こんにちは!アイカーマガジン編集部です。
トヨタから販売されているミニバンの中で、スタンダードなボディサイズと比較的リーズナブルな価格帯であるノア。
さまざまな年代層の方から高い支持を獲得し続けています。
運転に慣れていない方でも比較的運転しやすいボディサイズや広い室内空間が大きな特徴です。
ノアのようなスタンダードサイズのミニバンの購入を検討している方の中には「運転しやすいか」「駐車しやすいか」など気になることが多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する2代目ノア(70系)は2007年に誕生したモデルであり、その後の2010年に行われたマイナーチェンジを境に前期モデルと後期モデルに分類されます。
本記事では2代目ノアのボディサイズ・室内サイズ・荷室サイズなどをご紹介します。
ボディサイズ
ミニバンは、主に家族やグループの移動に適した特徴を持つ車種の一つです。
一般的に7、8名乗りで広い室内空間があるスクエア型に近い形の車のことをミニバンと呼びます。高い乗降性を実現するために、スライドドアが搭載されています。
ミニバンの中でボディサイズはSS・S・M・L・LLの5つで分けられ、2代目ノアはスタンダードなボディサイズであるため、Mサイズにカテゴライズされます。
ほどよいボディサイズにもかかわらず室内空間は広いため、多くのユーザーから支持されています。
2代目ノアのボディサイズは以下の通りです。
【トヨタ 2代目ノア前期 ボディサイズ】
グレード名 |
型式 |
全長 |
全幅 |
全高 |
YY |
DBA-ZRR70G |
4,595mm |
1,695mm |
1,850mm |
DBA-ZRR75G (4WD) |
1,875mm |
|||
X |
DBA-ZRR70G |
1,850mm |
||
DBA-ZRR75G (4WD) |
1,875mm |
|||
X Lセレクション |
DBA-ZRR70G |
1,850mm |
||
DBA-ZRR75G (4WD) |
1,875mm |
|||
S |
DBA-ZRR70W |
4,630mm |
1,720mm |
1,850mm |
DBA-ZRR75W (4WD) |
1,875mm |
|||
Si |
DBA-ZRR70W |
1,850mm |
||
DBA-ZRR75W (4WD) |
1,875mm |
|||
G |
DBA-ZRR70G |
4,595mm |
1,695mm |
1,850mm |
DBA-ZRR75G (4WD) |
1,875mm |
【トヨタ 2代目ノア後期 ボディサイズ】
グレード名 |
型式 |
全長 |
全幅 |
全高 |
YY |
DBA-ZRR70G |
4,595mm |
1,695mm |
1,850mm |
DBA-ZRR75G (4WD) |
1,875mm |
|||
X |
DBA-ZRR70G |
1,850mm |
||
DBA-ZRR75G (4WD) |
1,875mm |
|||
X Lセレクション |
DBA-ZRR70G |
1,850mm |
||
DBA-ZRR75G (4WD) |
1,875mm |
|||
S |
DBA-ZRR70W |
4,635mm |
1,720mm |
1,850mm |
DBA-ZRR75W (4WD) |
1,875mm |
|||
Si |
DBA-ZRR70W |
1,850mm |
||
DBA-ZRR75W (4WD) |
1,875mm |
|||
G |
DBA-ZRR70G |
4,595mm |
1,695mm |
1,850mm |
DBA-ZRR75G (4WD) |
1,875mm |
上記の表から、2代目ノアの前期モデルと後期モデルではほとんどボディサイズが変わらないことがわかります。
唯一の変更点は「S」「Si」グレードの全長サイズが5mm大きくなった部分のみです。したがって、2代目ノアの前期モデルから後期モデルに買い替えを考えている方はボディサイズに違和感がないでしょう。
また、ノア初代の全長は4,580mm~4,625mm、全幅は1,695mm、全高は1,850mm~1,875mmであるため、全長は2代目ノアの方が大きいですが、全幅や全高は変更がないことがわかります。
一般的な駐車場のサイズ
2代目ノアのボディサイズは最大で全長4,635mm・全幅1,720mm・全高1,875mmであることがわかりました。しかし、このサイズが一般的な駐車場と比較して余裕があるかイメージが難しいかと思います。
駐車場のサイズは国が発行している駐車場整備の指針「駐車場設計・施工設計」で以下のように定められています。
種類 | 幅 | 長さ |
普通乗用車 | 2,500 mm | 6,000 mm |
小型乗用車 | 2,300 mm | 5,000 mm |
軽自動車 | 2,000 mm | 3,600 mm |
2代目ノアの最大サイズと上記表の「普通乗用車」の一般的な駐車場サイズを比較すると、ノアの全長、全幅よりも駐車場の方が十分に大きいため、問題なく駐車できます。
スライドドアの開口幅
ミニバンはスライドドアが搭載されていることによって、乗り降りしやすいのが特徴です。
スライドドアの開口幅が広ければ広いほど、より大きな物を積むのが簡単です。また、開口幅が狭いと大人が乗る場合には身体の向きを変えてから乗り込む必要が出てくることもあります。
トヨタノアと同時期に販売されていたホンダステップワゴンのスライドドア開口幅は以下の通りです。
車種 | スライドドア 開口幅 |
トヨタ 2代目ノア | 730mm |
ホンダ ステップワゴン3代目 | 740mm |
上記表より、2つのモデルを比較すると、ステップワゴンの方がわずかに大きいことがあります。ただし、10mm差という僅差であるため気にならない程度でしょう。
また、それぞれ十分な開口幅であるため、大人でも楽に乗り降りできます。
最小回転半径
最小回転半径は、車両が最も小さく曲がれる半径を指します。これは、車両の前タイヤが最大限に切れる角度で車両を回転させた場合に形成される円の半径のことです。
最小回転半径が小さいほど、より狭いスペースでの回転が可能と判断できるため「小回りの効きやすさ」として用いられます。
最小回転半径は車によって異なり、軽自動車やコンパクトカーは短い傾向です。2代目ノアの最小回転半径は5.5mであり、同サイズのヴォクシーは5.5m、ステップワゴンは5.4mのため、2代目ノアの最小回転半径は一般的であるといえるでしょう。
室内サイズ
ノアのようなミニバンはスタンダードなボディサイズと広い室内サイズが大きな魅力です。2代目ノアの室内サイズは以下の通りです。
【トヨタ ノア3代目 2010年4月モデル 8名定員 室内サイズ】
グレード | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
全グレード | 2,970 mm | 1,485 mm | 1,340 mm |
同サイズに分類されるライバル車のホンダステップワゴンと比較してみます。ステップワゴンの室内サイズは以下の通りです。
【ホンダ ステップワゴン 2009年10月モデル 8名定員 室内サイズ】
グレード | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
全グレード | 3,095 mm | 1,500 mm | 1,395 mm |
室内長、室内幅、室内高の全てにおいて、2代目ノアの方が狭い設計となっていることがわかります。
まとめ
本記事では、トヨタ2代目ノアのボディサイズ、最小回転半径、室内サイズなどをご紹介しました。
2代目ノアはスタンダードなボディサイズであるため、多くのユーザーから高く支持されているモデルです。
本記事を参考に2代目ノアの購入を検討してみてください。