

後期では全グレードに安全性能が向上した「第二世代 Toyota Safety Sense」が標準搭載されています。

「第二世代 Toyota Safety Sense」の代表的な3つの機能をご紹介します。

レーントレーシングアシスト

画像引用:トヨタの安全技術TOYOTA Safety Technology

車線からはみ出す危険があるまたはふらついていると判断すると警報を発するとともにステアリング操作を支援して車線内走行の維持をするようにサポートします。

白線だけでなく、アスファルトと縁石などの境界からはみ出しそうなときも同様にステアリング制御を実施し、ドライバーをアシストします。

プロアクティブドライビングアシスト

画像引用:トヨタの安全技術TOYOTA Safety Technology

事前に危険を予測し、ドライバーに警告や支援を提供することを目的とするシステムです。

「歩行者の飛び出し」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートします。

それに加えて、前方車やカーブに対して減速操作をサポートし、アクセルとブレーキの踏み替え操作を軽減することでドライバーの運転負荷の軽減に貢献します。

ダイナミックレーダークルーズコントロール

前方車の速度に合わせて、車間距離を一定に保つシステムです。

事前に設定した速度に合わせて自動運転し、前方車と距離が近づくと自動的にブレーキが働きます。

渋滞発生時などアクセルとブレーキの踏みかえ操作が多くなるシーンで活躍し、ドライバーの負荷を軽減します。

まとめ

本記事では、ヴェルファイア30系後期と前期の燃費性能やその他機能などの違いをご紹介しました。

後期型では「第二世代 Toyota Safety Sense」が標準搭載されたことで、さらに安全性能が向上しました。

上記情報を参考にヴェルファイア30系後期の購入を検討してみてください。

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