40系アルファードのグレード構成をおさらい

2026年6月3日の一部改良により、これまで設定されていたXグレードが廃止され、現行の40系アルファードは「G」「Z」「エグゼクティブラウンジ」の3グレード体系に整理されました。
また、選択できるパワートレインもグレードによって異なります。
グレード・パワートレイン一覧
現行40系アルファードのグレード構成は以下の通りです(2026年6月3日一部改良後・メーカー希望小売価格・税込)。
| グレード | パワートレイン | 定員 | 駆動方式 | 新車価格 | 総排気量 |
|---|---|---|---|---|---|
| G | HEV | 7人 | 2WD | 5,599,000円 | 2,493cc |
| G | HEV | 7人 | E-Four | 5,819,000円 | 2,493cc |
| G | HEV | 8人 | 2WD | 5,599,000円 | 2,493cc |
| G | HEV | 8人 | E-Four | 5,819,000円 | 2,493cc |
| Z | ガソリン | 7人 | 2WD | 5,599,000円 | 2,493cc |
| Z | ガソリン | 7人 | 4WD | 5,797,000円 | 2,493cc |
| Z | HEV | 7人 | 2WD | 6,399,800円 | 2,493cc |
| Z | HEV | 7人 | E-Four | 6,619,800円 | 2,493cc |
| Z | PHEV | 6人 | E-Four | 7,649,400円 | 2,487cc |
| エグゼクティブラウンジ | HEV | 7人 | 2WD | 8,649,300円 | 2,493cc |
| エグゼクティブラウンジ | HEV | 7人 | E-Four | 8,869,300円 | 2,493cc |
| エグゼクティブラウンジ | PHEV | 6人 | E-Four | 10,699,700円 | 2,487cc |
※改良前(Xグレード設定時)の情報とは価格・スペックが異なります。
HEV(2WD・7人乗り)で比較すると、エグゼクティブラウンジの8,649,300円に対してZグレードは6,399,800円で、その差は約225万円です。Gグレード(2WD・7人乗り)との差はさらに大きく、約305万円になります。
シート・2列目装備の違い
グレードごとのシート仕様は、乗り心地や快適性を左右する最も大きな差異のひとつです。公式スペック表をもとに、3グレードの違いをまとめます。
エグゼクティブラウンジシートの特徴


エグゼクティブラウンジの2列目シートは「エグゼクティブラウンジシート」と呼ばれ、シート表皮にプレミアムナッパ本革(シートサイドとシートバックの一部は人工皮革)を採用しています。
主な機能・装備は以下の通りです。
- パワーロングスライド
- パワーリクライニング+メモリー機能(好みの角度を記憶)
- 伸縮機構付パワーオットマン
- オットマン&アームレストヒーター
- リフレッシュシート機能
- ベンチレーションシート
- 大型アームレスト(カップホルダー各席1個+小物入れ2個付)
- 回転格納式テーブル(防汚処理付バニティミラー付/各席1個)
- リヤマルチオペレーションパネル(脱着式)※2列目シートに設置されている、空調・シート・オーディオなどをスマホのような端末で操作可能なもの

これらの装備のうち、パワーロングスライドやリフレッシュシート機能などはエグゼクティブラウンジ専用の装備です。
Zグレードのシート
Zグレードの2列目は「エグゼクティブパワーシート」で、シート表皮は合成皮革です。
パワーオットマン・快適温熱シート・ベンチレーションシート・折りたたみ式サイドテーブルを備えており、実用性は十分です。ただし、スライド機構は電動ではなく手動となります。
Gグレードのシート(7人乗り)
Gグレードの2列目は「リラックスキャプテンシート」で、シート表皮はファブリック+合成皮革です。マニュアルオットマン・回転式アームレスト・快適温熱シートを装備しています。
電動系のシート調整機能はありませんが、日常用途には十分な快適性を備えています。
なお、8人乗りの場合は6:4分割チップアップシートとなり、アームレストや収納の仕様が異なります。
シート仕様まとめ
| 項目 | Gグレード(7人乗り) | Zグレード | エグゼクティブラウンジ |
|---|---|---|---|
| シート名称 | リラックスキャプテンシート | エグゼクティブパワーシート | エグゼクティブラウンジシート |
| シート表皮 | ファブリック+合成皮革 | 合成皮革 | プレミアムナッパ本革 |
| 2列目スライド | マニュアル | 手動 | パワーロングスライド |
| リクライニング | マニュアル | パワー | パワー(メモリー機能付) |
| オットマン | マニュアル | パワー | 伸縮機構付パワー |
| オットマン・アームレストヒーター | ― | ― | 標準 |
| リフレッシュシート機能 | ― | ― | 標準 |
| ベンチレーションシート | ― | 標準 | 標準 |
| 快適温熱シート | 標準 | 標準 | 標準 |
| テーブル | 折りたたみ式サイドテーブル | 折りたたみ式サイドテーブル | 回転格納式テーブル(バニティミラー付) |
| リヤマルチオペレーションパネル | ― | ― | 標準(脱着式) |
外装の違い
グレードによって、ヘッドランプやホイール、ムーンルーフなどの外装装備に違いがあります。
ヘッドランプ

エグゼクティブラウンジおよびZグレードには、3眼LEDヘッドランプ(ハイ・ロービーム/ オートレベリング機能付) + LEDクリアランスランプ(デイタイムランニングランプ機能付)+LEDコーナリングランプ+ LEDシーケンシャルターンランプ+LEDフロントフォグランプが標準装備されます。
一方、Gグレードでは、3眼LEDヘッドランプ(ハイ・ロービーム /オートレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ+LEDフロントフォグランプが標準装備されます。
タイヤ・ホイール
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タイヤ・ホイールのサイズやデザインもグレードによって異なります。
- エグゼクティブラウンジ:PHEVは225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール、HEVは225/65R17タイヤ&17×6½Jアルミホイール(いずれもシルバースパッタリング塗装)を標準装備
- Zグレード:PHEVは225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール(シルバースパッタリング塗装)、HEV・ガソリン車は225/60R18タイヤ&18×7Jアルミホイール(ハイパークロームメタリック塗装)を標準装備
- Gグレード:225/65R17タイヤ&17×6½Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)を標準装備
ムーンルーフ

左右独立ムーンルーフ(電動シェード&挟み込み防止機能付)は、エグゼクティブラウンジに標準装備されます。
Zグレードでは、後席用パワーサイドサンシェードとのセットメーカーオプションとして設定されており、Gグレードには設定がありません。
サイドマッドガード

エグゼクティブラウンジでは、標準でサイドマッドガードに「メッキモール」が施されており、Z・Gグレードとの質感の違いが表れています。
内装・質感の違い
3グレードでは、内装加飾だけでなくステアリングやエアコン、収納まわりの仕様にも違いがあります。
Gグレード
- インストルメントパネルとドアトリムに「GRAPHITE MESH+ブロンズ塗装」を採用
- 内装色はブラック
- ステアリングは本革巻き
- エアコンは前席左右・前後独立温度コントロール
- ナノイーXはフロントに装備
- センターコンソールは小物入れ・リヤボックス付き
シンプルな加飾と実用的な装備を中心とした、落ち着いた内装にまとめられています。
Zグレード
- インストルメントパネルは合成皮革巻き+スパッタリングを採用
- ドアトリムは合成皮革巻き+スパッタリング+ステッチ付き
- 内装色はブラック/ニュートラルベージュ※
- ステアリングにはUZURAMOKUまたはDARK BROWN(木目調)を採用
- エアコンは前席左右・前後独立温度コントロール
- ナノイーXはフロントに装備
- センターコンソールはレジスター・リヤボックス付き
Gグレードよりも加飾や素材の質感が高められ、実用性と高級感をバランスよく備えています。
エグゼクティブラウンジ

- インストルメントパネルに「UZURAMOKU+ブロンズスパッタリング」を採用
- ドアトリムはUZURAMOKU+合成皮革巻き+スパッタリング+ステッチ付き
- 内装色はブラック/ニュートラルベージュ
- ステアリングは本革巻き3本スポーク(本杢加飾付)
- エアコンは前後左右独立温度コントロール
- ナノイーXはフロント+リヤに装備
- センターコンソールは合成皮革巻きで、レジスター・リヤボックス付き
- グローブボックスも合成皮革巻きで、鍵・照明を装備
本杢や合成皮革を多く使用し、空調や収納まわりまで上質さを重視した仕様となっています。
※Zグレードのニュートラルベージュはプラグインハイブリッド車のみの設定色です。
音響・エンターテインメントの違い
音響・エンターテインメント装備は、グレードによって内容が異なります。
エグゼクティブラウンジ
- JBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー/12chオーディオアンプ)を標準装備
- 14インチリヤシートエンターテインメントシステム(リモコン付)を標準装備
後席での移動時間を快適に過ごせるよう、音響・映像装備が充実しています。
Zグレード
- 標準は10スピーカー
- JBLプレミアムサウンドシステムをメーカーオプションで選択可能
- JBL選択時は、14インチリヤシートエンターテインメントシステム・HDMI入力端子とのセット装着
- セットオプション価格は401,500円(税込)
標準仕様はシンプルですが、オプションによってエグゼクティブラウンジに近いエンターテインメント環境を選べます。
Gグレード
- 10スピーカーを標準装備
- JBLプレミアムサウンドシステムは非設定
- 14インチリヤシートエンターテインメントシステムも非設定
全グレード共通
- ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusを標準装備
- Apple CarPlay・Android Auto・Bluetooth・フルセグTVに対応
- コネクティッドナビは初度登録日から5年間無料
安全装備・運転支援機能の違い

トヨタセーフティセンスは全グレードに標準装備されています。
全グレード共通の主な安全装備
- プリクラッシュセーフティ(歩行者・自転車・自動二輪車検知)
- レーダークルーズコントロール(全車速追従)
- レーントレーシングアシスト
- ロードサインアシスト
- ドライバー異常時対応システム
- 電動パーキングブレーキ
- ブレーキホールド
- S-VSC
- TRC
上位の運転支援機能
Zグレードでは、以下の機能をセットにしたメーカーオプションを選択できます。
- アドバンスト ドライブ(渋滞支援)
- アドバンスト パーク(リモート機能付)
- パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)
- 緊急時操舵支援
- フロントクロストラフィックアラート
- レーンチェンジアシスト
Gグレードは一部装備内容が異なります。
アダプティブハイビームシステム(AHS)
- エグゼクティブラウンジ:標準装備
- Zグレード:標準装備
- Gグレード:メーカーオプション
基本的な安全装備は全グレードで充実していますが、より高度な運転支援機能ではグレードによって設定内容に違いがあります。
ボディカラーの選択肢
2026年6月現在、設定されているボディカラーは以下の3色です。
| ボディカラー | 備考 |
| プラチナホワイトパールマイカ〈089〉 | メーカーオプション(33,000円・税込) |
| ニュートラルブラック〈229〉 | 標準色 |
| プレシャスレオブロンド〈4Y7〉 | メーカーオプション(55,000円・税込) |
Gグレード(ハイブリッド)ではプレシャスレオブロンドが選択できず、2色のみの設定となります。Zグレード、エグゼクティブラウンジ、PHEVモデルでは全3色が選択可能です。
各グレードのおすすめな人まとめ
エグゼクティブラウンジがおすすめな方

- 後席に座る機会が多い方、または後席の方をVIP待遇でもてなしたい方
- 本革シートやリフレッシュ機能など、後席の快適性を最優先する方
- JBLサウンドシステムや14インチリヤモニターなどエンターテインメント装備を標準で求める方
- ビジネス送迎や長距離移動に頻繁に使用する方
Zグレードがおすすめな方
- ガソリン・HEV・PHEVから自分のライフスタイルに合ったパワートレインを選びたい方
- 後席快適装備と価格のバランスを重視する方
- スポーティな外装(LEDシーケンシャルターンランプなど)を好む方
- オプションで装備を柔軟にカスタマイズしたい方
Gグレードがおすすめな方
- アルファードを初めて検討する方で、予算を抑えながら上質な乗り心地を求める方
- 7人乗りだけでなく、8人乗りも選択したい方(ZとエグゼクティブラウンジはいずれもPHEV設定が6人乗りのみ)
- 2026年6月改良で全グレードに標準化された足回りの恩恵をリーズナブルな価格で享受したい方
よくある質問(FAQ)
Q. エグゼクティブラウンジとZグレードの価格差はいくらですか?
A. HEV(2WD・7人乗り)で比較すると、エグゼクティブラウンジ(8,649,300円)とZグレード(6,399,800円)の差は約225万円です(2026年6月3日一部改良後・税込)。
ただし、ZグレードにJBLサウンドシステムや14インチリヤモニターなどのオプションを追加すると、実質的な差は縮まります。
Q. Gグレードでもラグジュアリー感はありますか?
A. Gグレードのシートはファブリック+合成皮革とシンプルですが、2026年6月改良で全グレードに標準化された足回り(周波数感応型ショックアブソーバー)により、乗り心地の質は底上げされています。
7人乗り・8人乗りが選べる点や、価格を抑えながらアルファードならではの上質さを味わえる点で、初めてアルファードを選ぶ方に向いています。
Q. エグゼクティブラウンジにガソリン車の設定はありますか?
A. ありません。エグゼクティブラウンジはHEVとPHEVのみの設定です。ガソリン車を希望する場合はZグレードを選ぶ必要があります。
Q. PHEVを選ぶ場合、グレードや仕様の選択肢はありますか?
A. PHEVはZグレードとエグゼクティブラウンジに設定があります。いずれも6人乗り・E-Fourのみとなります。ZグレードPHEVは7,649,400円、エグゼクティブラウンジPHEVは10,699,700円です(税込)。
Q. 後席サンシェードはどのグレードに設定がありますか?
A. 後席用パワーサイドサンシェードは、左右独立ムーンルーフとのセットで、Zグレードにメーカーオプションとして設定されています。エグゼクティブラウンジではムーンルーフが標準装備のため、後席用パワーサイドサンシェードも装備されます。Gグレードには設定がありません。
まとめ

40系アルファードは、価格・シート表皮・2列目装備・内装加飾・音響・エアコン・外装など、多くの点でグレードごとに明確な差があります。
現在では中古車としても市場に出てきていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。



