こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
トヨタのLLサイズミニバンの一つであるヴェルファイア。
アルファードの兄弟車としても知られるヴェルファイアは、広々した室内空間と快適な居住性が幅広い世代から人気を獲得しています。
ヴェルファイアは、室内空間以外にも多くの魅力的なポイントがあります。
購入後に「イメージしていた性能や装備ではなかった」といったギャップが起きないようにポイントを事前に押さえておくことが大切です。
本記事で対象としているヴェルファイア30系前期は、2015年1月に誕生したモデルです。
その後の2018年10月のマイナーチェンジが行われるまで販売されました。
本記事ではヴェルファイア30系前期の購入を検討している方に向けて、デザイン性や乗り心地などのおすすめポイントをご紹介します。
先代から大きく向上したフロントグリル
ヴェルファイア30系前期は、スポーティで流線的なエクステリアデザインが特徴ですが、その中でも特にフロントグリルの存在感が目を惹きます。
先代であるヴェルファイア20系と比較すると、フロントのグリル部分が拡大しブラックアウトされた面積が増えた押し出し感の強いデザインとなっています。
全体的なフォルムは角張ったシャープなものに変更されて都会的な雰囲気となりました。
また迫力あるフロントグリルは角張ったデザインで、LEDヘッドライトが装備されており、高級感が増した印象です。
質感の高いエクステリア/インテリア
ヴェルファイアは「GRANDELUXE(最高の質的贅沢を極めるクルマ)」をコンセプトにして開発された高級ミニバンです。
そのコンセプトに相応しく、エクステリアとインテリアデザインの細部にこだわりが見られます。それぞれの特徴は以下の通りです。
エクステリア
ボディのサイドはスポーティで流線的な造形となっており上品な雰囲気です。また、リアは左右のリアランプをバックドアガーニッシュが繋いでおり、クールで安定感あるデザインとなっています。
これらの美しいボディを際立たせているのが、ボディカラーです。
ボディカラーには
- 「ホワイトパールクリスタルシャイン」
- 「ブラック」
- 「バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク」
- 「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」など
全7色のカラーバリエーションがあります。
「バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク」はヴェルファイアのために設定された専用色であり、ヴェルファイアの美しいボディを際立たせるカラーです。
インテリア
運転席、助手席の広さは十分で両方の席には電動パワーシート機能が搭載されています。
さらに助手席には電動式オットマンも搭載されています。助手席に乗っていても、長距離移動も快適に過ごせるでしょう。
また、広々した2列目シートは7名定員仕様では独立したキャプテンシートとなっています。
ラグジュアリーさを高めるために、パワーオットマンや折り畳み式サイドテーブルを搭載した「エグゼクティブパワーシート」や本革仕様の「エグゼクティブラウンジシート」も用意されており、贅沢で快適なくつろぎ空間を体験できます。
ダブルウィッシュボーン式により快適な乗り心地を実現
ヴェルファイア30系前期のプラットフォームにはアルファードと同様に「ダブルウィッシュボーン式」が採用されています。
ダブルウィッシュボーン式の特徴は、車のサスペンションの一種で、タイヤを支える上下2本のアームが、車体側のフレームやサブフレームに独立して取り付けられている方式です。
これにより、高速走行時の安定性やコーナリング性能を向上させる役割があります。
車内を快適に過ごす実用的な装備
ヴェルファイアには、車内で快適に過ごすための実用的な装備が多数備わっています。
例えば、後部座席には13.3インチのリアシートエンターテインメントシステムやプレミアムオーディオシステムが備わっており長距離移動でも飽きずに快適に過ごせます。
実用的な装備の中でもっともおすすめしたいのは「ベンチレーションシート」「快適温熱シート」です。
ベンチレーションシート
通気機能のあるシートのことです。シート表面から風を出し、シート表面の温度上昇を抑えられます。これにより、夏場の蒸れや熱さを軽減し、快適な移動をサポートします。
快適温熱シート
シート内に発熱機能を内蔵しているシートのことです。寒い冬場において、冷たいシートに座ることで体感温度が下がってしまうのを防ぎます。
体感温度はそれぞれであるため、上記機能を活用すると快適に過ごせるでしょう。
安全予防パッケージ「Toyota Safety Sense」
「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティセンス)」は、トヨタが開発した安全予防パッケージの名称であり、万が一の事故を未然に防ぎ、安全運転を促進するための技術です。
主な機能としては、衝突被害軽減ブレーキ/車線はみ出しアラート/追従ドライブ支援機能/自動ハイビーム/プロアクティブドライビングアシストなどがあります。
これらの機能は、カメラやレーザーなどのセンサーを用いて周囲の状況を判断し、必要な場合にはドライバーに警告や支援を行うシステムです。
まとめ
本記事では、ヴェルファイア30系前期のデザイン性や安全性能装備などおすすめポイントをご紹介しました。要約すると以下の通りです。
・兄弟車のアルファードと同様に圧倒的な存在感あるフロントグリル
・ダブルウィッシュボーン式により快適な乗り心地
・安全予防パッケージ「Toyota Safety Sense」
衝突被害軽減ブレーキ/車線はみ出しアラート/追従ドライブ支援機能/自動ハイビーム/プロアクティブドライビングアシストなど
上記情報を参考にヴェルファイア30系前期の購入を検討してみてください。