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こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
2006年から2020年にかけて販売されたエスティマ3代目。
現在は販売が終了してしまいましたが、使い勝手の良さや特徴的な見た目で中古車市場では今でも注目を集めています。
そんなエスティマ3代目は多くの車両が出回っているため「どれを選べばいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では中古車選びで重視したいポイント別の狙い目車両や注意点をご紹介します。
50万円台も?価格重視なら低年式モデルを
販売時期が約14年間と長かったこともあり、低年式モデルと高年式モデルでは中古車価格に100万円以上の差が生じています。
エスティマ3代目は、販売時期により前期・中期・後期(Ⅲ型)・後期(Ⅳ型)の4つのモデルに分けられます。
それぞれが販売されていた時期は以下のとおりです。
【エスティマ3代目 販売時期別モデル】
- 前期・・・2006年~
- 中期・・・2008年~
- 後期(Ⅲ型)・・・2012年~
- 後期(Ⅳ型)・・・2016年~
「少しでも購入費用を抑えたい」「安さを重視したい」という方には、低年式モデルがおすすめです。
3代目がデビューした2006年頃の車両であれば平均価格は40~50万円程度で、安い車両であれば20万円程度で販売されている場合も。予算内で購入できるエスティマが見つかるかもしれません。
ただし、あまりにも車両価格が安い場合は、消耗部品の劣化が進んでいたり、過去に大きな損傷を受けたりと何らかの問題がある可能性があります。
購入時には、メンテナンスノートや整備記録をしっかりと確認してください。
車内の快適さを重視するなら中期以降のモデルを
エスティマ3代目は、2008年にマイナーチェンジが行なわれており、マイナーチェンジ後の中期モデルからは「ステアリングスイッチ」「アクティブヘッドレスト」「快適温熱シート(※)」「後席確認ミラー」などが追加されています。
(※)一部グレードにのみ搭載
視認性や操作性の向上はもちろん、季節を問わずドライブを楽しめるよう進化していますので「快適さにこだわりたい」という方は、ぜひ中期以降のモデルをご検討ください。
迫力のある見た目が好きなら後期(Ⅲ型)モデルの「アエラス」を
力強さや迫力のある見た目が好きな方には、2012年以降に販売された後期(Ⅲ型)モデルの専用エアログレード「アエラス」がおすすめです。
前期・中期モデルでも専用エアロを搭載したグレードは存在しましたが、後期(Ⅲ型)モデルからは押し出し感がアップ。よりエアロらしい迫力のあるデザインとなっています。
また当初から人気が高かったエスティマ3代目は、社内・社外ともにエアロパーツが充実しており、中古車市場ではカスタム済みの車両も多く出回っています。
「ドレスアップしたい」という方は、自分好みに完成された車両を探すのも楽しいかもしれません。
安全性能を重視するなら後期(Ⅳ型)モデルを
最終モデルとなった後期(Ⅳ型)では、トヨタの予防安全パッケージである「Toyota Safety Sense」を全車に標準搭載しています。
他のモデルと比べると中古車価格は高くなりますが、「安心・安全なドライブを楽しみたい」という方にはピッタリのモデルと言えるでしょう。
中古車選びの注意点
人気の高いエスティマ3代目ですが、発売されてから10年以上経過した車両も多いため、中古車選びの際にはいくつかの注意点があります。
10年以上経過した車両は消耗部品の劣化に注意
製造から10年以上経過した車両や、走行距離が10万キロ以上の車は、タイミングベルトやサーモスタット、ウォーターポンプなどが交換時期を迎えます。
購入前は正常に動いていたとしても、購入から数日、数カ月で故障してしまうことも珍しくありません。
そのため、低年式車両や過走行車両を検討する場合は、パーツの交換時期や消耗具合を確認しておくことが大切です。
適切な時期に部品が交換されていない場合や、ヒビやサビなどの損傷が見られる場合は、購入後にすぐ交換が必要になる可能性も考慮しましょう。
修復歴のある車両は注意が必要
修復歴がある車とは、事故や災害により車の骨組みを損傷し、修理や部品の交換を行なったことがある車を指します。
中古車を探していると、同程度の車両よりも著しく安い車両が見つかることがあると思いますが、そのような車両は修復歴がある可能性が高いです。
見た目ではキレイに修理されていても、修復歴のある車両はそうでない車両に比べて故障のリスクが高くなりますので、できるだけ避けたほうがいいでしょう。
スライドドアは必ず動作確認を
エスティマ3代目には、一部車両を除きパワースライドドアが搭載されています。
自動で開閉するドアは、荷物で手がふさがっている時や、狭いスペースでドアの開け閉めをする時に非常に便利な機能ですが故障しやすいパーツでもあります。
故障内容にもよりますが、パワースライドドアの修理に10万円を超える費用がかかることも。
エスティマの購入を検討する際には、パワードアが正常に作動するかを必ず確認しておきましょう。
まとめ
本記事では、中古車市場で人気の高いトヨタ・エスティマ3代目の狙い目や車両選びの注意点をご紹介しました。
価格、装備、見た目など中古車選びで重視したいポイントは人それぞれ異なるでしょう。
エスティマ3代目を購入する際には、グレードや年式による違いを把握することで、自分に合った1台を見つけてください。