トヨタの高級ミニバン、30系ヴェルファイアの安全性能ってどうなの?プロが解説

トヨタの高級ミニバン、30系ヴェルファイアの安全性能ってどうなの?プロが解説

こんにちは!ミニバン専門店アイカーグループの竹内です。
今回は「トヨタ 30系ヴェルファイア」の安全性についてご紹介していきます。

トヨタ セーフティセンス

2017年の12月にヴェルファイアがマイナーチェンジをした際に搭載されたのが、「トヨタセーフティセンス」という、予防安全パッケージです。

ヴェルファイアとしては、それまで搭載されていなかった待望の安全装備で、マイナーチェンジ前までの車両には搭載されていませんので、中古車などを検討されている場合は要チェックですね。

トヨタセーフティセンスにはいくつかの機能がセットで搭載されていますので、紹介していきます。

プリクラッシュセーフティ

いわゆる「自動ブレーキ」と呼ばれるものです。各自動車メーカーで呼び方が違ったり、作動条件や性能が違います。

ヴェルファイアの場合は、10km/h〜80km/hの間で自動ブレーキにより30km/h減速し、事故の被害を軽減してくれる装置です。

さらに、昼夜の歩行者検知機能も備えていますので、対車だけではない安全装置となっています。

レーントレーリングアシスト

道路の車線を認識して、はみ出さないように警告してくれたりハンドル操作を補助してくれる機能です。

車線がない場合は、前方の車両を追従するようにハンドル操作支援を行なってくれます。

あくまでも補助機能なので、しっかりとハンドルは握りましょう!

ロードサインアシスト

フロントガラス付近についているカメラが、道路上の標識を認識し、マルチインフォメーションディスプレイやヘッドアップディスプレイに表示してくれます。

標識の見落としを減らして、安全に運転んできるようにサポートしてくれる機能です。

その他

その他にも、自動的にロービームとハイビームを自動で切り替えてくれる機能や、高速道路をアクセルを踏まずに定速走行できる機能がセットで搭載されています。

VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)

VDIMを簡単に言いますと、運転手が走行したいイメージを検知して、思ったような道筋で安全に走行できるように補助をする装置です。

路面が濡れていたり、凍結していたりしている場合、ドライバーの思い通りに車が動かずスリップしてしまいそうな場面でも、車両側でブレーキなどを自動制御する事で、危険を回避してくれるのです。

走行中に、急にタイヤのグリップが失われて「ヒヤッ」としてしまう状況でも、ヴェルファイアがアナタの思っている通りに運転出来る事をアシストしてくれますよ。

ブラインドスポットモニター

高速道路などの複数車線ある道路を運転している時、車線を変更しようとした先に他の車が走っていて「ドキッ」とした事ありませんが?

ミラーで確認したつもりでも、ミラーに映らない死角に車が走行している事、ありますよね?

そういった危険な状況を回避させてくれるのが、ブラインドスポットモニターです。

ドアミラーには映らない死角の車両とセンサーで検知し、再度ミラーに表示してくれます。

それでも気づかずにウインカーを出した場合には、表示LEDが点滅して、さらに警告を強めてくれます。

まとめ

他にもヴェルファイアには、安全に走行するためのサポート機能がたくさん備わっています。

しかし、それらはあくまでも「サポート」です。

車を走らせるのはあくまでも「人間」です。

安全装備を過信せず、基本的なルールを守って安全運転を心がけましょうね。

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